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『霧島華音・結』 ~『不思議』の『何でも屋』~  作者: hermina
第5章 『学校の七不思議』 ~花子の章~
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『学校の七不思議』 ~花子の章~ 終

学校の裏、『桜』へと続く細く急な階段を駆け上がる。

やがて、小さな社が見えた。

『土地神』・・・つまりは、華音様を祀る社。

裏手回るとさらに階段がある。

この先に『桜』がある。

階段を上りきる。

そこには、『桜』の老木がある。

数十年前より花をつける事が無かった『桜』

先程の光は既に収まっている。


「華音様・・・一体何が?」


さっき、華音様は封印が解けるって言ってた気がする。

え?それって、この下に眠る・・・


「音。」


『桜』の下に、少女が居る。

少女が着ているのは、巫女服。

でも・・・”音”って誰の事?って、私じゃないなら華音様の事なんでしょうね。


「千重か。久しぶりだな。」


「ええ。久しぶり。」


やっぱり、この巫女さん・・・千重さん?と華音様は知り合いのよう。


「千重が”居る”という事は、先程の『桜』は・・・”そういう事”・・・なんだな?」


「ええ。封印が解けかかっている。」


私が知らないくらい昔の華音様。

それを知っている(と思われる)千重さん。

『桜』、封印・・・その下に眠るモノ。


私には想像もつかない何かが、始まろうとしていた。

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