表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/21

誓約疑問

文書くの初心者です

(不定期)前回のあらすじぃ!

授業受けてたら召喚されましたぁ!

誘拐されましたぁ!

勇者でした!胡散臭いです!

ひゃっはぁ!魔法だぁ!?技能だ才能だぁ!

お・わ・り



他力本願の王国タルト

今その国の王城の一室は歓喜に満ちていた。

それは念願の勇者召喚が成功したからである。



今は魔法やらの話をし少し経っている、おそらく落ち着くのを待っていたのだろう。

先ほどまで泣いていた者、叫んでいた者は青い顔をしているものの全員がしっかり主犯の話に耳を傾けながら黙っている。


あれぇ落ち着くの早いな、もう少し長い間ざわつくと思ってたんだが、思いのほかみんなこの状況を飲み込みわかっているわけか

今、この国に従っていないと何をされるかわからないことを


「さて一通りの説明は済みました故、自己紹介をさせていただきます」


「私の名はタルト王国の現王である、タルトです」

驚きである、まさか主犯が王だとは...あ、主犯だから王か


一瞬ざわつくもののすぐに収まる。

怖いもんね、何されるかわかんないもんね。


ざわつきを無視して王の話は続く


「今勇者様方はおそらく私たちに怯えているでしょう」

何人かの生徒の方がビクッとなる。

仕方ないことだろう、この王怯えているところにつけ込む気か?


「王である私が言うと信用が足りないでしょう、故に誓約を」

誓約?魔法かな?


「これが魔法です」

王はそういうと右腕を上に挙げ、呪文のようなものを唱えた。


【誓約・王の命約(めいやく)

【誓う、我らタルト国の者はこの場にいる勇者方に危害は加えないと】

言葉が王の口から出るたびに肌寒くなる。

【誓う、衣食住を保証すると】

言葉が紡がれるたびに淡い光が王から飛び出る。

【誓う、魔王を倒していただいたときには元の世界に帰れるようにすると】

光は人の顔をかたどり俺たちを見下ろしながら言った

――――誓約、成立



驚いた、光から顔ができてしゃべるんだもん。

それにしてもあれが魔法か、すごいな。

ていうか右腕が痛い。

なんか右腕に模様があるし、蝶々結びみたいな模様だ。

これが誓約の効果か?

この模様が腕に出たせいでまた生徒の中に騒ぎ出す奴らが出た。

いちいちビビるなと言いたいが仕方ない、俺も声出しそうだった。

横にいる朋也も驚いている。

色々考えていると横から王の声が響く。


「早い方はすでに何か紐を結んだような模様が浮かんでいるはずです。それが誓約の証です」

王が説明した。

なら王の模様と誓約の効果が気になる。

今ならあまり目立たず質問できるだろう。今は即決即行動だ。


質問質問

でも質問より雑学くんの顔が気になる。

...うわぁキモイ顔してる。

そんなことよりもだ。

とりあえず王の近くまで俺は寄った。


「王様」


「!なんでしょうか」

なんで驚いてんの?

そんな俺の顔を見て気が付いたのか王は言う。


「いえ、勇者様方は怯えておられるのでまともに話ができる方がいることに少々驚いたのです」

へー、じゃない!二回も話が逸れちまった。


「そうですか、すいませんが王の誓約の模様を見せてもらえますか」


「えぇ、いいですとも、どうぞ」

と言って王は右腕を見せる。

...蝶々結びみたいな模様があるな。


「誓約の模様が同じなら誓約は成立したことになるんですか?」


「はい、模様が同じなら成立しています」

ならOKか、なら次は


「誓約の効果はどういう風に出るんですか?」


「今回の場合の誓約は勇者様方に危害が加えることが我々にはできなくなることとこの国にいるときの衣食住の保障、この保障には護衛も入っています。そして元の世界に必ず返すことが効果です」


ほえー要するにこの国にいればこの国が潰れない限り守られるってことか。

今はここらへんで一区切りつけるか。


「ありがとうございました」

俺は一礼して未だ若干ざわついている生徒達の中に戻った。



「その模様は契約が成立した際に発生するものです害はありません!」

王の声が響く。

その声に反応するものがいた。


「これで何かあったらお前を殺してやるからな!」

今更出てきて噛みつくなよ、空気読めよ。

声を上げた奴は金本大器(かねもとたいき)

悪い子気取ってる子、典型的な自分より弱い奴に威張るタイプ。

だからか観察眼がそれなりにある。

空気を読んでない行動ではあるがこの行動はそれなりに生徒の気持ちを立て直すのに役立ったようだ。

多分、何かあった金本を生贄にするつもりかな、こいつら。


「心配はありません、誓約は絶対です」

金本を見てか絶対の自信を込めた声で誓約は絶対だと王は宣言した。

ていうかさ、さっきからタルトの国は王様しかしゃべってない気がする。



「では今日はお疲れでしょう、なので今日はもうお休みになってください。本日話すことのできなかったことは明日の朝9時にお話し致します」

俺の考えを読んだのか王の後ろからメイド服みたいなの着た妙齢の女の人がそう言う。

「こちらです」

こっち側を見渡し短的に告げる。

俺は俺たちに頭を下げる王の周りにいる人たちを横目で見て最後にこちらをガン見する王をチラッと見てメイドさんについていった。



メイドさんの後ろをついていく道中、そして部屋に着いて、部屋の構造を説明されてる時、着替えがある場所を説明されたときも(俺は空気を読んだのだが)誰一人として一言も喋らなかった。




ちなみに部屋は男女別々で大部屋でトイレが多く風呂が広かった。

この国の気遣いが手にとるように分かった。

それと夜遅くに女子の部屋から泣き声が聞こえてきて連られて何人か泣いたせいで眠りづらかった。

落ち着いている俺がおかしいのだろうか?



読んでくれてありがとうございます。

辛辣な感想をお願いします

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ