■■の国に~動き出す思考~
何もわからないまま戻された二人、、
しかし、二人には古代からの知識があった、、
そこからさまざまなことを考え、聞きながら攻略を進める、、
「、、これは、、面倒くさい国に入ってしまいましたね、、、」
「そうだな、、後には引けないしな、、」
「賢者」が後方に視線をやる、、
いまだ、後方は濃い霧が覆っていた、、
「多少は、、探知魔術でどうにかなるかもしれないが、、無事に戻れる保証はない、、このまま、、この国の謎を解き明かす方がいいだろうな、、」
「わかりました、、」
「あの、、旅の人?どうしたのですか?外はもう暗いですから。いかがですか?」
「、、どういうことですか?私たちには明るく見えますが、、」
「え?今は、、「祈りの時」ですよ?外はすでに夜のはずですが、、、」
「、、失礼を承知で聞きますが、、「祈りの時」とは何を指しているのですか?」
「そうでした!!旅の人は知らなかったのですね、、今、我々の国で行われているのは「聖人の神行」です。この行いは、朝、夕暮れ、夜で行われます。そして、「神行」は時間によって呼び名とやることは変わります。朝は「荒の時」、夕暮れは「静の時」、夜は「祈りの時」です。朝の「荒の時」で自身の中に溜まった邪悪なものを出すために、断食を行ったり、歩き続けたりします。夕暮れの「静の時」には、「荒の時」に行ったことを癒すために、粥を食べたりや瞑想をします。そして、最後に今の時間、、「祈りの時」です。明日の朝焼けまでアムレス神様に祈りを捧げ続けます。それを1年のうちに数回やります。それが「聖人の神行」、、我々が神が歩いた道を行くためにすることです。」
「なるほど、、では、私たちも祈りだけですがいいですか?」
「えぇ、どうぞ。」
兵士が二人を門の中へと案内する、、
しかし、二人が門を通過した瞬間、、
あの声が聞こえる、、
「、、祈らず、敬わぬものはこの国にいらず、、許可を得て出直せ、、」
すると、二人は再び門の前にいた、、
「、、どうやら、、聞くことは間違いだったようだな、、」
「ですね、、でも、誰の許可を取ればいいのでしょうか?門から現れる兵士はきっと許可を出している、、」
「これ試してみるか、、」
「賢者」が呟く、、
そうして、「想霧国家」の門が開かれる、、
再び、兵士が顔を出し、声を出そうとした瞬間、、
「賢者」が兵士の首を斬り飛ばす、、
「、、っ!!我が主!!どうして!?」
「いいから、、見ていろ、、」
「賢者」が「騎士」に向かって言う、、
首を斬られて兵士は何事もなかったかのようにあの言葉を出す、、
「あれ?お客様ですか?今は、「祈りの時」ですので訪問はお断りしているのですが、、」
「ほらな、、こいつは私たちを認識できていない、、ただ、私たちが”答えた”からこいつも反応しただけ、、命のない傀儡は決められたことのみをやり続ける。こいつは「門から顔を出し、指定した言葉を出し、答えた者を間違った道に行かせる。」そう決められたんだろう、、つまり、このまま入れば、、」
そうして、「賢者」と「騎士」は首のなくなった兵士を無視して、「想霧国家」に入っていく、、
だが、首がないはずの兵士はいまだに同じことを繰り返していた、、
「あれ?お客様ですか?今は、「祈りの時」ですので訪問はお断りしているのですが、、」
「、、まだ言っていますよ、、」
「哀れだな。魂はすでに輪廻に帰っているはず、、なのに、中身のない傀儡として使われ続けるとは、、首を切っても意味がないとみると、、私たちがこの国の謎を解かない限り、、”解放”はないだろうな、、」
「それは、、」
そうして、二人は兵士の案内なしで国内を回っていく、、
しかし、国内で唯一言葉を出していたのは、兵士のみであった、、
「やはり、、あの兵士しか喋っていませんね。他は骸骨か声帯がない者ばかり、、ならば、許可はあの兵士なのでしょうか?」
「、、一度聞いてみるか、、」
そうして、二人は兵士のもとへ帰る、、
「あれ?お客様ですか?今は、「祈りの時」ですので訪問はお断りしているのですが、、」
「、、まだ言ってる、、本当に、、こいつが出しているのでしょか?」
「さぁな、、だが、おい。私たちに許可を出せ。」
「、、、、、き、、ききききききき、、、許可は、、許可は私ではありません、、ありません!!!!!」
兵士が突然荒れ狂うと同時に二人の意識が消えた、、
だが、「賢者」はその瞬間を一瞬ではあったが捉えていた、、
兵士が首のない体をまるで粘土のように自由自在に変え、二人の首を切っていたことを、、
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