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RPGな世界へようこそ  作者: JUDAS
4日目………
14/34

さあ、ユニオン結成ですよ♪

えとえと………ご報告?



エブリスタ版にて一足先に第一部完結しましたーーー(●´ω`●)

俺たちが部屋を出ると部屋は話し声で溢れかえった…………


「さあ、みんなはどういう反応を示してくるかな?」


「なあ翔……なんでここで話し合いの時間を作ったんだ?

別にあのまま話を続けてもよかったんじゃないの??」


「そうすると、このあとの会議は個人個人が意見を出し続けて大変な事になるわよ?

それに、ここで話し合いの時間を置いておけばこれまでの話を仲間内で整理する事も出来るから誤解されるリスクも減る。

そうよね、翔?」


「ああ、そうだ。

後のことを考えるとここで、少しでも反感は減らしておきたかったからな。


よし、そろそろ5分だし戻るとしようか!」


「ああ、そうそう……翔はもう少し砕けて喋ってもいいんじゃね?」


「うーん、まあ一理あるっちゃあるんだけど………

まあ、そうしようか」




コンッコンッ、ガチャ………




今度はノックをしてから戻った。

すると、ノックのお陰か部屋はすっかりと落ち着いていた。


「さて、5分たったわけだけど話はまとまった?

とりあえず質問があれば手を挙げてくれ」


すると4人程が手を挙げたのでとりあえず近くにいた奴を指名した


「いくつか聞いときたいからとりあえず聞いてくださいね?

答はそのあとでいいですから……


まず、協力する事で生じる利点はユニオン内なら連絡がとれるという事ですが、私達の利点はなんですか?


次に、ユニオンを結成するならリーダーは誰にするのですか?


そして最後に……このユニオン結成を断った場合には何か制裁等は存在しますか?」


「1つずつ答えると、まず1つ目にあなた達の利点として、他のパーティーと連絡出来ると依頼を協力したり、危ない時に助けてもらえる。

さらには、訓練方法や今後の方針について簡単に多くの人に相談出来るって事がある。


次にパーティーリーダーに関してはとりあえず立候補する人が居るかということからなので、これから話そう。


最後の質問に関しては、制裁等は一切行わない。

むしろ、もしユニオン結成を断ったという事で制裁を加えようと考える者達がいた場合は、俺たちのパーティーに言ってくれれば全力で守ることを誓おう。


ほかにも何かある?」


「いえ………ありがとうございます」


「では、他の質問のある方」


今度は2人が手を挙げた……


「では、奥の方にいる方」


俺はあえて奥の方でフードまで被っている人物を指名した。


「単刀直入に言う、お前はどの位強いんだ?

お前の強ささえ納得出来れば俺はお前の元に従うことを約束しよう……

あと、いい加減こんな茶番もやめにしないか?

お前の目的は、あくまでユニオンを結成し、自分がユニオンリーダーになること。

違うか??」


「俺の強さに関しては全力のギルドマスター相手にも余裕で勝てるのは分かっているし、この場の誰よりも強いとは思っている。

ただ、当然保証はしかねるけどな。


ユニオンリーダーに関しては適任がいるというなら喜んで譲ろう」


その返事を聞くと、そいつはフードの陰から殺気をとばしてきたので、俺もその男だけにちょうど同じだけの殺気を返した……


「ふっ、いいだろう!

俺はお前に従おう、とりあえず2つ以上のパーティーは集まったからユニオンは成立だな。

ユニオンリーダーもお前に任せよう」


そういうと同時にその男の背後からあと2人のローブ姿が出てきた


「わかった、よろしく頼む」


殺気の応酬に全く気付かなかった奴らは不思議そうな顔をしていたが、1人が名乗り出たことで、他の面子も皆ユニオンの契約を結んでくれる事になった。


……………………


…………


……


結果としてへ、2つ程のパーティーが抜けてしまったが、俺たち含めて7パーティー、21人のユニオンとなった……


「とりあえず、俺は現実世界でアメリカ軍特殊部隊で隊長をやっていたから、特訓などの方法で助言が欲しいとか言う話があれば連絡をくれ。


あとは、聞きたい事がある人以外は解散してくれていいよ。

今日は集まってもらってありがとう……」


俺たちはそう言ってからとりあえずしばらく待機していると、その場には最初に質問をしたパーティーだけが残った。


「ん?

どうした?」


「いえ、単に挨拶だけしておこうと思って……


パーティー《クリムゾン》リーダーの山本紅子(ヤマモト コウコ)

ステータスはLV.14(71.32.35)でスピードで圧倒するのが主戦法、武器はダガーを使ってるわ」


すらっと長い手足で、ショートボブの髪型の女の人が名乗ってくれた。

そして、次はあなたと言うように隣の女の子に目配せする。


「はいはーい、あたしの名前は佐藤真弓(サトウ マユミ)です♪

あたしも同じくスピードが取り柄の女の子ですがLV.14(68.27.39)で、紅子ちゃんと比べるとまだまだ弱っちいんです………


あ、それと翔くんって小学校卒業したと同時に引っ越していった翔くんだよね?かっこよくなったよねー、今はフリー??」


佐藤真弓と名乗った女の子の方はくりっとした目に童顔の小柄な女の子で、髪はツインテールになっていた。


ちなみに、その発言を聞くなり美奈がビクッと反応していたのは余談である。


「どうだろうねー♪

それよりも、《クリムゾン》って女の子2人だけなの?」


「ええ、そうなの……

だから、遅かれ早かれ誰かと同盟結んでおかないと不味いとは思ってたから、正直こういう機会を作ってくれたことには感謝してるわ。

あと、もしよければこれ持っててくれません?」


そう言って小さなネックレスを渡してきた。


「ん?これは??」


「それは、この間冒険で見つけたものなのですが、私の持つネックレスとペアになっていて、別々で持っていれば転移によって簡単に相手の元へ行けるアイテムらしいんです……

なので、それさえあれば場所がわからなくともすぐに助けてもらうことが出来るのですが………迷惑ですか?」


「いや、大丈夫だよ。

ありがたく預かっておくから何かあれば連絡をしてくれ」


「ありがとうございます。

それでは今日はこの辺りで。

お休みなさい……」


「翔くんまたねーー!」


そう言って2人は会議室を出ていった……



「さあ、かなり待たせてしまったな………

そっちは何の用だ?

まさか自分たちも挨拶だ、などとは言い出さないよな…………」


美奈達が不思議そうにこっちを見てくるが、すぐにフードの人影が現れたので状況を理解したようだ。


「まあ、自己紹介は先にしておくよ。

俺がパーティー《黒狼》リーダーの内田孝介(ウチダ コウスケ)だ。


そして、こっち2人は背の高い方が門脇夏希(カドワキ ナツキ)といってLV.19(41.19.104)で、こっちのちっこいのが中田賢介(ナカタ ケンスケ)といってLV.19(57.83.17)だ」


そこで突然隼人が中田賢介という名に反応した。


「ん!?賢介か?

久しぶりだな!」


「うん、久しぶりだね隼人くん。

君も相変わらず元気そうで嬉しいよ」


挨拶だけ済ませて黙り込む2人は置いておき、俺と内田は話を続けることにした……


「用件は差し詰め会議で手伝った礼として試合をしろということか?」


「さすがだ、話が早くて助かるよ。

当然受けてくれるよな?」


「ああ、そうしないとそっちも気が済まないんだろう?」


「とりあえずあの殺気の応酬でリーダーを任せてもいいとは思ったが、俺がどこまでお前を信用出来るのかはまた別問題だ。

俺は戦うことである程度相手を理解することが出来ると思っているからな」


「じゃあ、とりあえずリズ……ああ、ギルドマスターに闘技場借りれるか聞いてくるよ」


「ああ、わかった」


そして、ふと周りを見渡して美奈が居ないことに気付く。


「ん?

美奈はどこに行ったんだ?斉藤知らないか??」


「綾瀬ならギルドマスターとお茶しに行ったぞ」


「なるほど、ありがとう。

なら、エリザベスさんに闘技場の件を聞きに行けばついでに会えるな。

じゃあ、内田は試合の準備が出来たらギルドの受付まで来てくれ」


それだけ伝えて俺たちも美奈の元へと向かう。


……………………


…………


……


ギルドマスター室へ行くと、案の定2人で楽しそうに談笑していたが、俺たちが入ってくるのを見るとその後どうなったのかを聞いてきた。


なので、軽くさっきの話を説明してエリザベスさんに闘技場の件を話すと、闘技場は基本的にいつ使ってもいいらしく内田が装備を整えてくるのを一緒に待つこととなった。


………………


………




しばらくして、俺たち5人がお茶会にもいい加減あきてきたころにちょうど内田も帰ってきた。


「なあ、俺がお前に従うのかを決める戦いの前にそんなに普通にくつろがれていると、多少傷付くんだが?」


受付嬢に案内されてきた内田が現状を見て呆れたように呟く。


「けど、あなたと戦うためだけに必死で準備を整える程度の力の人に従いたいの??」


さすが美奈……痛いところをついてるな…………


「ぐっ!!

たしかに、それもそうだな……

まあ、とりあえずは闘技場に向かわないか?」


「ん、じゃあ転移するぞ、いいな?」


「試合前に本人が転移して移動って…………

いや、もういい」


「うい、{転移}」


(なんか、すでに内田の心は折れつつある気もするけど気のせいだよね??)


「じゃあ、ステージで待ってるから準備してきてくれ」


そう言って俺はさっさと客席から飛び降りてステージへと向かった。

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