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添い猫  作者: 神崎信


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嗚呼 哀しいかな

見て 見て わたし の こと を 見て欲しい


華やかそうに 幸せそうに 見せかけている


画面の向こう側 その更に 向こう側の 闇


人は見かけに寄らず はたまた 人は見かけ通りか


善意は 人知れず ひっそりと 灯りを燈している


悪意は 我が物顔をして 全てを 呑みこんでいく


何か理由がある訳ではない 中身は すっからかん


世の中が悪い訳じゃない 悪いのは そいつらさ


繋いだ手を ずっと 離さないように


しばらくすると また 何事も無かったかのように

振る舞うしかない


ああ かなしいかな ああ かなしいかな





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