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怖島〜漂流したら何かに追われだす〜  作者: 飛んだ


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11/12

問題発生

 昨日の夜は大変だった。

 僕は殺されそうになったが、こうして話してる通り生きている。

 さて、今は山を登っている最中だ。

 今日、朝起きたら、アインはもう起きていた。

 やはり『少し早起きになってる』と思ったが、顔を見て思い出した。

 今の時間はアインの見張り当番の時間だった、と。

 それはともかく、その後30分あったかわからないくらいの速さで研究所を出た。

 海にあった死体は時間がたったからだろうか。

 跡かたもなく消えていた。

 それから1時間たった。

 山の中腹だ。

 また30分が経過した頃。

 山がどんどん崖のように高くなってきた。

 そろそろ登れなくなってきたと思った時にアインが何かを見つけた。

「あそこにトンネルが見えない?」

 僕も見てみる。

 確かに洞窟にしては、掘られた穴のようなものがあった。

 近ずいてみる。

 すると研究所にある洞窟より角がなめらかに見えた。

「アイン入ってみよ」

 霧影に気をつけつつも一度中に入ってみた。

 すると暗くて見えないが、足元に石?があるように感じた。

 懐中電灯を当ててみる。

「白い?」

「!!」

「骨だ!」

「アインここに骨がある」

「なんでこんなところに?」

 アインが聞いてきた。

 何かがつっかかる。

 この骨が誰のものなのか、知ってる気がする。

 ...........。

 思い出した。

 観察記録に書かれてたやつだ。

 確か彼らも灯台に向ってた。

 でも途中で連絡が、とだえたんだっけ。

 つまりこの骨はあの研究所の従業員ということか。

「この人たちはあの灯台に向かった従業員じゃない?」

「た、確かに」

 じゃあこの奥に行けば灯台に近づけるかもしれない。

 でもこうゆうのたくさん見たけど……気分が悪くなるな。

 気を入れ替えようという気にもなれない。

「アイン早く奥に行こ」

「わかった」

 トンネルに入って10分ほどたったかな?

 どこかに繋がった。

 周りを見渡してみる。

 灯台がすぐ近くにあった。

 やはり灯台に続く道だったらしい。

 あともうすこしだ。

 数分後。

 霧影が襲いかかってくることもなく、灯台についた。

 まだ昼も回っていない。

 が、行動ははやいほうがいいだろう。

 灯台的には、遠くで見たときは、山がでかいせいか小さく見えたが.....。

 近くでみたら結構大きく見える。 

 20mはありそうだ。

「アイン中に入ろう」

 中へ入った。

 中は少々広かった。

 広いといっても、半径5mくらいだが。

 そして階段があった。

 柵もなくただ板が打ち込まれているだけの。

 上を見た。

 ランタンがある。

「ドコール、上に行ってもいい?」

「いいけど.....落ちないように気をつけろよ」

「ドコールは行かないの?」

 行ってみたいけど、この階段は怖いしな.....。

 いや、怖がってても意味がない僕も行くか。

「じゃあ行く」

 無事に上れた。

 数回落ちそうになったが。

 でも、そこから見える景色は絶景だった。

 この島全体が見える。

 目の前には湖が広がり、そこ意外はほとんど森だった。

 でも僕たちが今まで行ってきた場所も見える。

 もう使えなくなった船。

 最初助かった小屋。

 少しだけど情報を手に入れた村。

 キラテサが殺されてた神社。

 この5日間のことが脳内を駆け巡る。

 でもまだ終わっていない。

 早く、あの記録に書かれてた、部屋を見つけて霧影を倒さなければならない。

「アイン、下に戻って階段下にあるというスイッチを押そ」

「わかった」

 下に降りた。

 階段の下らへんを探したら本当にスイッチらしきものがあった。

 押してみる。

「アイン押すぞ」

 ボタンを押した。

『電力不足。電力不足。非常電力を使えるようにし、研究所内部の全ての電力を落してください』

「え?」

「電力不足って?」

 アインが言った。

 まぁ時間も経ってるしなくなるだろう。

 でも大変だなぁ。

 もう一回、研究所に行かないといけないのか。

「アイン。多分研究所に戻って非常電力を使えるようにしよ」

「戻るの?」

「うん」

「わかった」

 こうして僕らは研究所に戻った。

 なにかに見られてるとも知らず……。

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