第四十二話 エロジジイ、、、
ケモツー村、改め「ケモツーアイランド」の魅力で骨抜きにした竜種4人をホテルグランドハチミツに連れて行ったらもはや失神寸前だった
「「「「な、、、な、、なんだこの城は、、」」」」
外観に圧倒されたのか、、それとも庭に咲く桜が綺麗過ぎたのか、、フロントが綺麗だったからか、、はたまたエレベーターが自動だったからか、、ハチミツのいい香りか、、とにかく大興奮の4人
チェックインスタートは15時だったのだが
遅れに遅れ18時チェックイン
急いで部屋食を温め直し提供したら食べる、食べる、竜って食いしん坊みたい
パパ竜は呑みまくるし、ママ竜は鏡で自分を観ながらだし
ルミエンドはおもちゃを机の下に隠しながら遊ぶし
おじいちゃんは、、、出血多量なのかいっぱい食べていた。
「どれも美味しい!最高よここは」
「幸せだよーぐへへ、、ウプッ、、ウェー」もはやグデングデンのパパ、、そりゃそうだよ!イガーの焼き鳥屋で100杯は呑んだからね!
しかも今ちょっと口から出てなかった??
怖いでし、、怖いのーと心で叫ぶアストロイ
「ルミエンド、、さっきから何してる?」
「!何もしてないよおじいちゃん、、おじいちゃんこそ服が赤いよ」
「なっ!!何でもないぞ!コレは、、」
「ママ、、いつまで鏡みてるの?」
「なっ!なによ、、女は自分磨きよ」
「ふーん、、さっき色とりどりな瓶を持ってたね」
「、、ルミエンド、、久しぶりに稽古してあげようかしら?」
「!!ウソです!ママが綺麗でぼくは幸せだなーエヘヘ」
「そう、、ならいいわ」
母は強し
「アナタ!酔っ払わないで!ちょっと屋上で涼んできたら?もうっ」
「ウヘヘ、、そうするよ、、、」
「ムウッ、、ワシも食い過ぎたな、、どれルミエンド!屋上行ってみるか」
「うん」
「「「うわぁー綺麗ーだのう、だねえ、だ」」」
時間はもう夜7時過ぎ
辺りは真っ暗
眼下に拡がるのは照明に照らされた露天風呂、と奥の方にあるケモフィ村が少し明るいか、、
あとは満天の星空
天の川が光り輝き、星々がキラキラ光り、月が3つ(しかもデカい)幻想的な景色を見せてくれる
この世界は月みたいな衛生があっちにもこっちにも
赤っぽい物や、黄土色、空色、輪っかのある物まで
「うわぁ、、島の星空も綺麗だったけど、、ここも最高だね」
「ああ、そうだな、、おっ!アソコにも風呂があるぞ」
「ウヘヘ、、涼しい、、」バタンッと倒れるパパ竜
「パパ、、もうっ大丈夫?」
「ほっとけ!竜じゃからな死にゃせんわい
それより脚だけでもつけようかのう」
「うん」
「、、まいったな」
「ウフフ、、ここは、、すごいねおじいちゃん」
「ああ、、」
「、、あれ?コレって、、あむっ」
「ん?何を食べておる?」
「甘ーい、、チョコだコレ!はいおじいちゃん」
「ん?なんじゃ、、真っ黒だな、、ムッ、、にがっ、、、いや、、甘いな、、オオッ、、凄い香りだ」
「ねっ!!おいちー」
「たまげたわ、、明日からは金がいるんじゃと、、」
「うん、、、でも僕たちお金ないよ!!」
「、、あるじゃろ、、この前2人で、、」
「あっ!あの黒いの」
「ああ、、アレはかなり高値なはずじゃ」
「やったー!おもちゃー」
「ムフフ、、待っとれよ、、白鳥獣人よ!」
この後竜種4人は世界中のあらゆる素材や魔物を持ってきてくれる上得意様になるのであった
否、、どハマりした!
もはやドップリと!!恐るべし地球のエンタメ
そしてソレを再現する恐るべしブーとノム爺
エアブラシをどうやったのか、、
フィギュアは?
化粧は?
、、、そして、、、
深夜皆が寝静まった頃、、コソコソと動く1人のおじいちゃん、、
そのおじいちゃんは屋上からサッと飛び降りると気配を殺しながらソソクサと昼間の白鳥獣人の居た部屋へ忍び寄る
「ウフフ、、ホントに来てくれたのね!もおー、す、け、べ、さん」
「ムホホホー」
昼間整体で胸を、、ゴホンッ、、心ゆくまで整体マッサージを堪能したおじいちゃんは帰り際に
「夜中来てくれたらもっと、、凄いのやってあ、げ、る」と言われてしまった!
そんな事を言われてしまったら男なら行くしかないじゃろ、と鼻息荒くしたおじいちゃん
もはやエロドラゴン、、エロ仙人、、エロジジイでしかない
「よ、、よるは、、な、、何を、、」
パッと消される照明、、真っ暗になる部屋
すると顔にポヨヨン、、ポヨヨンッと暖かく、弾力のある物が押し付けられる
ポヨヨン、、ポヨヨン、、
「ウフフ、、動いちゃダメよ」
ポヨヨン、、ポヨヨン、、
「ムホホホー」ダラダラと鼻血を流すおじいちゃんであった
帰ったらあの黒い石を全て売ってやる、と硬く決意したエロドラゴン、、もとい、、エロじじいであった
「ウッ、、うーん、、ふわぁーよく寝た!」
ルミエンドが朝起きてベッドから起きるとまず素晴らしい景色が飛び込んできた
それもそのはず
最上階の寝室は壁一面がガラス張り
ベッドに横たわって観てもヨシ
立ち上がって観てもヨシ
コーヒー片手にウットリしてもヨシ
尤も竜種は空を飛べるので「綺麗」とは思うが
泣くほど感動する事はない
でも今朝は凄い綺麗に見えたルミエンドでした
「ママみてー!朝日に照らされたおもちゃがかっこいいよー」
朝食を食べたらまたあのおもちゃ屋さんに行ってエアブラシ教わりたいなー
あー、、島に戻ったらあの石売らないとね!ウフフ
あんな石よりおもちゃの方が百倍かっこいいや
「うーん、、」
ママは鏡に映る自分にウットリしていた
否、もはや泣くほど感動している!
ヤダっなにこの張り、、100歳くらい前の感じね!
ワタシがまだぴちぴちだった頃のハリよ
なに?温泉?化粧水?食べ物?
ヤダっ!何か分からないと落ち着かないわ。誰かいないの、、誰かー!
フト視界の端の狸さんと目が合う、、
「ちょっと、、」
「ハイなの」
「私って綺麗じゃない?」
「ハイなの」
「で、今日はもっと綺麗なの」
「そうなの」
「なんで?」
「なっ、、何でと言われても困るのー」
「ここの温泉のせい?」
「ハイなの、、温泉にはさまざまな効能があるの!お肌のハリ、潤い、ツヤは正に温泉効果なの」
「まあっ!ハリ、ツヤ、潤いっ!なんて素敵な響き!」ウットリするママ竜
「あと化粧水はお肌の潤いを長時間保つ、乾かさない、いつでもトゥルットゥルッにさせるの♫」
「まあまあ、、トゥルットゥルッね♫」
「ハイなの、、そして食べ物!お魚さんやお肉に含まれるコラーゲンはプルプルお肌、、お野菜のカロチンはお肌に栄養を、、さらにフルーツなどのビタミンはお肌の若さを取り戻すの」
「ズッキューん!、、」
「奥様?大丈夫なのー?」
もはやどうにでもして状態のママ竜
自分のほっぺに両手を添えながらベッドに倒れてしまいました
「ウフフ、、トゥルットゥルッよ、、トゥルットゥルッ♫」
島に戻ったらお金に換えられる物をたくさん探そうと決意したママ竜であった
パパ竜はうなされていた!
昨夜飲みすぎた。完全に二日酔い
「きもちわるいー」
と言いながら実は最強竜種
状態異常耐性を上げればすぐに回復するのだ!
だけど今のこの状態を少し楽しむ事にした
朝食には治して、帰る前にまたしこたまお酒を呑もうと考えていたパパ竜
朝食はなにかな、、お肉ならビール?
お魚なら日本酒?
ああ、、悩む!、、ウゥッ、、きもちわるい、、、
コンコンッ!「お客様、おはよう御座いますでし、もし二日酔いで御気分が優れないようでしたらコチラのハチミツドリンクをお飲みくださいでし、、では、失礼するでし」
「はーぁーい!!飲み物?、、ちょっと飲もうかな、、」
ゴクッゴクッ、、あれ、、美味しい、、ゴクッ、、ゴクッ
プハー全部飲んじゃった!
ブワッと身体が一気に軽くなるパパ竜
「あれ??僕なにもしてないのに、、酔いが覚めた
あれ?えっ?なんで?」
まさか、、この飲み物???
なんだ、、、なんなんだここは、、、!ヤバいよ!
帰ったら島中のお金になる物を持ってこよう、と決意したパパ竜でした
「うまっ!なにこのふわふわ、、、オムレツ?」
「うわっ!ほとんど空気だよ、、パン?」
「ホットケーキおいちー」
「肉だ、、肉を食って血の補充をせねばー、、、」
おじいちゃんだけ何故かミイラかってくらいガリガリになっていた
「おじいちゃん、、大丈夫?」
「お父さん、、何してたの?」
「義父さん、、何かと戦ったの?」
「えええい、うるさい、、血だーもっと血をよこせー」
「怪獣みたいー♫」
「呆れた、、」
「ハァーッ、、お酒美味い」
皆が優雅に食事する中
おじいちゃんだけはスタッフの提供するワゴンまで行き
焼いた肉をバカバカと食べ散らかしていた
「生肉でもいいから持ってこーい」と叫んだとこで
後ろからママ竜の強烈なエルボーを食らって倒れた
「オホホ、身内が失礼しました!やーねっ冗談よ、、
だから絶対に出禁とかやめてねー」
目から血涙を流しながら懇願するママ竜
怖い、、、竜種怖い、、、
「だ、、大丈夫でし」
「だ、、大丈夫なの、、」
アストロイはブーさんには黙ってようと誓った
朝食も済んだ頃、有料のお土産リストと
最上階宿泊客へのプレゼント
今回はママ竜がミスリルならピアスかなーと言われたので小さい金を組み込んだミスリルピアスを用意した
製作者はノム爺
ミスリルと金が見事にマッチした輝き
「美しいわ!ここは全てレベルが高いわね!気に入ったわ。また来ます」
「そうだね!この黒トリュフってのとお酒がまた合いそうで今からワクワクするよ、、また来ます」
「えーもう帰るのー?まだ遊びたいよー」
「ルミエンドや、、また近いうちに必ず来るでな!安心せい」
「ホント?おじいちゃん大好きー」
「ホッホッホ!」ギラーンとおじいちゃんの輝く眼を見逃さなかったママ竜
朝食の後おじいちゃんの収納から大量に出された鉱石、宝石の数々を換金してもらったら
獣王国のお札、、約1億円分
今まで見つけては収納に入れて溜めていたらしい
それを他の3人には100万円分お小遣いじゃと言って渡した後は残りを懐に入れたおじいちゃん
お土産も買わないし、、絶対怪しい、、
帰りのミツバチさんは17時って言ってたわよね!
怪しいわ。
「じゃあ帰りの時間までは各自自由にしよなー」と足早にいなくなるおじいちゃん
「2人とも、、追うわよ!」
お土産をフロントに預けて気配を殺し、おじいちゃんを追う3人、、
さすが竜種である!!もはや消えてるのでは、と思うほど周りの人にもバレない
キョロキョロと辺りを警戒しながら
ある建物に入るおじいちゃん
「あそこね、、!行くわよ」
「うわっ!ママ」
「おいおい、、ほっとけよ、、」
ガチャンッ!一気にドアを開けるママ竜
すると、、、
「おや。。、、なんじゃ?、、前が見えないのー??えいっ!ポヨヨーン」
頭に白鳥獣人のブラジャーなる物を幾つも被り
前が見えないのーとほざきながら
白鳥獣人の胸を人差し指でチョンチョン触るおじいちゃん
「えいっ、、あー!弱点に当たってしもうたわい、、イッヒッヒッヒ、、、ん?!!げっ!お前何故ここに、、」
「死んで詫びろ!ドラゴンクロー」
バチコーンっとドデかい音と共に飛んでったおじいちゃん
さすが竜種の娘!
恐るべしパワー
結局建物の修理費と白鳥獣人リディアへのお詫びで半分以上お金が減ったおじいちゃんでした
「トホホ、、今まで溜めたのが、、、
よーしっ!世界中の素材をリディアちゃんに渡すぞい」
修理費 2000万
リディアへのお詫び 1000万
3人のお土産 3000万
おじいちゃんの残りは4000万!
ちなみにママ竜は化粧品を全て買ってしまいましたとさ!
そして、パパ竜もおつまみ系とお酒をてんこ盛り!
ルミエンドはフィギュア全部と自分でも作ってみたいと
粘土、エアブラシ、塗料、、その他必要な物全部
フィギュアを飾る棚とかケースまで買ってってくれました!
「ケモツーアイランド一同、またのお越しをお待ちしております」
「「「「すぐきまーす」」」」と言いながら島に戻っていきました
ケモツーアイランドの初日の売り上げ
6000万也
「おい、ブー!すげーな」
「フフフ、、宝石とか鉱石もたくさん手に入ったしね。
さあ明日までに無くなった物を補充するよー」
「「「はーい」」」
そこからがまた忙しかった。
ホテルは部屋の掃除からベッドメイキング
各種アメニティやお土産の補充
明日の料理の仕込み
お酒の確認
屋台担当も仕込みから容器の用意などなど
中でもおもちゃや、酒屋、化粧品が壊滅的なほどごっそり買われた!
他の担当の人も手が空き次第手伝った
「これはあれだな、、、もっと人手がいるな!」
「フフフ、、そうだね!獣王様に手紙でも出そうかな、、」
「あっ!忘れてた!今度白い魔石持っていくっておっちゃんに伝えて貰ってたんだ」
「そうなの?なら大丈夫じゃない?」
「、、今度俺も王都に行こうっと、、もちろん行くよな?一緒に」
「フフフ、、いいよ!多分ビックリするよ」
「そんな広いのか?王都、、それとも美味い飯か??楽しみだな」
今やこっちの方が凄いんだけどね、!、驚くのはそこじゃないよ、とも言えないし。まあいいや
「フフフ」
イガーと焼き鳥の補充を終わった後
リディアと話し込むブー
「大丈夫?嫌だったら断っていんだよ?」
「私、、おかしいと思われるかもしれませんが!、嫌じゃないんです!」
「そう?なら良かった」
「えっ?、、」
「嫌じゃないんでしょ?」
「ハイ」
「ならあの人はリディア指名ね!」
「指名??」
「そう、、ここに来たらリディアだけが対応するのさ
他の子は出来ない!そういうルール」
「もしあのお客様が私に、、、飽きたら?」
「その時は仕方ないさ!お店はお金を頂戴してるからね!割り切れる?仕事として、、出来ないなら辞めときな」
「、、私、、頑張ります。」
「ヒントはね、、」
「えっ??」
「ゴニョゴニョゴニョ」
「ええーーー!」
「えーっと、、化粧品オッケー
お酒、、オッケー
おもちゃ、、オッケー、、あっ!同じ物でも良いけど新しいのもお願いね!」
「わかったでし」「がんばるのー!」
「だがなー、、」
「なんですか?!」
「参考にするのがないんじゃ!」
「それなら、、、ゴニョゴニョゴニョ」
「なんじゃそれは、、!」
「フフフ」
「露天風呂も1週間に一度は掃除をお願いします」
「ハイッ!」
「身体を洗わない人がいたり、、中でおしっこする人も多いので、、」
「えっ!?まさか、、そんな!!」
「フフフ、、じゃあお風呂に入ってるお客様がトイレに行くか見ててね!そしたらわかるよ」
そうなのである、、日本でもプールやお風呂の中でおしっこする人は多い!!
そんな!!まさか!って思う人は
店員さんに聞くとビックリすると思う
塩素が入ってるんだけど
塩素が強い所は中でおしっことか洗わないで入る人が多い
所謂マナーのなってない人が多いお風呂屋さんって事
で、塩素が強いとお風呂から出た後にピリピリしたり
痒くなったり、皮膚に異常が出る
まあそれでも感染症になるよりはずっとマシだからね
そんな訳でなるべく入る人には
身体を洗ってお手洗いを済ませてからゆっくり入ってくださいって一言添えてね、と伝えた
そしたら後日お風呂担当獣人から
「ブーさんの言った通りでした、、トイレの回数が極端に低いです、、、」と
清潔にする魔法?
清潔にする魔石?
そんなのあるかな、、、
たった1組来ただけで全てのチェックが終わったのが夜の10時だったブー
鏡の指紋
洗面所の水滴
ベッドメイキングのシワまで
1つ残らずチェックした
明日はヒト種族、四名様
さてさて、、どうなるやら、、、
あっ!お魚つまみ考えた!!!
「鮭とば」だ!
フフフ、、、思い出したら食べたくなっちゃった
あとで食べちゃお!
電気を全て消して
フロントを通り過ぎて
自宅へ帰るブー
スタッフは明日朝イチからチェックするよう手配してあるから大丈夫
最初から怒りすぎてはいけない
1日に3つくらいまで
そうしないと覚えきれないしね
まるで温泉旅館の女将になった気分だな、、と独りゴチるブーであっな
「うわっ鮭とばうまっ!!」
その頃ホテルの屋上では、、、
「トホホ、、チョコレートを忘れて帰ってしまったわい、、、思い出してきたみたらやっぱり、、ウゥッ美味しかったのに、、ぐすんっ!
昨日来たら竜種がいるし、、
何とかまたブーにチョコレートを頼みたいのおー」
そうゴチりながら露天風呂を堪能する創造神様でした
お風呂は魔石を1000年稼働させたから止められないのであった!!
屋上の露天風呂を大変気に入った創造神様でした
「、、、ギブミーチョコレート、。、、




