表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
祓魔師一家  作者: れもん
2章.組織潜入篇
PR
14/24

玄武、初めての感情。

 白虎は空翔と応戦中。現在押され気味。

 白虎と空翔の力はさほど差は無いように見える。

 だが、空翔は強力な頭脳・陸翔がバックに付いている。

 逆に考えれば、陸翔という指令塔を倒してしまえば、指示をもらえなくなった空翔は白虎にも殺れる。

 とりあえず陸翔を殺る。それが第1目標だ。

 俺は陸翔の背後に回り、首筋に手をかざしたが、その手を陸翔に掴まれた。

 咄嗟に手を振り払って、距離を1メートルほど取る。

 さっき握られた時、結構な力を感じた。

 頭脳タイプだと思っていたけど、身体能力もある程度強いのかもしれない。

 俺は姿勢を低くして、陸翔の元に走る。けれどそれをひらりひらりと避けながら、俺の攻撃も受けながら、

 俺に攻撃もしてくる。

 そうやってお互いが削って、削って、そうしているうちに俺たちは御前試合という事実を忘れ、ただ単純に拳を交えることを楽しんでいた。

 俺は、近接で戦っていたところを、一度距離を取って口元の血を拭った。

 陸翔が息を整え、口角を上げる。俺も自然と口角が上がる。

 こんなにも誰かと闘うことが楽しいと思ったのは初めてだ。

 今、俺は心からこいつと闘うことを楽しんでいる。

 いつかの漫画の先生キャラが言ってたっけ。

『闘うことは拳で語り合うこと』って。

 そんな感情を心に灯しながら、気がつけば俺と陸翔は地面にひれ伏していた。

 遠くで聞こえた引き分けという声。

 頑張れ、白虎。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!


少しでも面白いと感じていただけましたら、ブックマークや星での評価をしていただけると執筆の励みになります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ