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チートな最適魔法  作者: 四葉翠
7/9

お姉さん!肩が!

ギリ間に合いませんでした。オーマイガー!すみません!

お姉さんに連れられて近くの森にある湖にやって来た、僕は見えた瞬間に走り出して裸になって湖に入った。


「ちょっ。ちょっと!服が汚れちゃうよ!」


「替えの服があるから大丈夫〜!」


「そ、それに見えちゃってるよ……」


ん?なんか言ってるみたいだけどボソボソ過ぎて聴こえない……まぁ、いいか!


「お姉さんは水浴びしないのー?」


鍛錬した後にはいつも家の庭で冷えたタオルで身体を拭いて気分でお風呂に入っている。だから湖で水浴びをすると言うことは無かったので今テンションがとても上がっている。


湖に潜ってバシャバシャと泳ぎ遊ぶ、水浴びをしに来たと言うよりこれでは水遊びに来たみたいになっている。


だが忘れてわいけない事を忘れている、魔物を見ていないからこの辺りには居ないのだろうと言う考えは危険であると言う事を……何処にでも居る、この辺り魔物は居ないようだとしっかりと分かるには相当高度な察知などが必要だろう、だがそれでも居ないとは思ってはいけない。それが魔物だ。


「子供だからいっか……うん、いいよね」


そう呟くと彼女は下着姿になり水に入っていく、寝れても大丈夫なのかと思うがそう言う事を想定された冒険者の女性がよく使う下着のようで水に濡れても大丈夫のようだ。風を使って乾かす、熱を出し乾かすなど幾つかあるようだ、夏と冬で使え分けている人も多いそうな。


「冷たい!でも気持ちいいね、汗が流れて気持ちいい」


「そうでしょー、お姉さんは泳がないの?」


「お姉さんはいいかなー、シューハ君は泳げるんだね?泳げない子も多いのに」


「だって逃げる時に泳げなかったらダメじゃない?だから家族と一緒に練習したんだよー」


「そうなのねー」


そんなゆったりとした時間は突如として終わりを告げられる……盛大な水飛沫を伴って。


グワァァ!バシャーン!


「「!?」」


迫り来るのは蛇型の魔物、特徴としては水に紛れる薄く綺麗な青色、ほぼ透明と言っても過言ではないと言えるような姿で体長は約4ハルと言う所だろうか。


「あれはインビルシャーク!シューハ君を狙って居るの!?シューハ君こっちに来て!早く!」


「う、うん!」


普通の子供だったら恐怖で動けなくなってしまったり、動けたとしても水の中のせいであまり動けないだろうがシューハは体幹を鍛えており体力もある為にお姉さんの後ろに辿り着く事が出来た。


そしてそのまま突っ込んで来るインビルシャークに攻撃をする冒険者のお姉さん


「炎の弾丸!」(ファイアバレット)


グワァァ!


それがインビルシャークのちょうど真ん中辺りに当たると身体が消えかかっているではないか


「ッ!良かった!ちょうどそこなコアがあったのね!」


コアとは魔物の心臓とも言える部分の事だ、種族や個体によってはコアの位置が全然違う為それを見極める眼を養うことが大事だとされている。ゴブリンなどのコアの位置は人間で言うと心臓がある場所とは逆側にコアがある。このインビルシャークと言う魔物は個体によってコアの位置が異なる、又はコアの位置が移動すると言う非常に厄介な魔物として有名である。


本来はコアを狙ったらそこから動かずに消えていく筈なのだが今回のインビルシャークはコアが真ん中辺りにあり尚且つこちらに向かって口を拡げながら突進していた為にちょうど顔の部分だけが冒険者のお姉さんの肩を付近を通過はして言った。通過した……つまり肩の骨は持っていかれていないが肩より少し下の腕の肉が体力に持っていかれてしまった。


「お、お姉さん!肩が!肩が!」


インビルシャークの牙には即効性麻痺毒がある為にシューハの言葉には反応せずにお姉さんは意識を失い倒れてしまった。


「お、お姉さん!大丈夫!?どうしよう、どうしよう!うわぁーん!」


泣きながらも血を出し過ぎると死んでしまう、他の魔物を呼び寄せるかも知れないと言う事をパパの狩りについて行き教えて貰ったのでどうにかしようと自分の魔力を使うシューハ、何とかなる筈だ、なんでも出来たじゃないか僕の魔力は!これならお姉さんの地下にだって止められる!と思いながら魔力を行使する。


水の中では止まっているか分からないためにお姉さん引きずり陸へとあげる、砂利などにより所々傷が出来てしまったが今はいいだろう。



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