表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/34

永悪の、、~剣士~

「悪剣」と「騎士(賢者)」が戦っていた、、

しかし、「悪剣」は余裕をもっていた、、

だが、「転身の魔術」を使って、互いの体を元に戻す、、

「悪剣」と戦っていた「騎士(賢者)」は苦い顔をしていた、、


「はぁ、、本当に、、使いづらいなぁ、、この体は、、」


「何?言い訳?魔法を使えて、「永悪」様と同格な「賢者」と違って、貴方は魔法も使えない、、ただの”剣士”、、貴方は「永悪」様どころか、、私にすら勝てない!!」


「悪剣」がさらに速度を上げる、、

しかし、「騎士(賢者)」はその攻撃を全て躱し、受け流す、、


「早いなぁ、、「悪剣」とやら、、お前、剣を取ってから何年経つ?」


「、、百年とちょっと、、私は「永悪」様の剣、、そして、貴方を倒して、最強になる剣士!!」


「そうか、、なら、、相手は私ではだめだな、、」


「何を言ってるの?」


「残念なことに、この”体”は私の物ではなくてな、、」


「は?」


「私たちは、今、「転身の魔術」によって”体”を交換している状態なんだ。」


「ど、、どういう、、」


「ん?「転身の魔術」は知ってるだろ?」


「えぇ、、「魔導神」が作った”三大禁忌”の一つ、、内容は「任意の相手と肉体と魂の交換」、、でも、「永悪」様が作った牢獄には、「魔術封じ」がかかっていたはず、、なのに、、どうして、牢獄に入れられて、魔術が解けてないの?」


「禁忌と呼ばれるには、それ相応の強さと理不尽さが詰まっている。例えば、この「転身の魔術」だ。これは、「肉体と魂の交換」。すなわち、「人間の根源の交換」というわけだ。」


「は?「根源」?」


「そう、「根源」だ。人が持つ「根源」とは、「その人物がどのような才能を持ち、経験を得て、力を使っているか」というのが「根源」だ。まぁ、、もう少し細かいが、、お前のような者にはこちらの方が伝わるだろ。」


「、、、ん?」


「頭を傾げるな、、まぁ、、何だ。お前の「根源」なら「百年と少しの剣術で世界最高峰の剣士「従順たる騎士」に勝るとも劣らないほどの才能と経験を持っている」ということだ。」


「なるほど、、つまり、、私は強いということ、、」


「まぁ、そうだ。そして、どうして、私がこんな話をしたかだ。」


「遺言?」


「違う。こんな話をしたのは、私が「転身の魔術」を使って、「騎士」の「根源」と「賢者」の「根源」を無理やり入れ替えたからだ。」


「それの何が問題なの?」


「まぁ、禁忌に指定されるほどだから、問題は沢山ある。例を挙げれば、「根源」を入れ替えることで肉体の維持ができない。失敗をすれば「根源」そのものが無くなり、存在そのものが無くなる。入れ替える対象がいなかった場合、無機物も対象になってしまう。など、、色々とある。まぁ、そこは私の腕でどうにでもなる。」


「じゃあ、、何が問題なの?」


「入れ替えることで、「肉体が引き出せる力に制限が設けられる」ことが、我々の「転身の魔術」による問題だ。今は、、約6割程度と言った所だ。」


「え、、こ、、これで、、6割?ど、、どういう、、」


「安心しろ。今から、私たちは元に戻る、、思ったよりお前たちが”強かった”ということだ。光栄に思え。」


「騎士(賢者)」と「賢者(騎士)」が目を合わせる、、

すると、二人の体が一瞬、脱力し、再び体に力を入れる、、


「ふぅ、、やはり。自分の体が一番だ。我が主の体は「魔力貯蔵庫」でな、、私からしてみれば使いづらい。」


「あ、、貴方が、、本当の「騎士」?」


「あぁ。改めて「従順たる騎士」だ。名前については、、まだその時ではなくてな。悪いがこの名乗りで勘弁してくれ。」


「そう、、それでも私は負けない!!」


「悪剣」が剣を構えると同時に「騎士」は横に立っていた、、

その速度は、「賢者」が「騎士」の”体”を使っていた時とは、比べ物にもならなかった、、

お読みいただきありがとうございます。

誤字脱字、意見などありましたら、コメントなどしていただけると幸い。

高評価、ブックマークなどもよろしくお願いします。

この作品は不定期です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ