VOL.67 パティ・プレイナー
NWS6班のメンバーです。本名をパトリシア・クローバーといいます。
リーダーのランス、サブリーダーのアヤに次ぐNo.3。
黒髪のショートボブに目力のある青い瞳、艶やかな顔立ち、颯爽とした身のこなし……美人ではっきりと物を言うデキる才女です。
25歳くらいかな。NWSには3年前から参加しています。
アヤと張り合って班の業績に貢献したり、ソフト面で資料を独自にリロードしたりと、目覚ましい活躍ぶりはリーダーたちをも凌駕します。
ただ……ランスに仕事の上でも女性としても認められたい一心なのですが、ランスは恐れおののいているという可哀そうな結果に。
そこで一計を案じてポールにお願いしようとしていたランスですが、意外にもトゥーラとくっついたのでご破算になってしまいました。
リサがパティのことを「ランスさんが水なら、あんたは火なのよ」と例え話をして諭していますが、気が強くて誤解を恐れない情熱的な彼女をまさに言い当てているでしょう。
パティの青い瞳は真実を見通すほど透徹しています。
そしてその言葉は虚偽を抉り出す。
それはランスといえども斬り込まれるような鋭さと緊張感がありました。
まぁ、男って自分より強い女性は大概遠ざけますよね。
ランスも例外じゃなかったと。
でも、女を磨いたパティを待っていたのは新しい出会いでした。
カフェ、『ビアンコ・ディアマンテ』の店長、ドミンゴ・ボアは、カピトリヌスの神話の里に所属する修法者。
故郷コンバス国を盛り立てるために、パラティヌスで外貨を稼ぐ、ドミンゴのスペックは計り知れません。
だけど、パティはそういう計算をする前に、人として尊敬できるかどうか確かめた。
パティの真実を見抜く目に、ドミンゴは惚れ惚れしてしまうんですね。
欲しい物は欲しいと言える、ドミンゴの熱烈なアプローチにパティは戸惑ってしまいました。
初めて男性に畏怖を感じた。
思わず突っぱねたパティでしたが、ドミンゴの大人の包容力に素直になれましたね。
まだ年若い彼女ですから、ドミンゴを受け入れるには時間が必要かもしれませんが。
ドミンゴすら支援者にして、もっと大きな世界で羽ばたく日が来るかもしれません。




