VOL.89 リサ・アスペクター
童話の里の団体、トラディショナルオークツリーのメンバーです。
本名をリサ・マティアといいます。
うねるような黒髪に黒い瞳、目鼻立ちのくっきりした派手な顔立ちの姉御肌の女性です。
年齢は29歳くらい。
団体では意見をはっきり言うところが憧れられてもいますが、どちらかというと恐れられています。
リサ曰く、若い、いい子ちゃんばっかりの団体だそうです。
彼女も元はNWS班のメンバーでしたが、アロンに対して熱を上げる女性メンバーに対して啖呵を切って、それが原因でいづらくなって退会した経緯があります。
リサもアロンが好きなんですけどね……仕事に私情は挟まない男らしさ(?)で損をしてしまいましたね。
『偉業の少女』では、負のこごりを除去する仕事でレンナと同じ班になって、明晰な頭脳を披露していますが。この時既にプレイナーからアスペクタ―への萌芽があった。
そしてNWSを退会して、トラディショナルオークツリーに入会。
その直後、見事鳥俯瞰者に昇位しました。
――できたらアロンと意見を戦わせながら、仕事がしてみたかったとリサは思っていたでしょう。
NWSから仕事を受注して、アロンにも親しく仕事を教えてもらったりしていましたが楽しそうでした。
タイラーとオリーブの仲が怪しくなったことで恋バナになり、リサもアロンに恋人候補がここにいるとアピールすることができました。
アロンもNWSリーダーに春が来ていたことから、本腰を入れる気になって、リサに捕まったと。
いつの間にか、一人勝ち(笑)
マルクの勧めでコンバスに旅行に行けたりして、順調に交際を進め、年末には慌ただしく引っ越し。
この時とばかりに溜め込んだ秘伝レシピを武器に、アロンを胃袋から籠絡し……ついには妊活にも参加させます。まぁ! なんて用意周到な家族計画。
あっさりした性格が多い登場人物の中で、パティとともに異彩を放つリサ。
一度、二人を主人公に一話完成してしまったほど。書いていて痛快でした。
情熱のフラメンコを踊ってほしいなぁ。
カルメンみたいな女性って罪がないですよね。
5年後、彼女はNWSリーダーとなって活躍しています。




