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添い猫  作者: 神崎信


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お菓子の家

ぱらぱら と 空から 白いものが 降ってきた

その 白いもの は 砂糖 だった

瞬く間に 地面は 真っ白な 砂糖で埋め尽くされた

積もった 砂糖を 人差し指で 掬い 舐めてみる

当然ながら 甘い


ザクザク と 砂糖の上を 歩いていると

少し先に ぽつんと 家 が 見えて来た

その 家に 近付いて 目を凝らすと

壁はビスケット ドアはスポンジケーキ

屋根はチョコレート 窓は透明な飴で 造られていた


周りには チョコレートがゴロゴロと転がっている

色々な ケーキや大福 が 所狭しと 並んでいる

チョコレート を ひと粒 拾い 口に含む

美味しい 幸せな気分になる

どうせ 夢だけど もう少し 夢の中に 居させて


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