永悪の、、~脱獄~
「永悪」に敗れた二人は牢に閉じ込められていた、、
「騎士」は「重増之牢」に、、
「賢者」は「吸魔之牢」に、、
しかし、二人はその牢から、、
「賢者」と「騎士」がメルベストの地下牢獄へと幽閉される、、
「おら!!お前はこっちに!!お前はここに入っておけ!!」
「うぅ、、」
「なんだ?新入りか?」
「、、動けない、、どういうことだ?」
「ここは「重増之牢」重さから逃げるためにもがけばもがくほど重くなる、、まさに、武人、騎士殺しの牢だ。」
「、、あんたは?」
「俺は、この牢にとらえられた反逆者、、「アルデルト」だ。よろしくな。」
「そうか、、じゃあ、向こうの牢は?」
「向こうの牢は魔術師殺しの牢、、「吸魔之牢」だ。あっちに入れられたのは、お前さんの女か?」
「、、まぁ、、あいつの”体”が私のだ。」
「、、?どういうことだ?」
「まぁ、、どうでもいいさ、、おい!!そっちは魔力練れるか!?」
「いえ!!こちらでは魔力は練れないです!!」
「そうか、、なら!!体内ではどうだ!?」
「体内なら、、いけそうです!!」
「なら!!体内で魔力を練って身体強化をかけて牢をぶっ壊せ!!」
「わかりました!!そしたら、お嬢!!「アーデル」を呼び出してください!!あいつならそっちの牢でも動けて壊せるはずです!!」
「わかった!!なら、始めろ!!」
そうして、二人が各々のやり方で牢の破壊を試みる、、
「おいおい、、あんた、、ここはもかけばもがくほど、、」
「知ってるよ、、今やってるのは「説得」だよ、、」
「はぁ?」
「騎士」がそう言った瞬間、、
「騎士」の頭上に一人の可憐な女性が現れる、、
「もぉ~最悪!!私が契約したのは最強で、最速で、かっこいい騎士様と契約したはずなのに、、どうして、、そんな騎士様を支配している女に呼び出されなきゃいけないのよ~、、」
「、、私だってお前のことは呼び出したくなかった、、だが、この牢から出るにはお前の力がいる、、だから、恥も承知で、、この私が頭を下げてやる、、だから助けろ!!「龍すら斬るもの」!!」
「、、、あんたから、、「頭を下げる」なんて言葉が出るとはね、、いいわよ?私が手を貸してあげる。」
そういうと、可憐な女性が腕を横に振るう、、
すると、鋼鉄の折がまるで紙切れのように切れた、、
「さぁ!!私に対して頭を垂れて感謝をしなさい!!「賢者」!!」
「、、ちっ!!ありがとう、、アーデル、、とっとと帰りな!!」
「ん~?何だって~?聞こえな~い。」
「黙れ、、ほら、あんたの愛しい主が捕まってるよ、、」
可憐な女性が「吸魔之牢」へと視線を送る、、
そこには、身体強化をして、鋼鉄の折をへし折っている「賢者」の姿があった、、
「、、ふぅ、、身体強化は得意ですが、、やはり、体が違うと難しいですね。」
「お前の体よりは、だいぶ楽だろう、、しっかし、、何なんだ、、お前の体は、アーデルがついてるからと言って、魔力が練れないにもほどがあるだろうが、、」
「すいません。それで、、どうしますか?体は戻しますか?」
「いや。このままでいく、、いざというときに戻す、、それまではアーデルも私に憑いた状態でいてもらう。」
「え~、、なんでこんなに可愛いアーデルちゃんが、あんたみたいなやつのことなんて聞かなきゃいけないの?」
「おい、アーデル、、我が主の話は聞け、、」
「えぇ、、でも、、」
可憐な女性が祖言った瞬間、、
「騎士」の体を使っている「賢者」が威圧をする、、、
「おい、、アーデル・ジーク、、私は「騎士」のようには甘くないぞ?それ以上無駄口を叩くなら、、お前の剣ごとお前を殺すぞ?」
「賢者」の眼はそれが本当のことを言っていることを表していた、、
それは、アーデルにも伝わっていた、、
「わかったわよ、、でも、これだけは教えて、、どうして、体と魂が違うの?」
「、、私の”転身の魔術”によるものだ。魂はそのままに体を変える「魔導神」の三大禁忌のうちの一つだ。」
「そういうことね、、」
「賢者」はどうして、「騎士」と「賢者」の体が入れ替わってるのかをアーデルに説明をし、地上へ向かおうとする、、
しかし、その足を止めたのは、牢に残っている者であった、、
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