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怖島〜漂流したら何かに追われだす〜  作者: 飛んだ


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3/7

不穏な気配

 朝が来た。

 アインはまだ寝ている。

 今日することを1度振り返ろう。

 まずこの日記に書いてあった灯台を見つけよう。

 その後登れないか試し、無理そうだったら回っていこう。

 ついでに僕らの船の周辺にハンリーの日記がないか探そう……いやそこはアインに任せよう。

 別行動した方が効率が良いだろう。

「あ」

 アインが起きた。

「アイン僕は今から灯台を探すアインはハンリーがなくした日記を探して欲しい」

「わかった」

「見つけたら1度ここに戻ってきて欲しい」

 この島は何があるかわからないからなうかつに歩くのは危ないだろう。

「じゃあぼちぼち動き出そう」

「僕は行ってくるぞ」

 こうして小屋を出た。


 灯台を探すにしてもまず山が昨日の時点ではあまり見えなかった。

 だが意外にもすぐ山は見つかった。

 昨日は結構暗かったし霧もすごかったから見えなかったのか。

 まぁ見つかったからいいか。

 一旦登ってみよう。


 1時間ほど経過したかな?

 少しずつだが登ることができた。

 まだまだ高いけど。

 灯台も見えてきた。

 山の頂上にあり、すごくでかい。

 だが日記に書いてある通りだった。

 ここから先が特に急になっている。

 山というより崖だ。

 一旦諦め、日記を書いた人のように迂回して行くことにしよう。

 小屋に帰ったらアインがいた。

 なにやら不安そうで怯えた顔をしていた。

「あ、ドゴール聞いてくれよ」

 アインが話だした。


 ーアイン視点ー


 朝起きたらドコールが何か悩んでる顔をした。

 こっちを見た。

「あ」

「アイン僕は今から灯台を探すアインはハンリーがなくした日記を探して欲しい」

 急に言われた。

 突然のことで驚いたがとりあえず返事をしといた。

「わかった」

「見つけたら1度ここに戻ってきて欲しい」

「じゃあぼちぼち動き出そう」

「僕は行ってくるぞ」

 こうして小屋の中は俺1人になった。

 俺は言われたとおりハンリーのなくした日記を探すことにした。

 砂浜や損傷した船内を探し回ったら割とすぐに見つかった。

「あった」

『世界一周旅行航海日記』

 これだよな?

 一回読んでみることにするか。

 ーーーー

 航海日記1日目

 今日からドコール、アインと世界一周旅行へ行くことになった。

 きっかけはアインか僕のところへ飛んできたことである。

 僕はこんな問題児と2人では嫌だった。

 まだ人が集まっていなかったからね。

 だが後についてきたドコールが一緒に行ってくれるということで渋々了承した。

 この選択は合っていたのだろうか。

 ドゴールがアインの面倒を見てくれるらしいから信じよう。

 今日、出発前にドコールに「責任は負わない」と脅しをしておいたこれで問題は起こさないだろう。

 と思ったのだが船が出て10分ほどした時、ドゴールに異変が起きた。

 船酔いを起こしていたのだ。

 だから僕がアインを世話しなきゃいけなくなってしまった。

 初日から大変だった。

 明日から大丈夫だろうか。

 ーーーーー

 俺ってそんなに問題児なのか?

 悲しいな。

 まぁいっか。

 これは後でドコールに聞くとして。

 続きは……

 ほぼほぼ俺の世話で大変だったと書いてある。

 マジか〜

 でも12ページ目から少し変わってるぞ。

 読んでみよう。

 航海日記12日目

 今日少し落ち着けそうだ。

 アインも落ち着き、ドゴールも慣れてきたみたいだ。

 だが落ち着けるのも今日だけかも知れない。

 雲行きが怪しい。

 今まで少しの曇りはあったもののこれだけ黒いのはなかった。

 明日嵐が起きないといいが海は天候が変わりやすい覚悟しておかないと。

 航海日記13日目。

 やはり今日は雨だ。

 風も強い。

 もう時期海が荒れて大変だろうから先に記録しておく。

 ーーーー

 ここで終わってる。

 つまりこのあとあの嵐が来たっていうことか。

 予想的中だな。

 一旦小屋に帰ろう。

 もうすぐ昼だ。

 ドゴールも帰ってくるだろう。

 周りを見た。

「なんだこれは?」

「霧か?」

 いや、暗い

 あの時見たものと同じだ。

 早く帰らなければ。

 アインは走った。

 小屋へ向かう途中アインは立ち止まった。

「誰だお前」

 ドゴールではない。

 というか霧のせいか?ぼやけて顔どころか体すら見えない。

 近づいてみるか。

 そこには何もなかった。

 ただ木が数本並んでるだけ。

 気づいたら霧のようなものも晴れていた。

 なんだ?これは

 そこには何かがいた形跡があった。

 木に自然にはつかないような跡があったのだ。

 しかもその跡があった木は1つじゃない。

 5、6本あった。

 アインは急いで小屋へ行く。

 そして静かにドゴールの帰りを待った。


 ードゴール視点ー

「つまりこの島に何かがいると?」

「そうだ」

 昨日の人影もこいつかも知れない。

 敵対しているのかがわからないな。

「じゃあこれからは2人で行動しよう」

「それがいいと思う」

 アインは頷いた。

「じゃあ一旦昼食を食べようか」

 昼食中昼からの行動について話し合おうと思った矢先、アインが話しかけてきた。

「そういえば俺って嫌われてるの?ハンリーの日記でも2人じゃ嫌と書かれてたけど」

 答えにくい。

 本音をいうか。

 嘘でもいいから勘違いだと思わせるか。

 本音を言おう。

「周りからはそうかもしれないね。でも僕は好きだよ」

 できるだけ傷つかないように言ったけどどうだろうか。

「そうかぁー」

「まぁ君が好きならうれしいよ」

 なんとかなったみたいだ。

 多分。

 こうして昼食を食べ終わった。

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