さあ、爆発ですよ♪
本日受験!!!
楽しんで参りました(・∀・)
「はあっ!!」
隼人が切りかかり
「ふんっ!」
足の止まった所を斉藤が斬りつけ
「{レーザーレイ}」
怪我をした場所に光の柱が突き刺さる
ギャーー
そして、また1匹モンスターは力尽きる。
「いやはや……
エリア1では数ばかり多くて大したことなかったのに、エリア2では単体でも結構強いのがいる代わりに数がいない訳か」
「まあそんな感じだね……
かといって、私達が苦戦するレベルでは無いんだけさ………」
俺の独り言にも美奈は反応してくれる。
「まあ、俺たちのパーティーは規格外だらけだみたいだからな。
そろそろダンジョンの入り口にも着くと思うんだけどなぁ……」
俺がそんな事を言っていると
「あ!!
あれってダンジョンの入り口じゃない??」
「お、ほんとだ!!
結構街から遠いよな………」
ダンジョンの入り口を見つけて喜ぶ美奈………
「なっ!?
全員散れっ!早く!!」
「ん?
なんだこれは!!」
「え?」
隼人達は素直に避けたが、美奈は創造魔法を使って浮かび上がった……
「ちっ!くそっ!!」
仕方なく創造魔法で風を起こし地上3m程の高さにいる美奈に向かって飛び付き、抱えて次の風で更に横に飛ぶ。
直後、さっきの位置の真下から巨大な口が現れ、全長4m以上はありそうなワーム型モンスターが飛び出してきて、俺の足を牙が掠る……
「うわっ!?」
バランスを崩しつつも、砂漠という事も幸いし、美奈を抱えたままでもなんとか受け身をとって着地する。
「え………翔!!大丈夫!?
ごめん、、私が調子にのってたせいで………」
「反省は後だ……
隼人、斉藤頼む!!」
「「ああ!」」
地中からの奇襲がメインのモンスターだったようで、地上においては俺たちの敵では無く、隼人が小さなダメージを与えつつ足止めしてる間に、斉藤が一気に攻撃した時点であっさりと力尽きた……
「ふうっ……
美奈、怪我とかは大丈夫だったよな?」
「…………うん………………
それよりも、ごめんなさい。
私が素直に指示を聞いていれば翔が怪我することなんてなかったのに…………」
「まあ、たったあれだけの訓練で俺のすぐ直後に気配に気付けたってだけでも十分だよ。
あとは精度を上げていけばいいさ」
そういって頭を撫でてやる。
「うん、ありがとうね翔……」
隼人達が戦ってる内からかけていた回復魔法により足が治ったことを確認しつつ立ち上がる。
幸いたいしたことは無かったようでもう痛みも感じない。
「よし、じゃあダンジョンに入るか……
あ、その前にステータス振っていい?」
「翔…………流石にそろそろ慣れようぜ?
てか、俺と斉藤はこまめに振ってるのに、なんでその時に振らないんだよ……?」
「え……いつ振ってる??」
「隼人……翔は最近大きい戦闘の後毎度美奈の世話をしてるから見てないぞ?
それにそれ以外は俺たちも宿で振ってるから仕方ないさ」
(あ、斉藤の言うとおりだ……
そもそも雑魚以外の戦闘後にゆっくり出来たことないや………)
「まあ、ちょっとでいいから待っててくれよ、な?」
「私からもお願い……
私もステータス振らないと」
「はいよ、まあ別に最初から反対する理由もないしな」
「………ほい、完了!
さて、今回のダンジョンは向こう側が見えるって事は無いみたいだな………
さあ、行くか!」
などといって気合いを入れて出発したのだが……
……………………
…………
……
2時間経過
「ねえ、まだ次のエリアには着かないの?」
「そうだぞ翔ーー
なあ、もしかして迷ったのか?」
「いや、迷ってはいないさ……
だってタスクの地図はどんどん新しく描かれていってるだろ?」
そう、このダンジョンは以前とは真逆で呆れるほどに長かったのである。
なのに、妙に一本道なので正直飽きる……
俺たちは現在魔法で作ったライトの明かりの元で止まることなくずっと歩き続けてかれこれ二時間なんだから、別に特段飽きっぽいわけではないと思う。
「てことは、ここは普通にこんなに長いってこと??
いい加減敵の多さにうんざりしてきたんだけど……」
「そうなるんだろうな……
なあ、斉藤……普段のVGもこんなに距離感とかを無視したダンジョンなのか?」
「まあ、普通に地図の形を遵守してる場合もあるが、大抵は今回のように空間が無理に広げられてるかのようになってる事が多いな」
「なるほどな……
なら地道に歩いていくしかないわけか……」
ちなみに、会議でもしてそうな様子ですが普通に移動中で、モン スターも時々襲いかかってきています。
「ん?
ちょっと待ってくれ」
そう言って俺はみんなを呼び止める。
「そこの壁から微妙に光が漏れてないか?」
「え?
ちょっと明かりを消すわよ?」
その言葉の後、光はゆっくりと消えていく。
今では、洞窟の中でモンスターと戦っていたお陰か俺以外もかなり気配を正確に細かく感じることが出来るようになっているので、道を見る以外にはライトは必要ない。
「わお!
これは向こう側には何かあるな……
なあ翔、当然壊すよな?」
「まあ、せっかく見つけたんだしな。
じゃあ早速いっちゃいますか」
「ん?
いや、ここは佳祐だろ??
てわけで、佳祐頼む」
「あ、ちょっと待って!
今明かりを付けるね?
{ライト}」
呪文と同時に小さな光の球がまた現れる。
「いくぞ……むんっ!」
ゴスッ!!
鈍い音と共に壁が崩れ落ちる。
「む………
ありがとうな、斉藤」
そして、その壁の奥に現れたのは……………
「え………
こ、これは一体なんなの??」
美奈が少し震えているが、流石にこれは仕方ないだろう……
なぜなら、それはなんとも禍々しい悪魔の様な姿を成した石像で、大きく開かれた翼の片方に文字がぎっしり書かれているというものであった。
「俺が行こう……」
そう言ってその穴をくぐり抜けて石像の前にたち、書かれた文字を読む。
「これは書いてあること自体は魔本だな……
ただ、書く媒体が紙ではなく石像だっただけだろう。
そして、書かれている魔法は時間制御に関する魔法みたいだな」
「え!?
時間制御ってどういうこと??
時間を止めたり過去に戻れたりってこと?」
「いや、この石版によると時間をさかのぼったり止めたりは出来ないらしいが、任意の場所や対象の流れる時間の速さを0.5倍から2倍まで任意に変更出来るらしい。
名前はルーラーオブタイムだそうだが、まあ日本語だと時の支配者でそのままの意味だな……
あと、これは創造魔法でも再現できない数少ない魔法の1つらしい……」
「すごい……
とりあえず、私も読んでおくね?」
「よし、読み終わったな?
とりあえずはここのことはユニオンの面々に連絡するとして、まずは先に進んで……」
俺と美奈が穴をくぐった直後、悪魔の像が眩く輝きだした……
(やばっ!?
爆発かするのか?何か召還されるのか??
爆発するならこのままじゃ死にかねない……
とりあえず穴を塞ぐか?
いや、部屋自体が吹き飛ぶ可能性もある。
なら俺たちの周りにシールドを展開するしか……
くそ!?
間に合え!!!)
とっさの事にとりあえず部屋を出て
、すぐさま必死の思いで手を突き出す……
そして、右腕に魔力を集中そせていくと、右腕から純粋な魔力が溢れ出した。
(まさか、あのブレスはこれか!?)
その直感を信じて俺はそのまま魔力を放出して、シールドのように俺たちを取り囲む…………
直後、耳をつんざくような爆音と共に視界が白く染まる。
……………………
…………
……
一瞬の後目の前に広がっているのは無残に跡形もなくなった横穴と、綺麗になった洞窟だけであった。
だが、シールドの方はというと傷の1つもなくしっかり健在していた……
「な……なあ、翔…………今の爆発は何だったんだ?
洞窟内の道のモンスターは爆風で綺麗に掃除されたけど………」
「多分、あの悪魔像が爆発したんだろう……
それにしても死ぬかと思った……………」
「ねえ翔!
それもだけど、あのシールドは何??
悔しいけど私だったらどうやっても防げた気がしないんだけど!!」
「ああ、その事は次の街の宿でゆっくり教えてやるから今は勘弁してくれ……
さっきので魔力も限界だし、精神的にも限界だ」
そう言って俺はシールドを解除する。
「……わかったわ
まあ、さっきの爆発のお陰で、この先のモンスターは全滅したみたいだし、さっさと進んじゃいましょう♪」
俺の予想に反してあっさりと引いてくれた事に若干の不安を覚えつつも歩を進め、そして俺たちはその後10分程でダンジョンを抜けたのである……が?
「さむっ!?
ごめん美奈、全員に寒さ対策の魔法掛けてくれない??
冗談抜きで魔力がすっからかんなんだ……」
そう、今までが
緑→草原
茶→砂漠
だったから予想はしていたが、今度の青は雪山の上というか、雪原というかそんな感じの場所である……
どっちなのか特定しないのは、景色は雪山のようなのに見渡す限り地面が平らだからである。
おそらくゲームだからこそ出来る風景だろう……
「うん、わかった……{ファイア}」
直後俺たちの周りを1人辺り4つぐらいの割合で火の球が漂い始めた。
「さあ翔、もう一頑張りだよ♪」
「ああ、そうだな……」
そうして少し歩いていくと大きな門が現れ、俺たちは街へと到着しそのまま宿へと直行する。
[現在のステータス一覧]
天ヶ瀬翔 LV.40(155+3.107+2.130+5)
綾瀬美奈 LV.40(83+3.26+2.160+5)
藤堂隼人 LV.40(85+3.96+2.36+5)
斉藤佳祐 LV.40(35+3.141+2.31+5)
ここから先装備による補正値を+xで表します




