■■の国に~語り合う二人~
「賢者」は幻想を見ていた、、
そうして、「魔導神」がいる元へと行く、、
「魔導神」が集めた理由は、、
「賢者」は幻想を見ていた、、
二人は、扉の前にいた、、
「ほら、開かないと、、「魔導神」様を待たせてしまうよ?」
「、、っ!!だって!!この扉!!重いんだもん!!手伝ってよ!!「命風」!!」
「、、なんで力で開けようとしているのよ、、「命火」、、魔術を使って開けなさいよ、、」
「あぁ!!そうだった!!「開錠魔法 全ての鍵」!!」
「命火」が魔術を唱えると門が開く、、
その奥にいたのは、「魔導神」と「十奏者」であった、、
「遅いぞ!!貴様ら!!いつまで「魔導神」様を待たせる気だ!!」
「うぇ~、、ごめんなさい!!「魔導神」様!!」
「、、はぁ、、貴方もあなたですよ、、「命風」、、あなたほどの者であれば扉など開けずとも、直接来れたでしょうに、、どうして、いつも「命火」と一緒に来るのですか?」
「、、私の選択に口を出さないでもらえる?「命幻」、、私に口を出したいなら、、私より強くなってからにしな、、」
「、、何だと、、貴様、、この私が弱いと言いたいのか、、?「命風」、、」
「え?事実でしょ?」
「、、っ!!貴様、、!!!」
「やめろ!!「命幻」!!「魔導神」様の御前であるぞ!!「命風」もだ!!むやみやたらに挑発をするな!!」
「はいはい、、相変わらずだね、、「命爆」、、」
そんな会話をしつつ、二人は席に座る、、
そうして、「魔導神」が話を始める、、
「さて、、始める前ではあったが、、賑やかであったな、、良きことだ。「十奏者」とは「星奏国家」の矛であり、盾でもある。民を勇気づけたり、民を癒したりすることもある。「十奏者」同士が仲良しなのはいいことだ。」
「仲、、良かったか?」
「さぁ?でも、「魔導神」様がそういうならそうなんじゃないの?」
「まぁ、、そんな話は置いておいて。今回、皆に集まってもらったのは、「空間の怪物」の予言が出たからだ、、」
「魔導神」の言葉に「賢者」を除き、「十奏者」の全員が驚く、、
「、、っ!?「空間の怪物」だって!?」
「冗談じゃねぇぞ!!前に現れた時は「十奏者」全員と「重奏騎士」たちを総動員してやっと打ち取ったんだぞ!?」
「、、今回、、現れたら、、私たち、、勝てるかなぁ?「命風」、、」
「、、ん?あぁ、、そうだな、、まぁ、、勝てるんじゃないか?」
「、、?どうし、、」
「落ち着け!!我々「十奏者」が取り乱せば、民も取り乱す、、まずは、相手の正体についてだ。「魔導神」様、、今回の「空間の怪物」はどのようなものなのですか?」
「、、今回は、、”見えなかった”、、」
「、、っ!?ま、、「魔導神」様が”見えなかった”のですか、、!?そ、、それほどまで強大なのでしょうか、、」
「、、わからない、、今回は、「空間の怪物」が現れると予言が出たこと、その正体は不明ということだ。今後の対策は、追って説明をするため、それぞれで鍛練と準備をしておいてくれ。」
「魔導神」が「十奏者」に伝えると、「十奏者」はそれぞれの行動に移るために席を立っていく、、
「あぁ、、そうだ。「命風」。」
「はい?」
「君は少し残ってくれ。話があるんだ。」
「え、、あぁ、、はい。分かりました。」
「じゃあ!!私、外で待ってるねぇ~。「命風」。」
「あぁ、分かったよ。「命火」。」
そうして、「魔導神」と「賢者」の二人だけが部屋に残った、、
最初に「魔導神」が口を開く、、
「、、さて、、この空間は扉が完全に閉ざされると外に声や音が漏れないようになっている、、」
「そうですか、、それで、、どうして私を残したのですか?」
「今回、出た「空間の怪物」の予言、、”見えなかった”と言いましたが、、あれは嘘です。本当は、貴方の姿が見えました。それも暴風を起こし、背後に太陽と見まがうほどの炎を見ました、、言葉を包まず、遠回りもせずに聞きます。あなたはどこから来たのですか?そして、この未来は正しいのですか?」
「、、遥か、、はるか先の未来から来ました。そして、その予言は正しいです。」
「賢者」は淡々と返事をした、、
その返事を聞いた「魔導神」は、肩の力を抜き、椅子の背もたれにもたれかかる、、
「そうですか、、遥かと遠い未来、、その未来では、「星奏国家」は存在しないのですね、、私のことはどう伝わっていますか?」
「、、貴方の名前は誰も知りません、、ですが、「魔導神」は称号ではなく本物になりましたよ。」
「そうですか、、その言葉を聞けて良かったです。さぁ、「命火」が待っていますよ。」
「魔導神」がそう言い、「賢者」は席を立ち、扉に向かって行く、、
扉の前に立つと「賢者」が口を開く、、
「、、ありがとうございました。先生、、本当に、、ありがとうござました。」
「えぇ、、貴方のその生に幸福がある事を願いますよ。」
そうして、「賢者」は扉を開け、外で待っていた「命火」とともに離れていった、、
扉の前に誰もいないことを確認すると「魔導神」が口を開く、、
「、、この国が無くなるのは、、確実、、でも、私が育て上げ、鍛え上げた者の力を見れると同時に受けれるというのであれば、、これもまた、教育者としての褒美でしょか、、」
「魔導神」は悲しそうにしながらも心のどこかでは強い興味を持っていた、、
そして、「賢者」は「命火」との最後の時を過ごす、、
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