VOL.76 クリオ・プレイナー
NWS9班のメンバーです。
本名をクリオ・パークスといいます。
金髪のショートヘアに青い瞳、花柄の服を好む甘いルックスで、同じ班の男性メンバーが目の保養をしています。
年齢は24歳くらい。
名物三人娘とよく絡んでいて、当たり障りのない会話や距離感を保とうとする冷静さを持ちます。
――9班の女性メンバーは、アロンを巡ってライバル関係なので、年若いクリオは常に気を回さないといけないから大変なんです。
彼女たちはクリオがルックスでアプローチしないのならどうでもいいようですが。
仲間外れにされないように気を遣うクリオは、穏やかで平和を好む性質なのでしょう。
そういうところが男性メンバーに注目されてしまい、ファンクラブがあったりしますが、クリオにすればこんな迷惑なことはありません。
それで、グロリアスポスタリティのブルーブリーズブランド事業に、これ幸いと活動の軸を変えました。
年配の女性ばかりのグロリアスポスタリティは、クリオに手仕事の愉しさを教えてくれたんです。
……もしかしたら、彼女はそのまま移籍してしまうかもしれないですね。
大人しいクリオは年配の女性といると、生き生きできる自分を発見しました。
それに女性の先輩として、尊敬したり考えを取り入れたり刺激を受けたり、いくらでも学ぶべき手本がたくさんある。
そこから自分流にアレンジする楽しさを知ってしまったんです。
クリオがNWSに入ったのは3年前。
不眠がちで頭が冴えなかったところに、進路が決まらず両親に腫れ物扱いされて、落ち込み過ぎて因果界にやってきてしまいました。
相談を受けていたアインスが、同世代のNWSなら、そんなに深刻にならないで済むだろうという理由で入会。
唐変木な男らしい判断ですが、クリオは嫌と言えなかった。
そうして3年も窮屈な思いをしてきて、潮時が来たんでしょう。
彼女は自らステージを変えます。
グロリアスポスタリティでは、クリオだけが20代です。
うーん、ブリーズブランド事業に参加したNWSの女の子たちの中に、移籍を考える子がいるかどうかは不明ですね。




