窓の向こう
変な感じな展開ですが色々付け加えてくのでお願いします!
オレンジ色の夕日に照らされて向かいの家の窓にいたのは俺と同じくらいの歳をしてるであろう女の子の顔であった。
その子は驚いたのか顔を急に赤くしてカーテンを引いてしまった。まあさすがに隣のやつが急に見てきたら困るよな…
俺がこんなことを言うのは少し気味が悪いが、言わざるを得ない。
「可愛いかったな、あの子」
ちょうどのタイミングで母さんが帰ってきたみたいだ。
「快ー?帰ったよー!」
「わかってるよー」
ベッドの上にいるふえがいびきをかきながら寝始めた。
「この辺の地域で居るんだなぁ。俺くらいの子」
「快?どうしたの?」
母さんがいつの間にか部屋にいた。驚いた俺は
「え!?なんで部屋いるの!?」
母さんはキョトンとした顔で
「そりゃ牛丼買ってきたから食べようと思って。向かいの窓の方に誰かいたの?」
「まあね。母さんは隣の家の名字知ってる?」
母さんは腕を組んで
「確かねぇ…一ノ瀬だったような気がする」
一ノ瀬か…下の名前なんだろうな。
俺がここまであの女の子に興味がある理由は中学に上がって一番最初に「可愛い」と思ったからだろう。
千秋がここにいてそのことを言えば「は?キモいよ?」とか言ってきそうだ。あの子と1回くらいは会ってみたい気がするけどな。
向かいの窓をぼんやり見ていた私は急に出てきた男の子と目が合った。
「えっ、あっ…!」
急すぎたのか私は恥ずかしくてカーテンをすぐにひいた。
「ちょうど同い年くらいだったな」
ここに引っ越して来た時に2階の窓があっちのほうに向いてるっていうのは言われてるからあまり気にしてなかったけど、いざこうして向かいの人と目が合うとさすがに気まずいし恥ずかしい。
「夏海?ご飯だよ?」
お父さんが部屋のドアをたたく。
「はーい、わかったよ」
あの子の名前なんだろう。ちょっと気になるな。まあいいやご飯食べに行こう。
夕食を食べたあとすぐに2階の部屋に上がった。まだ宿題をやっていなかった。
「あの子、まだいるのかな」
部屋のドアを閉めて椅子に座るそっとカーテンを開けて向かいの窓を見る。
あの子は黒くて中心に白いマークのあるギターを弾いていた。何を弾いているかは分からない。
筆談でもしてみようかと一瞬思ったけどやめようと思った。急に隣の家の人に筆談なんかされたら怖いだろう。
「明日も学校だし、早いとこ寝よう」
カーテンを閉めてベッドに横になる。
「私と同じくらいだと思うけどなぁあの子」そう言って私は目を閉じた。
次の日の朝、シャワーを浴び、制服に着替えて、ご飯を食べる。髪を乾かしてカバンに教材を詰める。
教科書には中学3年B組4番一ノ瀬夏海と書かれている。
私は昨日で中学3年生になったのだ。
「行ってきます」
ドアを引いて朝の空気をいっぱいに吸い込む。
「よし、今日も頑張れ私!」
と声を上げる。ふと隣の家を見るとあの子がこっちを見て立っていた。
調子に乗って書いた作品三号です。




