↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
112/143

111 動けるのに動けないって、思ったより辛い

アクセスありがとうございます。

 1週間……といっても、水曜日から日曜日までなので、実際には5日間……その5日間は、俺にしてはかなり健康的な生活だった。


 今までの生活が不健康だったというわけではないが、大学へ行って、課題をやって、バイトへ行き、風呂に入って寝る。


 普通に考えれば、そこまで不規則な生活ではないと思う。ただ、バイトがある日は閉店の24時まで働いて、家に帰ってから風呂に入ったり、少しスマートフォンを触ったりしていると、寝る時間はどうしても遅くなる。


 そう考えると、夜更かししている人と大して変わらない時間に寝ているのかもしれない。


 この5日間はバイトがなかった。しかも、ミミによる監視付きだったので、そのため、夜は22時にはベッドに入って寝る。


 朝もそれなりの時間に起きるから、かなり健康的な生活だった。その分、昼間は自由だったので、ゲームをしたり、小説を読んだりして過ごしていたけど。


 昼間にミミがいなくて、監視がなかった3日間のことを思い出す。


 別にミミが嫌いなわけじゃない。むしろ、いつも近くにいてくれるのは嬉しい。ただ、俺が少しでも変なことをしようとすると、すぐに止められる。


 運動をしようとすれば怒られ、キャンプ道具を触ろうとすれば怒られ、スキルの実験なんてしようものなら、たぶん家族総出で止められる。


 そんな監視役がいない昼間は、かなり自由だった。


 もっとも、母親に怒られるようなことをしなければ、何をしていても問題はなかったから、存分に遊びつくした。


 ちなみに、ミミがいなかった理由は楓と一緒に仕事へ行っていたからだ。


 ミミの仕事は、依頼をされてから、ミミが行ってもいいという現場にだけ行って働く感じだ。ミミとしては、仕事より楓のことが気になっていたようで、一緒についていってついでに仕事をした感じらしい。


 そして仕事から帰ってきたミミは、若干疲れていて、玄関から入ってきたミミは俺のところまで歩いてくると、俺の目の前で、


「にゃ……」


 と鳴きながら、ゴロンと倒れた。


「……疲れたのか?」


 そして、俺を見て、前足を少しちょいちょいと動かす。


「……マッサージしろってことだな」


 たぶん、間違いない。言葉が分からない俺でも、そのくらいは察することができた。


「はいはい」


 背中を撫でてやり、揉んだりはせずに、手を当ててブルブル揺らしたりすると、ミミは気持ちよさそうに目を閉じた。


 バイトも大変だったんだな……


 特に何があったわけではないが、そんな5日間だった。


 ちなみに、熱は木曜日には下がっていて、ナイフで切られた傷も、ほとんど治っていた。


 それでも母親の圧力には勝てなかった。


 キャンプギアの手入れすらできなかったし、運動なんてもってのほかだし、スキルの実験もできなかった。


 健康的な生活ではあったが、かなり運動不足を感じる1週間だった。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

ブクマや評価をしていただけると幸いです。

これからもよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。