↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
凸異世界ケモ獣ライフ凹  作者: バリタチ
30/59

第三十話 ポセイドン様やばみ


 おかしい、、、寝る前に火の魔石を置いたのに!!!寒い。


イガーがピッタリくっ付いてるし、、


おかしい。


寒くて目が覚めたブー!

前世の地球の北海道でも、寝る前にストーブを消して

朝起きると部屋の温度は10度くらいになっている

そんな時起きると、うわっさむっ!って思うが正に今その感じだ


改めて火の魔石を発動!


うん、、暖かい!もう少し寝よう、、



「おいブー!そろそろ起きて朝食作りに行こうぜ?」


「、、、え?ああ、、うん!いやー朝はやっぱり寒いねー」


アレ?さっきここに置いた火の魔石は?ない


おかしい、、、!


外に出るとまだ陽が出てないから真っ暗だった


北海道で暮らしてた時も暗い内から起きてたっけ


まあ北海道はこの世界より凍れたんだけどね(しばれた)=凍るほど寒いの意、北海道弁


「そろそろ雪降るかな?」


「ああ、そうだな!雪降ると余計寒く感じるからなー」


「フフフ、そうだね」

北海道は毎年11月から雪で本土の人達が桜で賑わう3月、4月の頭もまだまだ雪だから

皆んな雪が大嫌い!それでもあの土地で生きてくって事は大変だった

なのに何でだろうね、、この世界で雪が降った時ちょっと安心した。

外は寒いのに部屋を暖かくしてアイス食べるのが好きなんだよね!雪国の人は、、、あっまだアイス作ってなかった。


広場へ行くともう家によっては起きてる人もいる


牛飼いのトムさんなんて僕らより早く起きてミルクを絞ってるし!


村長は、、いつも寝てるか起きてるか分かんないからいいや。


「おはようブーさん」


「おはようイガーくん」


「うん、おはようございます」


「みんなおはよう、俺は今日も元気だぜ」


「あ、イガー!在庫どのくらいあるの?」


2週間肉ダンジョンにいたからね!結構ありそう、、


「こんなもんだぜ!鑑定ー俺の収納リストをブーにオープン」


ヴァンッと映像が目の前に出てきて焦った!


横書きで「ワイバーンの肉、1200キロ

クレイジーカウの肉800キロ、、

、!

、、

、、」


と、諸々リストアップされててとても見やすかった


じゃなくて!


「どーしたの?鑑定のそんな使い方!」


「イッシッシッシ!獣王神様に教えてもらった!鑑定をもっと操れるようになればお前は世界一なんて余裕だって」


「うん、獣王神様の言う通り!常に鑑定する位の気持ちでいてね」


「へーい」


「じゃあ今朝は寒いしお肉もたっぷりあるからアレかな」


「「カルビクッパ」」


色々なお肉ともやしとキャベツ、ごま油、ごま、塩、胡椒、醤油、あとお米を煮込む!最後に溶き卵を入れて完成


お漬物も、たくあんときゅうり


それを350人?345に3人増えたから348かな、、


ミカエル様も食べるのかな、、昨日食べてたっけ?まあいいや


「おはようございます」

「おはよう」

「今日も寒いねー」

「おはようーおじちゃん」「お兄さんだろー」

「フフフ、まだそれやってるの?」

「だって、、あの子しつこいからなー!」

「イガーがしつこいんだよ」

「ちぇっ!」


あ!あの人起こして来なきゃ

「ちょっとイガー代わって」

「へーい」


トントンッ!トントンッ!


「おはようございまーす」一応小声


「グガアー、、ピュールルル、、グガアー、、ピュー」


まだ寝てるならいいか


獣王神様は?、、煙だからなあの方!


「イガー?獣王神様はどこ?」


「え、知らん」


「獣王神様ー朝ごはんですよー」


「なんじゃ?もう朝か?」ポフンッと出てきた獣王神様


ビックリした!一応片膝を着く村人

「「「「おはようございます獣王神様」」」」


もうすんごい大声!


「あーよい!毎朝そんなされたら敵わん!これからはスルーしてくれ!」


ちょっと!日本人の言葉パクってない?もおー


「おはようございます、今朝はカルビクッパです!召し上がりますか?」


「もちのろんじゃな」


「ガクッ」どこまで使いこなすんだか、、しかも古い


ナウでヤングくらいやばい。


「お待たせしました!火傷しないよう気をつけてくださいね、、あれ?ミカエル様は?」


「む?美味そうじゃな!、、ミカエル?アヤつは寝坊助じゃぞ!ガーハッハッハッ昼まで起きん」


「もおー海竜王様も起きないし、、」


「なんじゃ、アイツも寝てるのか。どれ、、起こしてこようかな」


「えっ!」


「ギャアアアアー」


自分の家から叫びが聞こえてきた


ハァーッこれから毎朝こんななの?盛大に呆れるブーであった


バターンッ!と戸が閉まる音がしたと思ったら走って来る海竜王様


「おはようございます!朝食は召し上がりますか?」


「今、今、幽霊が出た!」


「フフフ、獣王神様ですよソレ」


「ふぇっ???、、、あの野郎!久しぶりの挨拶がアレか、、やりやがったな」


「ガーハッハッハッ、、面白かった」


「やい、クソ親父!何でオメーがこの村にいんだよ」


「フッ、ワシここの神様じゃもん!」


「なーにがじゃもんだ!ケッ寝起きが悪いぜ」


「それならまた寝てくれば良かろう、、100年くらい」


「そんな寝まくるタコ助がどこにいる!俺はもう寝るの飽きたんだよ」


「それならもっと早く起きれば良かったのう」


「やかましい、、あー久しぶりに会ったらやっぱりクソ親父だぜ!。おっ、今朝の飯も美味いな!ブー」


「ありがとうございます!足りなかったらおかわりもありますので」


「ワシおかわり」


「なーんでクソ親父がおかわりすんだよ!俺のが無くなるだろ!その辺の牛でも食ってろ」


何なのこの2人。、、獣王神様にこんな文句言えるってやばくない?


観てよ!うちの村人皆んな驚いてるよ!誰もおかわり出来ないでいる、、


獣王神様におかわりを渡してから皆んなの所へおかわりを入れに行ったら喜んでくれた。

あの空気の中行けなかったって


フフフそりゃそうだよね


明日から村長と獣王神様と海竜王様だけ別にしようかな、、、そしたら村長死ぬかな!フフフ


「それよりどうじゃ?周りを見てみぃ、、こんなたくさんの人がお主と朝飯を食ってるんじゃぞ」


「、、へっ、、、うるせえや」


「フッ!、、良かったな」


「、、ああ、、」


うーん、、、詳しく聞けない、、まあいいや


結局獣王神様3杯!海竜王様二杯

ラーメンの丼だよ!食うよねー


「ふう、美味かったぞブーよ」

「ワシも満足じゃ、、またご飯の時呼んどくれ、、じゃあのー」そう言って消える獣王神様


「ありがとうございます、、日中はどう過ごされますか?」海竜王様はこの村に住むのでどう過ごすか聞いてみた


「ああ、、そうだなこの村は今何をしてるんだ?」


「えっと、あちらにケモツー村を新たに開拓してます

ホテルはもうじき完成するので次は大きな露天風呂ですね」


「ほう、、間取りは?」


「はい、、こちらにございます」


「なるほど、、ここが着替え、ここが露天風呂なるオケだな!深さは?」


「えっと、、大人の平均が175センチなので座ってちょうど良い80センチですね」


「フム、良かろう!露天風呂なる大役、我が引き受けようぞ」


「ええええー、、お一人で?」


「ウム!」


「見学しても宜しいですか?」


「ああ、是非見てくれ」


何やら露天風呂を作るというので監視も込めて付いて行く事に

何かあったら困るからイガーも誘った

トンガ達には今日は自由にしてもらった。多分村の開拓を手伝ってくれると思う


「あのーすんません、、名前聞いてもいいですか?」


珍しい!イガーが敬語だ。

それだけこの人のオーラヤバいもんね!


「ム!?まだ言ってなかったか、、これは失礼した

我はポセイドンだ」


「ええええー!ポ、、ポセイドン、、様?」


「ホー、その反応、、分かるか?余は海の神だ」


「、、神様とは知りませんでした!歩いていたもので」


「なあなあ、そんなやべーのか?」小声で聞いてくるイガー


「あのね、獣王神様と同クラスだよこのお方」


「ええーそれはヤベーな」


「フッ、、アイツの方が年寄りだな!余の育ての親みたいなものじゃ!あとあの煙みたいな演出、、アレは嘘だからな」


「「ええええー」」

知らなかった!神様は皆んな煙なのかと思ってた。

だから飯食ってたのか、やられた。


「フハハ、いちいちリアクションとやらが派手じゃな!

どれ、、コレを観たらもっと驚くか?」


建設予定地に着くと何やらフーっと息を吐く


時折設計図を見ながらフーっと息を吐くポセイドン様


、、、


、、、、


じわじわ!、、えっ、、ズズズズッ、、、なになに?!


ズゴゴゴッ!と地面が揺れたと思ったら浴槽の部分がズドーンと凹んだ。


「「うっそー!!!!!」」


「フハハハハ、何をそんなに驚いておる!余はトリプルSランクなるぞ」


「「トリプルSランク!??!ー」


さらにポセイドン様が両手を上げると何処からか岩が飛んでくる


ズドーン、、ドカン、、ズンっ、、ずん!ガコンッ。ズシーン、、!

「ムッコレはアッチか、、この大きさならここか」


とか言いながらスッスッとテトリスみたいに綺麗にハメていく


合わない時はもう一度持ち上げて何やら手を動かすと

シュバパパッとヤスリみたいに削って無理やり合わせていた


浴槽の縁の部分に岩を綺麗に並べ終わったら

何やらまた息を吐いてピカピカにし

さらに滑り止めの効果を浴槽に施してくれた


そしてイガーに「お主魔石作れるな?赤と空色を混ぜれるか?」


と問うとイガーはまだ混ざれないと言う


すると「では赤と青のデカいのをくれ」と


ピカーッ、、ピカーッと2つ作って渡すと


「フンッ」って言ったあと「ホレ」と赤と青の魔石を混ぜた物を作ってくれた


「「、、、、」」もはやぶっ壊れどころの騒ぎではない


レベルが違い過ぎる!この人がいればもう何も困る事はないんじゃないかとすら思えてきた


しかもその合わせた赤と青の魔石を岩をくり抜いた空道にガッチリ嵌めて

オブジェとして浴槽の真ん中にセットしてくれた


「もう発動してよいか?」


「え、、ハイ」と答えると


「とりあえず1000年で良かろう」とか言いながら発動して

お湯がザーっと溢れてきた


「「、、、、」」もはや言葉すら出ない僕とイガー


さらには「ムッ!ここにはすべり台も付くのじゃな」とか言いながら

また両手を上げてどっかから持ってきた岩を加工して

すべり台を3つも作ってくれた

しかも表面はツルツル!


すべり台って書いたのに地球のプールにあったようなめちゃくちゃデカいスライダーだし


あのスライダー滑るのに五分くらいかかるんじゃないかってくらい長いし!


イガーが眼をキラキラさせてるよ、、


「興味あるなら滑ってこい」ってポセイドン様が言うとイガーをフワフワと浮かせ

スライダーのてっぺんまで飛ばした


「うわっ、。ブー、。なんか浮いてる、、、ヒャッホー」


最初こそ不安そうにしてたが、スライダーの入り口に着いたら楽しそうに遊んでる



「フハハハハ、どうした?ブーよ!口が開いておるぞ」


「アハハ、、ちょっとスキルのレベルが違い過ぎて、、」


「ただの重力魔法じゃ、それにお主の森之王も相当なスキルじゃと思うぞ」


重力魔法ってなにさ!!この世の理を弄れる魔法なんて反則でしょ

絶対勝てないよ!あの時手を出さなくて本当によかった

でも最後褒めてくれたね!

ちょっと気分を良くしたブー


「イガーよ、、湯加減はどうじゃ?」


「さいっこーだぜ!」そう言いながら次のスライダーに走っていくイガー


おいおい、、子供かよ、、あっ!イガーはまだ未成年だった


「フハハハハ純粋じゃな!どれワシも滑ろうか」


「えっ、ちょっ!」


ポイポイっと服を脱いでイガーと一緒に遊ぶポセイドン様


丸見えなんだけど、、


もういいや、、なんか気にするだけ疲れる


ミツバチさんにお願いして村の皆んなを呼んだ


「えーナニコレー」

「昨日まで何もなかったのに」

「キャー!すてきー」

「うわっ何だあの建造物は?」

「あんぐり、、、」

「ブー様、、コレは?」

「もー何なの〜、、この温かい池は何なの〜」

「私も気になるでし、、この浴槽キラキラしてて綺麗でし」


「えーと、、あのお方!ポセイドン様が作ってくれました

それで大幅に工事期間が短縮したので

今日は手の空いてる人達は休みにして

お風呂の日にしたいと思います」


言うが早いか村人はポイポイと服を脱いでお風呂に飛び込んだ


「アッちょっと!最初は洗ってから、、、もういいや僕もいっけー」


ドッパーン!


ブーが裸になって飛び込むと重過ぎるのか盛大に水飛沫が跳ね上がった


ソレをみたトンガ、トンゴ、ギン、ヤマトもポイポイと服を脱ぎ飛び込む


ザッパーン、、ドッパーン、、ジャボンッ、、ザブンッ


ヤマトと一緒にいた火鶏もゆっくりチャポンと端っこに浸かっていた



とにかく広いお風呂


村の皆んなが入っても隣の人まで5メートル位ソーシャルディスタンスがあるんじゃないの?ってくらい広い


さらに滑り台はあるし、、あとは、、お酒が欲しいかな。

冷たいビールや日本酒、ワインとかあったらみんな喜んでくれそう

ノンアルコールのカクテルドリンクもあれば尚更映えるね


あーあと竹のカッコーンって、、、「ししおどし」アレも欲しいなー


せっかくお湯に浸かっているのに考えるのは春に来るヒト族と魔族と竜族へのおもてなし


この世界に来て考える癖が付いてしまったブーであった


地球ではゴロゴロとゲームや漫画を楽しんでいたのに

今や他人を喜ばせる事で頭がいっぱいみたい


ゲームか、、あっ、あとチェスとかあったら良いよね

ぬるい温度のお風呂にゆっくり浸かりながらのんびり過ごすのは最高だもん


あと、、ここ屋根が無いんだよね、、雨や雪が降ったら濡れちゃう、、露天風呂なんだからソレもいいかもしれない?


うーん、、


風呂の上だけ屋根付けようかな、、


そしたら雪が周りに積もった時に風情もあるし


よーしっ!スキル森之王!


ブーが念じると村の外の木々がザザザッ、、ザザザッと動きだし自らを板状に変えながら格子状に重なりながら露天風呂をつつむ

そして必要ない所をパキッと折って隙間を作る


脱衣所として小屋を2つ


さらに脱衣所と湯船の間に洗い場用の椅子とオケ


あ、、あとは鏡とシャワーか、、石鹸も必要だし


以外と細かい所が必要だ、、、ノム爺と相談しなきゃ


さらにチェス用の小さな駒とボードを10セット位作ってお風呂の縁に置いておく


ついでに竹でししおどしも作ってみた

後で空色の魔石もらってセットしなきゃ


うん、さっきのポセイドン様に習って色々やってみたら出来ちゃった




ヨシッ、、こんなもんかな


頑張って作ってたらイガーが近くに寄ってきて衝撃的な一言を言った


「お前も神様みてえだな!人間離れしてるぜ」


と、、、


ガーン!!!!えっ?なに?僕ってポセイドン様みたいにやばいの?


トンガと眼が合うと「うんうん」と頷く


トンゴと眼が合うと「コクリ」と一回頷く


ギンと眼が合うとえっ!今まで知らなかったんですか?みたいな感じで驚いてるよ


ヤマトはやれやれといった具合に両手を上げている


何なのさ。もう、、フンだっ



ゆっくり浸かっているとトムさんや、ロームさん、ヤミーさん、養殖場に行ってた村人達もお風呂に入りにきた


ヒト族が秋に魚を買いに来るかと思ってたのに

来年の春に延期したから1日一回の餌で良くなったんだとボヤいてた。


あ、あとロームさんにはポセイドン様が個人的に

「昨日は済まなかった」と一言謝ってた


ロームさんも謝られると思ってなかったのか「あ、いえ、門番なのに反応出来ない俺がいけないんです」とか言ってたけど



そんな感じで村人がマッタリ過ごしてる中

アッチもコッチも湯船の中でスキルを使って調整してるとポセイドン様が


「オオッ流石スキル森之王よな!やるではないか」


「いえ、悪天候の時もコレなら遊べるかなーと」


「ウム、、、あっ忘れておった、土産だ」


そう言ってポセイドン様は収納からめちゃくちゃデカいカニを出してくれた


「こ、、コレは」


「ウム、Aランクのタラバーーガニだ」


いや、そこはタラバガニでしょ!っと心の中で突っ込んだ

「美味しそうな食材をありがとうございます。早速今晩のオカズにします」


「うむ、、お主の事だ、、生のままや、茹でただけの物よりずっと美味い物を用意してくれるに違いない」


ガビーン!ポセイドン様まさか意地悪を言ってるのでは?

どんなシェフでもカニは生や茹でたのが結局1番だね、と言われる正にシェフ殺しの食材


いいでしょう、、、その挑戦受けてやりますよ!


「期待の上をいきましょう」とカッコつけてみた!


「イガー、トンガ、トンゴ、ギン、ヤマト、、行くよっ!」


「「「「「えー」」」」」


まだお風呂にいたいのにーって声だけど無視



僕らがやっと持てるくらいバカデカいカニを6人で一生懸命運んだ


1人1匹しか持てないから残りはイガーの収納頼りだけどね


だってポセイドン様が50匹くらいだすんだもん!

それなら広場に置いてくれればいいのにさ、、


神様って自由だよね、、、


よし!まずは塩茹でして切り込みを入れたタラバーガニの脚をドカンッドカンッとテーブルに置いて


三杯酢を適当に置いといた


コレで時間稼ぎをして、、、その間に、、


「イガーとギンとヤマトでコレパン粉付けて」


「「「「「おうよ」」」」


「トンガとトンゴは頭の甲羅に味噌を集めて」


「「はいよ」」


フフフ、、カニ道楽の全てのメニューを食べ尽くした男

このブー様を舐めてもらっては困るのだよ


ヌアーハッハッハッ


今日作るメニューはコレだ!!!


カニときゅうりのマヨネーズレモンサラダ

カニのお刺しみ

茹でガニ、三杯酢

カニの天ぷら、天つゆ添え

カニフライ、タルタルソース

カニの茶碗蒸し、銀杏と栗入り「北海道といえば茶碗蒸しに栗が入ります!絶対」

カニ味噌の甲羅グラタン

焼きガニ


フッフッフッ、、どうだこのメニュー!


グウの根も出ないだろう、、ヌアーハッハッハッ


アレもやって、コレもやってと5人に指示をしてたら

量が多過ぎて大変だとクレームが来たので

風呂上がりの村人にも手伝ってもらった


流石に348人分は大変だよね!、、ん?結局ミカエル様って食べるの?食べないの?


そんな事思ってたらポフンッと出てきたミカエル様


「僕も食べるんだよー、、この小ちゃい身体にしてはすんごい食べるんだからねー」と叫ぶ


フフフお子ちゃまみたい。


「分かりました!たくさん用意しておきますね」


「うん、ありがとう」


「さあ、そろそろみんな広場へ来るよ!仕上げよう」


「「「「「ハイッ」」」」


もはや厨房は戦争状態である


最初こそ焼き場しかなかったのに

最近では屋根を用意して、冷蔵庫みたいな箱も用意して中に魔石を置いて保存バッチリ


パンやピザを焼ける石窯


発酵機


スモーク小屋


炭焼き


フライヤー


蒸し器


一気に100人分のパスタも茹でられそうな茹で場


さらに広くて長いテーブル

盛り付け用の菜箸や小さいスプーン

飾り用の香草やカットレモン

色鮮やかなお皿

大皿

ワゴン

スープ用の器

配膳用の銀食器

カトラリー

レンゲ


ブーが必要だと思う物をアレもコレもと

ノム爺、キツネ獣人、狸獣人に言うからどんどん作ってくれる


そろそろテーブルにクロスと花瓶も欲しいと言うブーに

村人はお客様じゃないから、と却下された


王都でも木のテーブルに箸がボンッと置いてあるだけだと


まあ、そうなんだけどね!ー


つい、、拘っちゃう悪い癖だよね!


独りゴチるブーであった




最後にお刺身のカニを氷水にサッと潜らすと花が開いたようにフワフワとなった

水気を切って完成ー


「フー、、みんなお手伝いありがとう!今日も美味しいご飯が出来たね!」


「はあはあ、、なあトンガ!戦うより大変だよな」


「ああ、厨房にいるブーさんは正に鬼だからな」


「フッ我らもそろそろ美味しい料理が作れそうだな」


「僕も美味しいご飯作れるようになったかも」


「ギン、僕らはまだまだ指示がないと料理は無理だよ」




「皆さん大変お待たせしました、、ん?!誰か来た?」


「えっ?」


「なに?」


入り口へ走って行くロームさんとヤミーさん


すると見慣れた馬車がやってくる


アレは、、もしかして


「獣王さ」おっと、、、誰かが呼ぼうとするその名前を塞ぐ!ダメだよイガーの前で呼んだら


「あっ、すいません」と謝る村人


「えーっと!王都から行商人一行がやってきたようです!皆さん拍手でお迎えしましょう」


「わーい」


「お久しぶりです」


「おかえりー」


「やった、また欲しいものが届いたのかな」と、皆各々喜ぶ村人



そして広場へやってきた現、獣王、獅子獣人のレイガースピリット、レオクローム!


王妃の白虎メイ、サラミンド


さらに娘の白虎マイ、ララランド


執事の狼獣人アレフ


王家専属料理人ドワーフのラム♂


護衛の冒険者3名

元ロームさん、ヤミーさんの古巣

「雷の槍」猫獣人のメリア「ドワーフのラムが大好きだけどツンデレ」♀

牛獣人のアックス♂

賭博、女、酒に溺れて堕落した虎獣人のガイガー♂


皆一緒に広場へやってくる


「みなさん、お食事中失礼します

またお世話になります。」代表として獅子獣人が挨拶する


「おっちゃん久しぶり、コレから飯だから皆んなも食べてよ」

大きい声で話しかけるイガー


すると突然ポフンッッと出てくる獣王神様


ビックリして跪く王都からの皆んな


ここの村人はもう敬礼するなって今朝言われたからそのままだ


「コレ、やめい!飯も食えぬじゃろうそれでは

ホレッはよう席につけ!今宵はカニじゃぞ」


「ハッ!」敬礼は不要だと言うと立ち上がり話を聞こうとする


すると目の前にカニがあるのに食えないではないかと怒り出すポセイドン様

「奴もああ言っておろう、、さあ早く皆席につけ」


「ハッ」


椅子に座ろうと移動しながら「あの方はまさか」「えっ、なんでここに?」「青い髪綺麗ー」と話す獅子獣人一家


「それでは皆さま大変お待たせしました

それでは今宵カニパーティー!どうぞたくさん食べて盛り上がってください!いただきます」


「「「「「いただきまーす」」」」


「、、、」


「!、ー」


「、、、ー?!!!」


「!、、むー、、、」


「、、。、!、!!!、」


いや誰も喋んないのかい


「、、、、、」


「!、、、、、、、」


ガチャガチャ、、カチャカチャ、、ズズズッ、、もぐもぐ


「、、、、、、ンー、、」


「、、、、、、、、、、」


「、、、、、、、」


「えー、、皆んな無言ですね、、ハハッ、、味はどうですか?」


「「「「「最高じゃー、だー、だわー、でしー、なのー、だわい、」」」」


カニをほじくるのに一生懸命なのかほとんど喋んない


この村の食事で1番静かだったんじゃない?って位シーンとして怖いくらい


仕方ないので日本酒をもって獣王神様の所へいき

空いてるカニの甲羅に日本酒をよそると

「おおーっとっと」グイッと呑むと「ぷはーんまいな」


「フフフ」


続いてポセイドン様に日本酒を注ぎ込むとグイッと呑んだ後にまたバターンと倒れた


「フフフ、本当にお酒弱いんだね」


「ブー、ほっとけ!子供のくせに無理して酒を呑むからじゃ」と獣王神様に言われた


弱いなら弱いって言ってくれればアルコール低いカクテル用意するのにね、、


流石にほっとくのはかわいそうなのでまた僕の部屋にポセイドン様を背負って運んで戻ってきたら

イガーから殺気が溢れていた、、、ん?何かあったのかな?



「フゥッ!、、美味すぎて話す事を辞めてたな」


「ああ、、身を出すのに一生懸命だった」


「こんなに食べるのに集中したのは久しぶりね」


「美味しいでし!カニは美味しいでしっ」


「僕はお刺身が甘かったのー!お醤油にちょびっと漬けて食べたら最高なの」


「ブーよ、、また腕を上げたな、」


「ブーさん、、大変美味しゅうございました」


「ブーしゃん、、おいちかった。」


「ヌオアアアアアア、またしても追いつけぬ、、頑張っても、頑張っても追いつけぬ!もはやワシもこの村に住ませてくれえい」


「うるっせーなクソ野郎!、、、オメーはアタシとの子を早く育てたいんだろ、、、」


皆んなが美味しかったと褒めてくれる中

王室専属の料理人ドワーフと冒険者の猫獣人が爆弾発言、、えっ?なに、、君たちもうそんな仲なの???


イガーもビックリしていた


確かドワーフの胸毛パクってたよね!


フフフ


面白いカップル



その後獅子獣人と獣王神様と村長、執事のアレフさんはお風呂に行った


多分話すことがたくさん有るんだと思う


せっかくなので冒険者の方々、王妃様とお嬢様にもお風呂広いのでどうぞと言ったら

興味があるみたいで入りに行った


その後「ヌオアアアアアア」って叫び声が聞こえたけど、、


「なあ、、そろそろ俺らの強さ気にならないか?」


突然イガーが切り出してきた


「え?、、別に、、」


強くなってるのは知ってたけどさ、、あんまり強さって興味ないというか、、


「何だよ、、ちぇっ!」


不貞腐れるイガーであった


「あっ、それよりさ」


「何だよ、、」


「昨日夜中に置いた火の魔石知らない?寒かったんだけど」

「え、、ああ、、」


「怪しい、、」


「なんだよ、、ちょっとアレだよ、、暑かったんだよ」


「は?、、寒かった、、」


「いや、、ちょっと暑かったな」


結局暑かった、寒かったと一緒に住む者の基本問題で揉めるイガーとブー


あんまり揉めると「じゃあ寝るの別にしよう」ってなっちゃうよ、、、


とりあえず今日はノム爺に言って羽毛布団を何枚か貰ってグッスリ寝れたから良かったねイガー




寒いってのを利用してブーにくっ付きたかったんだよきっと


ブーも知っててソレをネタにしてるし、、、


ポセイドン様が来てから寝る前にハチミツ舐めてないよー







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。