さあ、模擬戦ですよ♪
明けましておめでとうございますm(_ _)m
この間はクリスマス今回はお正月ということで、2回連続めでたい日の更新という事になってますねww
エブリスタの方ではもう佳境に入り、終わりも見えてきましたがこちらはまだまだ始まったばかりです。
今年もよろしくお願いします。
………15分後………
余裕で隼人も合流して少し離れたところで会話の終わりを待っていたのだが、やっと話し終わったらしく美奈が近付いてくる。
「いつの間にこんなに離れてたの?
そろそろ試合始めるってさ♪」
言葉と共に俺の手を掴んで駆け出す……
その様子を見て隼人が俺が来てることはスルーなのか!?と呟きながら落ち込んでいたのだが、美奈は気付きもしなかったようだ。
さすがに今回は隼人も可哀想だったので慰めを斉藤に目で託すと頷いてから慰め始めてくれた。
それからルールの確認やエリザベスさんの準備などで、さらに20分ほどたった頃になってようやく俺とエリザベスさんはステージで向き合っていた。
ちなみに、エリザベスさんはドレスに一部装備を付けたような軽装の鎧に武器はロングソードのようである。
「はあ、やっと試合が始まるんだな……?」
「いやいや、つい話が弾んじゃって……
こっちから頼んでたのにごめんなさいね?」
「まあ、話してた相手が無関係じゃなくこっちのパーティーメンバーなんで文句は言いませんが…………
エリア2に来たばっかりでもう疲れてるんで、早く休みたいから全力で行きますね??」
「あら?全力でなんて当然よ??
私相手に負けたら、手加減したとか言っても問答無用で二つ名剥奪するわよ♪」
「出来るものならどうぞ」
「両者準備はよろしいですね?
ルールは
・殺さない
・武器は刃を落としたものを使う
・降参すれば試合終了
の3つです」
笑顔のままで話していた2人の間で隙を待っていた審判が確認し、2人が無言で頷くのを確認すると合図を出した。
「では、試合始め!」
(あ……………そういえば、ずっとバタバタしてたから、sp振ってないからレベル6の頃のまんまだったな………
さっき振っとけばよかったか??
まあ、いまさら仕方ないか)
俺の脳内はこんな風にいきなり集中力の欠けた状態で試合は始まった。
「さて、今回はこっちから行きますか………行きますよ?」
声をかけると同時、5m程の間合いわ一気にを詰めて腰だめにしていたナイフを振り抜く!
「ツッ!?」
全力とはいかないが、かなりのスピードで突っ込んだため、ナイフとはいえかなりの衝撃がいったはず……
しかし、俺のナイフは鋭い金属音と共に受け止められている。
このスピードで、この勢いの攻撃を防いだということはやはり結構な実力のようだ。
などということを、一緒考えたがその瞬間足元に魔力を感じたのでとっさにバックステップで飛び退く……
「なにっ!?」
すると、次の瞬間先を丸めた石の棘が、地面からすごいスピードで生えてきた!
まだ魔法の存在を忘れる事もあるのでかなり驚かされるが、これが対人戦か…………
「危ないなぁ、あたったら死ぬんじゃない?」
内心の動揺を隠して、笑いなから言い放つ。
「いや、むしろあなた今どうしてわかったの?
絶対に飛ぶタイミングが早すぎたでしょ!?」
「まあ、そのぐらいはハンデとして教えてあげるよ。
俺はアイテムの能力によって魔力を感じ取れるんだ」
「それだけであの反応なのね………
まあいいわ、今度はこっちから行くわよ?」
そういうと同時、今度は向こうから左下に剣を構えて突っ込んでくるが、俺の方が動きははるかに速い……
なので、相手の右側に跳びナイフをかまえる………が、向こうの視線はしっかりこちらを追っていて、両足には魔力が集まり出す。
(動きについてきてるのか………
てことは、足の魔力を解放して追撃してくるのかな?
なら、タイミングを合わせて………)
次の瞬間、相手は両足の裏で爆発を起こして、左足を少し前に向けることでブレーキ&軸足とし、右足で爆発の勢い&筋力の強力な後ろ蹴りを放ってきた。
ある程度予想していたとはいえ、予想を遥かに上回る攻撃にカウンターをとれないまま屈んで避ける………
そして、俺は振り抜いた後の軸足を払い、倒れた相手の首にナイフを押し付ける。
「降参でいいよね?」
「くっ!!
ここまで完璧に押さえられた状態で他にどうしろと言うのよ…………降参よ………」
「はあ………やっぱりspはこまめに振っとかないとな……」
「え………あなた達のパーティーってまだ全員レベル22よね………
どのくらい余ってるの……?」
「今まででレベル6の時以来振ってないから、32かな?」
「あなた、一体何者なの!?
お茶とかは出すから少し話を聞かせてちょうだいよ」
「………まあ、ゆっくりくつろいでいいならそれでいいよ」
そんなやり取りを終えて俺が離れると、エリザベスさんは観客席の方へスタスタと歩き去ってしまう。
……………………
…………
……
「翔もリズもお疲れさまー♪
ほんと、ハイレベルな戦いで逆になんの参考にもならなかったよ………」
「ほんとだぜ、翔!
俺はこうやって攻めるぞって先に言われててもあんなの捌けねえよ!!」
美奈と隼人の2人が興奮した様子でエリザベスさんが話しかける。
「そうは言うけど、異常なのはそっちの《幻影の騎士》さんですよ……?
いつも試験の時は本気出しちゃいけないから使わないんですけど、本気で戦ったときに1番強い技があのカウンターと、あの蹴りの2つなんですよ??
そして、カウンターは一度受けたら相手が覚えるからまだしも、蹴りの方なんて防がれた事すら無かったのに、一発で見切られるなんて………」
2つの得意技が破られたのがよっぽどショックだったらしく、かなり落ち込んでいるようだ。
「まあ、どっちも魔力が見えることである程度は身構えてましたから……」
「むしろ、それだけで破られたって事は完全に実力的に負けてたってことですよね??」
個人的には励ますつもりで言ったのだが、そうは受け取られなかったらしい。
うっすら涙さえ浮かべて睨んでくる………
「まあ、頼みたい依頼とやらは責任もって受けるから、とりあえず街に戻りましょう。
魔力も限界っぽいから代わりに転移しますよ?
{転移}」
……………………
…………
……
ん?
エリザベスさんがきょろきょろ周りを見てるんだが、どうしたんだろう……
間違いなくさっきのギルドであってると思うんだけど、何をそんなに気にしてるんだろう??
「えっと、今転移させたのって《幻影の騎士》さん……?」
「そうだけど?
あと、いい加減普通に名前で呼んでださい」
「では、天ヶ瀬さんとお呼びしますね?
私のこともリズでいいです。
それで、天ヶ瀬さんはあれだけの体術だけでなく、魔法もある程度は使えるんですか……?」
「いや、多分賢に関しても多分この中では美奈だけは除くと圧倒的だと思うぞ?」
隼人が横から答える。
「え!?
私は体術メインとはいえ、賢さも70ほどありますよ??」
「……………なあ、ギルドってメンバーのステータスは把握してないの?」
「レベルと二つ名しか知らないです………
それで、天ヶ瀬さんのステータスはどうなってるんですか?」
「今のところLV.22(124.90.110)32だから、まあ圧倒的………かな?」
あ…………リズが固まってしまってる……
「そういえばさ、みんなはspってもう振った?
俺すっかり忘れてたんだけど」
「あ、そういえば私も振ってないや!」
「いや、翔たちは確かに多少振らなくても困らないかもしれないけど、俺と斉藤はこまめに振りながら来てたんだぜ?
なあ、佳祐??」
「ああ、俺たちにとっては10ぐらいのspでもかなり大きいからな」
ということで、俺と美奈はspを振ることにした……
「そういえばさ、みんなはspはどういう感じで振ってるの??
私はとりあえず賢と速に適当に振ってるんだけど、バランスがよくわからなくて」
「俺はとりあえず基本的に素早さと力強さを平等に振っていくようにしてるぜ??
俺と佳祐は翔たちと違って何回もやってるからだいたいspの振り方も決めてるんだよ」
「ああ、だから俺もいつも通りに素早さは足りないと感じた時だけで、残りは全て力強さに振るようにしている」
「俺はとりあえず全部バランスよく振ってるんだけど、みんなの様子からしてもやっぱり遠距離近距離両方のばした方が良さそうだな。
とりあえず俺の戦術からしてもメインが速と賢で、補強として力ってところかな?
まあ、当分はそれでいくよ。
んで、美奈はとりあえず素早さ1に対して賢さは2より少し多くなるぐらいの比率で振っていってくれないか?」
「うん、わかった♪」
「なるほど。
翔みたいなステータスになると何でも出来るから逆にどう振っていくべきか悩むんだな………
なんて贅沢な悩みなんだ」
隼人が横からはやしたててくる。
「たしかに、贅沢な悩みではあるな……
まあ、とりあえずはその方針でやっていくよ」
ということで、方針も定まった俺たちはタスクを呼び出してspを割り振った。
[現在のステータス一覧]
天ヶ瀬翔 LV.22(140.100.116)
綾瀬美奈 LV.22(70.26.137)
藤堂隼人 LV.22(66.79.36)
斉藤佳祐 LV.22(35.105.31)




