■■の国に~再び終わりへ~
「賢者」は「命火」と一緒に一番眺めがよい所に行く、、
その場所は、「賢者」が、、
そうして、再び訪れる滅亡へと、、
「賢者」は「命火」と一緒に「星奏国家」を一望できる場所に来ていた、、
「どうしたの?こんなところに行こうなんて、、いっつも誘うのは私なのに、、」
「少しな、、そろそろ起きないといけない頃だ、、だから、最後に話をしたくてな、、「命火」、、私を実寸大で見てくれたものにね、、」
「、、やっぱり、、あの「空間の怪物」ってのは、、「命風」、、貴方のことだったのね、、ねぇ、どうして「星奏国家」を滅ぼすの?」
「、、私は、、それが最適解だと思ったから、、このままいけば、「星奏国家」は分裂し、世界を巻き込むほどの事件を起こす、、それを防ぐためには、、「星奏国家」を、、滅ぼさなければならない、、私はそれ以外、、思いつかなかった、、すまない、、本当に、、すまない、、」
「賢者」が拳を固く握りしめながら「命火」に対して、、
「星奏国家」に対して謝っていた、、
その謝罪を聞いていた「命火」が口を開く、、
「、、いっぱい悩んで、、いっぱい苦しんで、、それでも、民を思う気持ちや私を思う気持ちを持ち合わせる、、やっぱり「命風」、、いや「賢者」は優しいね。」
「、、っ!?ど、、どうして、、、知って、、」
「賢者」が驚き振り向くと、、
「命火」は「賢者」のことを抱きしめる、、
「、、っ!?な、、何を!?」
「ん~?怖いんでしょ?帰りたくないんでしょ?本当は、幻想とわかっていてもここに残りたい、、まだ、私と遊んだり、他の「十奏者」と言い合いたい、、戻らぬ過去に今もまだ光を見ているんでしょ?」
「命火」が言った言葉に「賢者」は返せないでいた、、
「命火」は言葉を続ける、、
「でもね、、それを私は許すことはできない、、」
「な、、なんで、、」
「貴方はその自分を殺してしまうかもしれない選択をした、、でも、貴方は生きることを選んだ、、なのに、過去に残ろうとする、、それは、私たちに対しての侮辱だし、、あなたを待っている者に対しても非礼に値する、、私はね、、友達として、戦友として、、貴方に生きててほしいし、忘れないでいてほしい、、欲張りかもしれないけど、、このぐらい欲張りじゃないと「十奏者」は務まらないしね、、」
「命火」は離れ、「賢者」と顔を合わせていた、、
それから数秒後、「命火」が口を開く、、
「答えはすでに決まっているでしょ?過去は変えられない、、辛いかもだけど、、帰ろ?」
「命火」が「賢者」に問いかけると、、
「賢者」は返事をするように「風刃魔法 無慈悲な旋風」と「冥炎魔法 不浄を消す炎」を発動させる、、
「やっぱり、、綺麗な魔法だね、、洗練されてて統制が取れている、、それでも明確な殺意が存在している、、最後に見るのが「命風」の魔法でよかったよ、、」
「、、、ありがとう。「命火」。」
「賢者」は自身の親友である「命火」に「炎」を向ける、、
だが、「命火」は逃げようともせず、防ごうともせず、その「炎」を受け入れ、静かに焼かれていった、、
そうして、「賢者」は再び、自身の故郷である「星奏国家」を滅亡へと導く、、
「風」を地上に這わせ、「炎」によって上空を覆い、民を痛みも恐怖もなくその人生を奪って行く、、
「、、許してくれとは言わない、、私を恨め、、「星奏国家」の民たちよ、、」
「賢者」は国家を一望できる場所から呟いた、、
そうして、「賢者」は「魔導神」がいる場所まで行く、、
「、、っ!!ど、、どういうことだ!!地上は”風”が這いずり、空は”炎”が覆いつくしている!!何処にも逃げ場がない!!どうする!!「命爆」!!」
「、、「魔導神」様だけならば逃げれる、、今すぐに向かうぞ!!」
「命爆」が他の「十奏者」に指示をする、、
しかし、その眼前に「賢者」が現れる、、
「、、先生に会いに来たら、他の「十奏者」がいたとは、、そう言えば、滅ぼすときもこんなもんだったか?覚えてないな、、」
「何を言っている?お前はこの状況を理解しているのか?「命風」。」
「命幻」がそう言いながら「賢者」に近づく、、
だが、「命爆」が叫ぶ、、
「、、っ!!「命幻」!!そいつから離れろ!!」
「え?」
「命幻」が「命爆」の言葉に振り向く、、
しかし、「賢者」は「命幻」が振り向く瞬間を見逃さず、即座に「命幻」の胸に手刀を突き刺した、、
「、、がはっ!!ど、、どういう、、貴様、、」
「あんたが一番厄介だからね、、そう言えば、これも言った記憶があるな、、」
「さっきから、、何を言っている!!」
「命爆」が叫ぶと同時に「賢者」が「風刃魔法 不可視な凪風」を放つ、、
その攻撃を防げたのは「命爆」のみであった、、
「やっぱり、あんたは防げるんだね、、流石に「十奏者」の「第一奏者」として長年君臨し続けてないね。」
「、、何をした?お前の服が少しなびいたと同時に、他の者たちは断ち切られた、、お前、、今まで実力を隠していたのか?」
「、、さぁね。あんたには関係ないことだ。」
「なめるなよ!!」
「命爆」が「冥炎魔法 止まらぬ連爆」を発動させ、「賢者」に向かって行く、、
しかし、「賢者」はその攻撃を「風刃魔法 太刀風」で「命爆」を宙に浮かし、切り裂いた、、
「、、あんたに時間はかけてられないんでね。それに、、「風」は無慈悲で忠実だよ。」
「賢者」はそう言いながら「魔導神」が待つ扉の前まで行く、、
扉に着き、「開錠魔法 全ての鍵」を唱え、扉を開く、、
扉の向こうで待っていたのは、「魔導神」と初代「永悪」こと「第六奏者 星奏命永」エルバが待っていた、、
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