■■の国に
姫の陣痛が始まる、、
そこで「賢者」が的確な指示を出す、、
そうして、生まれる尊い命、問われる質問、、
二人が次に行く国は、、
「、、っ!!陣痛が始まった!!「騎士」!!空間を切って悪性菌を取っ払え!!」
「わかりました!!」
「騎士」が空間を切る、、
すると、姫と親衛隊隊長との間に少しだけ真空ができ、両者を引っ張った、、
しかし、「賢者」が防御結界を張ったことにより真空はなくなった、、
「陣痛が起こってるってことは、もうすぐ生まれるってことだ!!力めよ!!姫様!!治療魔術は、赤子のことを考えるとかけられないからな、、メイドの手をつかんで我慢をしろ!!」
それから数分間、、姫は尊い命の最初の冒険のために自身の命を懸けていた、、
そうして、この世に新たな命が生まれた、、
「、、あ、、あぁ!!うぁぁぁ!!」
「あぁ、、生まれた、、生まれたわよ!!メイ!!」
「えぇ、おめでとうございます!!姫様!!」
「よし、、なら、少しは安静にしているとよい。「治療魔術 完全なる安息地」。」
「賢者」が唱えると姫の周りに緑の円が現れ、半円状のドームが形成された、、
「その中にいれば、半日程度で全開になる。まぁ、、それはそれとして、、「隠匿魔術 二人だけの秘密室」、、これで、この会話は私たちだけが聞こえる。少しだけ話をしよう。エルバスタの姫様。」
「、、えぇ、、応じます。きっと、できることはそれだけですから。」
「そうだな、、わたしがお前に聞きたいこと、、それは、赤子を最後まで愛をもって育てられるか。この国の王として民を導けるかだ。」
「、、私は、、王として、母として、、己の命を懸けて守り抜きます!!」
姫が答えた内容に「賢者」は笑みを浮かべていた、、
「、、その答えが聞けて良かったよ。じゃあ、頑張りな、、「救国の女王」さん。」
「、、何を言っているのですか?私に二つ名など、、」
「さぁね、でも、この国を再建すればつくかもね。」
そう言うと、「賢者」と「騎士」は王女と団長たちに挨拶をして、王城を後にした、、
門へと向かっている最中に「騎士」が言葉を発する、、
「我が主、、一つ聞きたいことが、、」
「ん?なんだ?」
「確か、、どこの王家であっても子供を授からない魔術があったような気が、、」
「あぁ、、あるぞ。メルベストであっても、エルバスタであってもその魔術は存在している。だが、姫は使っていなかったようだな。」
「どうしてですか?」
「さぁな、本来、そう言ったことは専属のメイドや執事が教えるが、、教えてなかったか、、使えないようにされていたか、、だな。」
「そういうことですか、、できれば、、使えないようにされていた、、と考えたいですね。」
「そうだな、、そう思いたいな、、」
二人がそう言いながら門をくぐると濃い霧が二人を飲み込んだ、、
最初に反応したのは「騎士」であった、、
「、、っ!!我が主!!何者かの攻撃かもしれません!!警戒を!!」
しかし、「賢者」は至って冷静であった、、
「安心しろ。この霧は相手の攻撃でも、誰かからの歓迎でもない。あくまで自然現象だ。だが、、これから目の前に見えるのは絶対に自然現象ではないことだけは頭に入れておけ、、じゃなきゃ”持っていかれる”ぞ?」
「え?」
「賢者」が「騎士」に警告をすると、、
二人の正面の濃い霧がだんだんと薄くなっていく、、
そうして、霧から現れたのは、、、
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