VOL.87 フミナ・アスペクター
童話の里の団体の一つ、グロリアスポスタリティのメンバーです。
本名をフミナ・マキタといいます。
小さくて細くて上品な装いと立ち居振る舞いが素敵なおばあちゃん。
イメージとしては『おじゃる丸』のマリーさんでしょうか(笑)
年齢は63歳。白髪のカールした髪がトレードマークです。
グロリアスポスタリティは年配の女性で構成されているので、フミナはその中では若い方。
NWSの仕事を受注する前はどんな仕事をしていたのかなぁ?
たぶん、日本の道の駅の手芸コーナーにあるみたいな、布ぐるみとかティッシュケースとかポプリとかを細々と作っていたのかもしれませんね。
ああ! もしかすると、パラティヌス名産のサシェ守りを作ってますよ、きっと。
おばあちゃんたちが作るそれは、優しくて穏やかなエネルギーに包まれていて、手に入れた人に陽だまりの暖かさを届けてくれると思います。
その彼女たちが、カピトリヌス神話の里の衣服仕立てに決まったとき、腕が鳴ったでしょうね。
ただ問題が一つあって、流行はわからないし、デザインがパッとしなくなるわねぇ、ということでNWS女性メンバーの意見を取り入れることに。
パティやオリーブたちのおかげで、刺繍する花やブランドの名前、それにその仕事をやってみたい希望者を募ることができました。
段取りを滞りなくつけられたのはフミナの手腕です。
こうしてNWSの女性メンバー22名を迎えて、グロリアスポスタリティは突然華やぎました。
彼女たちの拠点は集会場裏の小川公園を西表に建てられていますが、公園が一時的に染色した綿布がはためく物干し場に変わった。
そして、所狭しと並べられた作業台とアイロン台、足踏みミシンで作業所内はいっぱいに。
老いも若きも一緒になって、作業は世界の大変革前もそれ以降も続けられました。
アヤの口利きでパスクア織の職人たちも作業に加わって、ブルーブリーズブランドは時代が大きくうねる中で、新しい衣服という象徴を虹球界にもたらしました。
その服はとても着心地が良く、いい香りがして、着崩れしない、洗濯しても撚れないと評判になったんですよ。
おばあちゃんたちは鼻高々ですね。




