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怖島〜漂流したら何かに追われだす〜  作者: 飛んだ


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6/8

キラテサの所在

 村を出て数分。

 墓地のようなもの見えてきた。

 柵に囲われていて草がへばりついた数十個の墓石があった。

 そして周りが森ということもあり、薄暗く雑草がすごく生えていた。

「不気味だなぁ」

 アインが口走る。

 確かにそうだ。

 さっきまでとは雰囲気な一気に変わり、大量に墓石が建っているのだから。

 それに何か目線のようなものも感じる。

 死者でも蘇ってきているようだ。

 早くここから立ち去りたい。


 それから1時間ほど。

 やっと神社が見えてきた。

 同時に灯台への道も見えた。

 この島のはずれの小さな孤島に神社はあった。

 孤島と言っても川を挟んでいるだけだが。

 鳥居をくぐり、それから橋を渡る設計だった。

 そしてはしを渡ったら少々ででかい建物が2つある。

 両方とも1階立てで周りには墓地で見た柵よりも高い塀が立っていた。

 しかもこの島で見た建物で1番綺麗かもしれない。

 中へ入ってみると1つの建物の前に賽銭箱が置かれていた。

 つまりこれは拝殿だ。

 もう1つは特にそれといった特徴はないが本殿かな?

「大きいな」

 アインが言った。

「見惚れるのもいいけどもうすぐ夜だから慎重に動けよ」

「やつはこれくらいの時間から活発に動きだすはずだ」

「わかった」

 こう会話している間も着実に日は落ちてきている。

 どこで寝るかだが……。

「アイン野宿するかこの建物のどちらかで寝るかどっちがいい?」

「野宿はいやかな」

「わかった」

 と、なると中で寝ることになるが…流石に本館はあれだろ。

 拝殿で寝よう。

「アインじゃあ拝観で寝よう」

「念の為お賽銭を入れとこ」

 アインが言った。

 確かにここは神社だ無断は良くないだろう。

「そうだな」

 こうしてお賽銭を入れることになった。

 お賽銭を入れた時少し賽銭箱の中を見た。

 すると中に何か本が入ってるのを確認した。

「アインこの中に本が入ってるぞ」

「え」

「本当だって見てみろ」

 アインが中を除く。

「ほんとじゃん」

「取ってみてもいい?」

 うーん…まぁ大丈夫だろう。

「いいと思うよ」

 アインがとった。

 そして本を見た。

『キラテサ ハンタ』

「これ、キラテサって……なんでいつもこいつの日記は変なとこにあだ?」

 アインが聞いてきた。

「知らないよ中を読めばわかったりするかもよ」

「読むにしろ1回中に入ってからの方がいいと思うけど」

「わかったじゃあ中に入ってから読む」

 アインがそうへんじをし、中に入って行った。

「なんだこれ!」

 アインが叫んだ。

 すかさず僕も入って行くことにした。

 中にはほとんど腐った死体が1つあった。

「なんでキラテサが全部埋めたんじゃ」

 アインがそう言った。が検討違いだ。

 キラテサが埋めたのは村のやつおそらくここにはまだきていなかった時のやつだ。

 だが村のと決定的に違うところがある。

 キラテサの2つ目の日記には全て骨だったと書かれていた。

 だがこの死体には少し肉がある。

 つまり死んだ時間が違うという訳だ。

 だからキラテサの可能性がある。

 だがまだ確証はできない。

「アイン、キラテサが埋めたのは村のだけ。ここのは埋めてないと思うよ」

「じゃあなんでここにきた時埋めてないんだ?日記があるということはきているっていうことたぞ。」

 確かになぜ埋めてない?

 もしかして本当にキラテサなのか?

「アイン一回落ち着いてあっちの建物に移動しよう」

 本殿にきた。

 中を見た。

 特に死体などはない。

 テレビなどで見た感じと同じだ。

「キラテサの日記を読もう」

 日記を開いた。

 ーーーー

 今日村を出てから少し視線を感じる。

 気のせいだろうか。

 それとも途中で墓地を通ったせいで悪霊でもついたのだろうか。

 わからない。

 小屋をでて初日のことを記載した日記もなくしてしまった。

 なぜだ?今日はついていない。

 墓地を抜けたあと数時間、やっと山の反対側にきた。

 同時に神社らしきものも発見した。

 そしてその頃にはもう遅くなっており、そこで眠ることにした。

 この視線を感じるような違和感と不安がおさまれば良いのだが。

 キラテサ ハンタ

 ーーーー

 この日記をやる限りあの死体はこのキラテサっていう人に間違えないな。

 おそらくその視線というものが僕たちに向けられてるやつと同じならば僕らも殺される可能性がある。

 アインと夜のことを相談しないと。

「アイン?」

 アインは静まりかえってた。

 いつもはもっと喋るはずなのに。

 そう思えばこの島にきてから喋る回数が減ったな。

「どうしたんだ」

 辛そうな顔をしている。

 そういえばハンリーがいなくなった時も少し辛そうだったな。

 アインにとって仲間や導いてくれる人がいなくなると辛いのかもしれない。

 少し声をかけなければ。

「アイン。気持はわかった。でもここで挫折したってどうにもならない」

「立ち直って早くこの島から脱出しよう」

「そうすれば家族にも他の友達にもあえる」

「わかったよ。もう少し頑張ってみる」

 よしアインも気を直してくれた。

 今日は早く寝て体と心をよく休めるようにしよう。

 こうして3日目も終わった。

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