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2.キミといる景色 【アルバート編】




★誤字脱字報告有難う御座います。とても、とても助かります★




それから数日、穏やかな日々が続いた。

アルバートとエドガーは二人揃って食堂を毎回利用するようになり、依然より味が良いと評判になった食堂は、使用していなかった第一騎士団の人達もちらほらと通うようになった。


「あ、アルバート様! エドガー様。こちらの席空いてますよ! 一緒にどうです?」

第四騎士団団長のラキが立ちあがって手招きをする。

彼は二人が心を許す相手だ。来年の春に幼馴染の女性と結婚する。

彼女は大盛況になってしまったこの食堂で(せわ)しなく今も働いている。少しでも一緒に居たいからとの事だったのが、この盛況っぷりでは話す事もままならないだろう。


「昼は特に混雑しているな。 二人で話す時間もないだろ?」

水のおかわりを注ぎながらテーブルを拭いて空いた席を案内しているアイラに目を向け無表情のままラキへと質問する。


「そうですね。でも俺がこうやって見る時間があるから。 同じ空間に居られるのは、良いですね」

そう話す視線はアイラへと向かい、とても優しい。


ふと、彼女もこちらに顔を向けると顔を赤く染める。そして一度逸らした視線をまたラキへと戻し小さく手を振って去って行った。


「~~~~っ!」


両手で顔を覆って耳まで赤くするラキは

「たまらん。うちの嫁、可愛い。何あれ…」と悶えていた。


それを見て、分からなくもない。と今ならはっきりと言える。

リリアナはシェフだから厨房へと引っ込んでしまうが、同じ空間に居ると思うだけで毎日が色鮮やかだし、食事も断然と楽しみだと感じられる。


はぁはぁと肩で息をしていたラキだが、何かを思いついたかのように口を開いた。


「新しいシェフの女性もお二人の幼馴染なんですよね?」


「うん。 そうだよ。リリアナ・マルチェって言うの。僕、アナの事がとっても大好き。アイラ嬢も仲良くしてくれてるみたい。有難うね」


「いや、こちらこそ良くして貰ってるようで。有難うございます」


「ふふっ。アル兄も嬉しそう!」


相変わらずの無表情だが、どこか嬉しそうな顔の動きはあっただろうか?

ラキは苦笑いを浮かべながら「良かったです」とだけ答えた。


「あ、お二人は今度の夜会に出席されますか? 俺達も招待して貰ったんですが二人とも華やかな場所に出たこと無いから緊張してます」


今度の夜会。とはダグラス公爵邸で開かれる社交界で、多くの貴族が招待されている。

出席者を見ても良識的なメンバーが多いので英雄騎士伯を承ったばかりのラキとパートナーが出席するには最高の場となるだろう。


「あぁ。出席するよ。私は親戚の女性にエスコートを頼まれていてね。 エドガーは婚約者と行く予定だ」


「えっ!? エドガー様、婚約者の方がいらっしゃったんですか?」

兄が好き過ぎるこの弟に婚約者が居るなんて初耳だった。貴族界隈では有名なのかも知れないがラキは新米貴族の為、情報には疎い。

以前、ラングドン家は両親の意向で恋愛至上主義だから政略結婚はしないと聞いた。


「うん。正義のミカタみたいな、アル兄みたいな女性だよ」

頬を染めて嬉しそうに答える天使…。じゃ、なかった。エドガー様。見てる方も頬が緩む。


ほんわかとしたこの雰囲気の今、この会話に上がった夜会がきっかけで世の女性達を震撼させる噂が飛び交う事になるのを、まだ誰も知らない。



夜会に出席した後、一際話題を掻っ攫った噂がある


【第二騎士団団長 アルバート・ラングドン様には未発表の婚約者が居る】


そして続くのは「本人が認めた」と言うのだ。

これは新聞の一面も飾り、アルカレジ王国の多くの女性が涙したと言う。

もちろん、この話はリリアナの耳にも入っていた。


「マルチェさん。この事、ご存じだったのかしら? 知らなかったと言っても、すでに周知の事実。 あなた、ちょっと彼らと馴れ馴れしいんじゃないかしら。 ご婚約者の方が知ったら…、」

「「「嫌よねぇ~」」」と来て

「優しさに甘えて、図々しいのよ」とか「調子に乗ってんじゃないわよ」と続く。


今、リリアナが文句を言われている場所は女子更衣室。

全く文句を言う暇があるなら働けよと思う。忘れ物を取りに来たらサボっていた掃除係りの女性に囲まれたのだった。


はぁっと溜息を一つ付き、反撃しようとするとロッカーの影になった窓から声が上がった。


「ちょっと! 部外者が煩いのよ!!」


窓の方を見ると掃除係りのフローラが外で箒を手に持ち仁王立ちしていた。

彼女は窓をよじ登って中に入ってくるとリリアナの前に立つ。


「多勢に無勢…。気に入らないわね。 あんた達、掃除終わったの?だいたい、アルバート様と知り合いでもないくせに文句言うなんて余計なお世話ってもんよ」


箒を前に突き出す。

相手は怯むが、3対2。まだ勝てると思ったのか言い返してくる。


「あら。相手は上級貴族の男性よ?リリアナさんはただの知り合い。しかも平民だなんて。 婚約者に配慮するのは当然でしょ? それが出来てないからご忠告をしてあげただけよ。弁えなさいって。ね」


フローラに守って貰う後ろでふと思う。

その通りかも知れない。さっきまでは言われた事に腹が立って反撃しようと思ったけど、言われている内容は正しいと思えた。

いつまでも幼馴染として側に居れば、二人のお相手は嫌だと思うかも知れない。

考えが至らなかった。

と言うか、考えないようにしていたのかも知れない。


「リリアナさぁ~ん。忘れ物、あった?」


この場の空気に相応しくない、のんきな声がドアを開けて入って来た。

固まる皆を見回して「あれ?どうしたの? やだ!フローラったら箒なんて人に向けて」

ラキ団長の婚約者として有名なアイラが来ては勝ち目がないと思ったのか、取り囲んでいた女性達が「よく考えなさいよ」といって立ち去った。


「なにあれ。 何かあったの?」

きょとんとしたアイラにフローラが「今晩、三人でご飯行こう」と言って立ち去った。



ここは親睦会でも利用した飲み屋。

「ごめんなさい。気になったから先にフローラから事情を聞いてしまったの。それにしても嫌な人達!!」

頼んだサラダを取り分けながら憤慨する。


「本当よ。ラングドン兄弟と仲が良いリリアナさんに嫉妬してるんだわ」

アイラからサラダを受け取ったフローラがカットされたピザをその皿に取り分ける。


「でも、彼女達の言ってる事も間違っていないわ」

あつあつの唐揚げにレモンを絞りながら答えるリリアナ。


三人はひとまず「「「カンパーイ」」」と言って続きは食べながら話す事にした。


「あ、フローラとリリアナさんはいつ知り合いになったの?」

同じ職場ではない。アイラが知る限りでは挨拶程度のはず。


「話したのは、さっきが始めてよ」

チーズが垂れるっとはふはふさせながらフローラは言う。


「……。フローラ。私、あなたのそういう所、大っ好き」

隣に座る彼女を思いっきり抱きしめる。すると、リリアナも


「改めて、さっきは有難う。箒を持って窓をよじ登ってくるあなたはとても素敵だったわ」

思い出したのか、ふふっと笑う。

そして笑顔が消えると、ふと寂しい表情になり


「私、エドガーに婚約者が出来た事は知っていたわ。旅の同行者に聞いたから。それは心から嬉しいと思ったの。立場が違うと言われようと、私は彼を本当の弟のように可愛がっていたから…」

ギュッと両手を握りしめる。

「でも…、アルバートは。無理。嫌だわ…。彼に婚約者が居るなんて…」


アイラとフローラは顔を見合わせる。

二人とも自分の相手に婚約者が居たことはない。それでも想像すると、それだけで胸が張り裂けそうに辛かった。

何かリリアナに良いアドバイスは…。と考えるが二人とも恋愛経験豊富なわけではない。上手い言葉が出てこない。


「あはっ、ごめんなさい。暗い空気。 ……私、ずっとアルバートだけが好きでね。あんな良い男いなくない? 家柄が良いのに顔も良いってどんな王子様だって思うし、スタイル良くって文武両道、向うところ敵なし!な強さもあって、優しくて、思いやりがあって…。 彼は天才って言われるけど、実際、才能はあるんだけど努力の人なの。才能に胡坐をかくんじゃなくて日々の鍛練も欠かさないのよ。 …それに、本当に私の事を大切に思ってくれて…。私、アルバートだったらどんな彼でも好きなの。身分なんて関係ないのよ。 あんな…、あんな 素敵な人、もう二度と、出会えなぃ…」

リリアナは絞り出すように最後まで話すと下を向いて泣き出してしまった。


「へぇ。リリは私の事をそんな風に思っていたのか」


自分の真後ろから聞きなれた声がする。

両手で口元を隠すと、がばっと顔を上げて目の前のアイラとフローラを見つめる。

焦りで泣いた涙も引っ込む。


二人はにっこりと笑って

「ラキに相談して、アルバート様を呼んで貰ってたの。…それにしても、凄いタイミング」

苦笑いをするアイラの隣にはラキ。フローラの隣にはディラムが立っている。


「なんか拗れそうな気配を感じたからね。二人には話し合いが必要かなって思って。リリアナさんは逃げちゃいそうって思ったから内緒で呼んじゃった」

悪びれない様子で言うフローラの頭にぽんと手を乗せ、ディラムがリリアナに「ごめんね」と言う。


「いや、こちらこそ迷惑を掛けた。お二人には感謝する。皆は食事を続けてくれ。私はリリアナを連れて先に失礼するよ」

と言って後にするのだが、店を出る前に店員に「あそこのテーブルの支払いはすべて私に付けてくれ」と言って帰った事は最後の会計時まで誰も気が付かなかった。




まずい、まずい、まずい、まずいってば!!

アルバートはどこからどこまでを聞いていた?私、勢いで話してたけど、何んて言ってた?

すでにアルバートの顔をまともに見られないパニック状態になっている。逃げたい!

しかし、店の外に出れば馬車を呼んであったのか手を取って乗せられた。逃亡もできず…。


いやいやいや。

今、二人っきりの空間とか要ります?

耐えられない!

無理だーっと脳内で叫んだ所で馬車は二人を乗せて動き出す。無情。


「ラキから話は聞いているんだけど…。私は腹が立っていてね。働かない人間に給金を支払う必要はないと思っているんだ。だからね、本日付けで三人ほど新しい掃除係りの募集をかけて貰ったよ。人気職だから、すぐ見つかるだろうね…」


アルバートの言わんとする事は理解出来る。が、仕事が早い。

今日の今日で彼女たちはクビになったのか…。だがサボっていた事実はフォロー出来ない。

ぼそりと「一番許せないのはリリアナを恫喝したことだけれど…」と呟いたが小さすぎて拾えなかった。


「ところで…。先程、リリアナの可愛い口から「ずっとアルバートが好き」と聞こえたんだけど詳しく聞かせてくれる?」

向かい合って座っているアルバートがコテンと首を傾げる。


コテンとか…。

エドガーみたいに可愛くないからね? 今の私には対面するアルバートは恐怖でしかない。

なんと恐ろしい事を言うんだ。

さっきの話をもう一度して欲しいだって?

さすがは【氷月の騎士】様だよ。無慈悲な行動に震える!

もぉ~~~。 穴がなくても埋まりたいぃ…。


「言わなきゃダメ?」

両膝の上で握る拳を見つめたまま確認すれば、アルバートは溜息を一つ吐いてリリアナの隣に移動してきた。


あぁ!なんで?なんで隣? 心臓が口から出ちゃいそう…。

「あの…、アル、バート。話すから、もうちょっと離れて?」

リリアナの腰を抱き寄せ、自分の方に向けようとするアルバートの胸を押し返すが、逆効果。厚い胸板に筋肉を感じてより緊張が高まり顔から火を噴きそうだ。


「リリ。 …リリアナ。ほら、 言って?」

顎を掴まれてアルバートの方へ向くよう固定される。

澄んだ青い瞳にはあきらかに熱があり、その色気にあてられる…。もうすべて言ってしまいたい。抗う事なく気持ちをすべて彼にぶつけて楽になりたい。


「アルバート、あなたが好き。…大好きなの」

恥ずかしさの余り、見つめ合う瞳がじゅわりと潤む。

告白と同時に腰にあった手を強く引き寄せ、顎を押さえていたもう片方の手をくいっと持ち上げるとキスで口を塞がれた。


「…ん、 俺のリリアナ。…、愛してる」

唇の角度を変える合間に、愛の言葉を伝える。


「あ、…ん、アル。はな…しを」

掻き抱くように抱きしめては、ちゅっ、ちゅ…と馬車の中にリップ音が響く。


アルバートが、はぁっと息を吐き出して顔を離すと

「話は後だ。まずは、キスをさせて」

と言って貪るような熱いキスに溶かされた。


いつラングドン邸に着いたかなんてわからない。

腰抜けになって、ふわふわしたリリアナをアルバートは抱きかかえ部屋まで運んだ。

彼はリリアナの就寝の準備をするようメイドに伝えると部屋を出て行ってしまった。


湯に浸かりながら先程の事を思い出す。

「なにあれ…っ! あんな、色っぽいアルバートなんて知らない」

始めて男を感じた。怖いと思った。あんな、食べられるようなキス…。

今までどれだけ彼に甘やかされていたのか…。

結局、話をしていない。


アルバート、き、き、キスの合間に、愛してるって言った。

婚約者の事は愛していないの? それでもその人と結婚するの?

私はどうなるの?


先程までの熱に浮かされるような気持ちが萎み、不安が大きく伸し掛かる。


「駄目だ。ここで考えていたらのぼせそう…」


ぱしゃり…。

浴槽から出て脱衣所へと移動した。


今夜はもう何も考えないで寝てしまおう。それが一番だ。

今なら先程のキスの夢が見れるかも知れない。

そう思えば幸せな気持ちが蘇ってきた。


用意された寝間着に着替えてドアを開けると、ベットの上にアルバートが座っていた。


「ゆっくり温まったかい?」

彼も寝間着に着替えており、話をするから隣においでと手招く。

今の自分は薄いワンピースの夜着一枚だ。

羞恥に頬を染めるが、アルバートの表情は変わらない。


うん。

あの顔は私のような邪な動揺をしていない。

アルバートの無表情は小さな頃から見慣れているので違いはわかる。

一人で狼狽えているのも馬鹿らしいのでゆっくりとベットへ向かうと、手を差し伸べられ隣へと座らされる。


「髪を乾かしてあげるから、背をこちらに向けて」

と言うと、肩に掛けてあったタオルをするりと外して頭の上に乗せて来た。

タオルで優しく髪を撫でながらアルバートが話し出す。


「リリアナ。君を誤解させてしまって悪い事をした。 まさかこんなに話が広まると思わなかったよ。正式には私に婚約者はまだ居ないんだ」


「どういう事?」

眉間に皺がよる。言っている意味がいまいち分からない。


「私の言った婚約者と言うのは君の事なんだ。昔から私が好きな女性はリリアナしかいないからね」


リリアナは息を飲み、両手を口元へ持って行く。


「……、ねぇ。 もう一度聞かせて?」


「何度でも。 私が昔から好きな女性はリリアナ一人だ。君が愛おしいという気持ちは理屈ではないんだよ。泉の水が滾々と湧き出るように、愛おしいという思いが日々更新されていく。君の全てが愛おしくて大切なんだ。どうか、私の婚約者になってくれないか?」


くるりと向き合えるよう位置を変えると、目の前には顔を真っ赤にしたアルバートがいた。

頭から手を離し、両手を上に挙げた状態のまま頬を赤く染めている。

その可愛らしい仕草に愛おしさが込み上げる。


リリアナは両手を伸ばし勢いよくアルバートに抱き付いた。

勢いを殺せず、アルバートはそのまま後ろへと倒れる。


「アルバート! 嬉しい。大好き!」

上に乗ったまま、アルバートの頬を両手で挟み軽くキスをする。

その大胆な行動と伸し掛かる柔らかい体に、アルバートの喉がコクリと鳴った。

「あ、良かった。嬉しいか。 そうか、 その、…降りるか?」

彼女に押し倒されるのは出会った時と合わせて二回目になる。


アルバートの動揺をよそに、リリアナは胸元に頭をぐりぐりと押し付ける。

「婚約者はいなかったのね? いないけどいるのね。しかも私!?」

二人とも会話が噛みあっていない。

まだ理性の残るアルバートは幼い子に諭すように話す。


「リリアナ…。私は君を愛してる。君は夜着で、ここはベットの上だ。 どういう事かわかるかい?」


「わかっているわ。 私はあなたの婚約者で、もう子供じゃないって事も…」

どちらからともなくキスをする。


「では…、馬車の続きをしても?」

リリアナを引き寄せ、背に腕を回し強く抱きしめると上下を入れ替えるようにベットの中央へと回転した。

真上に見える、艶めいたアルバートの微笑みを見て体が震える。


「ええ。続きをして? アルバート…、愛してる」

「私も愛しているよ。リリアナ…」


アルバートから繰り返し受けるキスは徐々に熱を帯び深くなっていった。





後日、仕事で先に出たアルバートの代わりにエドガーと一緒に朝食を取っていると驚きの事実を告げられた。


「本当にアナはわかんなかったの?」

肘をテーブルについて、手に持つフォークをプラプラさせながらエドガーが続ける。


「婚約者なんて最初っから決まってるんだよ。昔からアナはアル兄の婚約者候補なんだ。 君が帰って来た時点で候補から婚約者に決定してる。アナは変だと思わなかったの? 小さい頃から「三人で居たいから一緒に勉強しよ?」って言ってやらされてた貴族のマナーのお勉強。 それにパートナーがいる方がやりやすいから一緒に学んで?って言って練習したダンス。 貴族名鑑から出すクイズをやろう!って言って自然と覚えさせられたこの国の貴族の名前や家族構成。全部、全部、アル兄と結婚する為の教育だからね。今じゃ、アナはそんじょそこらのご令嬢より立派な貴族令嬢だよ」


ご令嬢より立派な貴族令嬢ってなんのこっちゃ…。

ってかなんのこっちゃ。


「それに、アル兄の部屋の隣なんてお嫁さんの部屋だからね。小さい頃からその部屋に泊まってるって事は…。そういう事なんだよ?」ニヤリとエドガーが笑う。


では、ラングドン家では最初から、そのつもりだったのか…。


「僕はアナが落ちて来たあの時、アル兄の顔を見た瞬間に「この人が僕の義姉さんになる」ってピンときたからね」



天使の綺麗な微笑みで「大好きなアナ義姉さん、おめでとう」と祝福を述べた。






これにて【キミといる景色】完了となります。長い間、読んで下さって有難う御座いました。


もし、宜しければ次回の作品も宜しくお願い致します。

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[良い点] みんながみんな、いい子過ぎたー( ;˙꒳˙; ) あと、作者さんの言葉遣いのチョイスがいい♡
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