VOL.66 オービット・アクシス
七宮廷神界の半球状の通信機器です。
地球で言うところのPCのようですが、用途が多岐に渡り、数百万円もする超高額家電になっています。
家庭用のものは国からレンタルできるので、個人で持っている人は少ないです。
NWSが使っていた腕時計型のオービット・アクシスは、それでも50万円前後はします。
通話機能・データ管理・GPS・地図のリロードなど、多機能ぶりはスマホのようですが、これなら現代の地球とリンクできるというのもあり得る話です。
いろいろカスタマイズできるため、用途によって性能も違います。
NWSが集会所で使っていたオービット・アクシスは、3Dカメラ(取り外し可能)がついていました。
他にも、録音機能や音声認識、HP、ブログ、音楽・動画配信、TV電話、プロジェクターなど、機能が盛りだくさん!
トラディショナルオークツリーのリサが機能の一つ、テクスチャブレインを使いこなそうとしていましたが、これは博物館等の学芸員用の機能です。
要するに3Dプリンターですが、そのデータ加工が可能なんですね。
それと、タイムフリーズダークムーンなどの修法と併用して使う……そう、オービット・アクシスは、初めから修法とコンビネーションするためにシステム開発された物だったのです。
だから真央界でも因果界でも普通に使えてるでしょ?
オービット・アクシスの製造元はウィミナリスですから、開発部はそこにあります。
盗難防止についた認証機能は、登録者のバイオリズムを感知して逐次データ管理する優れもの。
これに合致しないときは、本体が稼働しないようになっています。
それだけ高機能な代物なんですよ。
マルクもオービット・アクシスがなかったらぞっとすると言っていますから、現代の位階者たちの知識と技術をサポートする、なくてはならないものになっています。
ファイアートが個人で所有していたのをサクシードたちに見つかっていますが。彼はその世にも稀な発信力のおかげで、お金があちこちから流れてくるんですね。
それに相応しい部屋に住んでほしいものですが、いかんせんそちらにはベクトルが向いてないのでした。




