VOL.74 イデとテリー
イデはNWS4班メンバー、テリーは10班メンバーです。
炎樹の森の害虫防除の仕事で、現場を危険区域検出ソフトで管理するため、その管理に就いたシステムエンジニア。
普段はあまり役に立たない技能ながら、情報処理能力は作業資料集めなどに威力を発揮します。
二人ともプレイナーで後方支援に回ることが多く、環境修復の仕事は彼らにとって蛇足のようなもの。
この二人、相当なオタクで、専門用語で話をしていると誰も内容がわからないほどマニアック。
オービット・アクシスのソフト開発に一般応募枠で応募しただの、首都の技術シンポジウムに出席しただの、どこどこの会社のスパコンは半年で役目が終わる、など――。
およそ通じない話がないくらい精通しています。
ついでに二人が因果界に来た理由も同じなんですよ。
個人で起ち上げたシステム開発に夢中になって、3日完徹したら迷い込んだ……と。
万世の秘法を知るに至って、イデはシステムインテグレーター会社を退社。テリーはWEB系企業の相談役を辞退、二人とも待遇面で結構いい線までいってたんですけどね。
システム面では未開発な部分が多い万世の秘法なら、もっと大きな仕事ができそうじゃないですか?
だから、フリーな立場で童話の里が主催するシステム開発会議に参加してるんですよ。
こういうことを率先してやるのは、長老の助手のアインス・エターナリストでしょうね。
別名、オタク会議の顔触れはいつも決まっています。
内容によってはマルクやアロン、トゥーラが参加することもあるので、NWSも一枚岩ではありません。
特にイデはトゥーラがリーダーなので、何かと相談されたり仕事面で融通してもらったりと、居心地良さそう。
逆にテリーはリーダーのルイスが持て余しているのですが、どこもかしこもぷくぷくしている愛嬌者のおかげで、ゆるキャラ扱いされています(笑)
そのうち、ドデカイことをやってやろうと盛り上がった二人。
NWS独自のカスタマイズしたオービット・アクシスがお目見えするかもしれません。




