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祓魔師一家  作者: れもん
3章.学生篇
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青龍、林間学校。②

 今、私たちは明日からの東京任務のために飛行機に乗っています!

 私の横はシオンで、ペアごとに座っている。ちなみに、芹澤先生は一人でプロの殺し屋は明日合流するらしい。

 シオンは捜査の資料を眺めている。んー、横顔かっこいい。

 シオンって、意外と美形なのね。

 薄い紫色の髪色に真っ黒の瞳。そして長いまつ毛に整った顔。

 私は何だか切なくなって、この恋が叶う気がしなくて、シオンの肩に頭を乗せた。

 シオンは一瞬身動ぎしたけれど、諦めたように優しく動きを止めて、私の手を握ってくれた。

 私が飛行機を怖がっていると思ったのだろうか…まあ好都合よね。

 私は明日死ぬのかなぁと幸せに浸りながら眠りについた。


「んんん〜っ!着いたぁ」

 飛行機が空港について、私は青色のキャリーケースを手元において背伸びをした。

 後ろでは朱雀とヤタが和やかにお話をしていて、シオンが玄武と白虎に問い詰められている。

「センセー。今日って今からなにするんですか?」

 今現在の時刻、11時半。お昼時の一歩手前だ。

「ホテルのチェックインが20時だからそれまで東京観光だな」

「やったー!どこ行くどこ行く?!」

 私がテンション上がってはしゃいでいると、いつの間にか近くに来ていたシオン達がスマホでぱぱぱっと調べてくれた。

 なんだろう、この差。私も現代っ子ですよね?!

「浅草とか良いんじゃないか?」とシオン。

「竹下通りも気になりますね、朱雀さんはどうでしょう…?」とヤタちゃん。

「私は竹下通り、いいですね!行きたいです!」と朱雀。

 玄武と白虎はお昼ごはんと夜ご飯の場所を探してくれている。

「んー、じゃあ先に浅草に行こうか。竹下通りのお店の整理券だけ取らないとね」

 そういって、私たちの潜入捜査、『林間学校』が始まったのだった。

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