VOL.58 ポール・アスペクター
NWS5班のリーダーです。
本名はポール・マホガニーと言います。
別称NWSのラウドスピーカー。
彼がしゃべりだすと節でもついているみたいに朗々と止まらなくなり、あらぬ方向へ話を持っていってしまうんですね。
天然パーマに小さな目、大きな口に角ばった顎。本人曰くまぁまぁイケてるそうです……。
新年の飲み会で早々に担がれるなど、常に話題の中心にいます。
酔いが回ると説教癖が出て班の男性が迷惑を被ってますが、童話の里のお目付け役、アインス・エターナリストに咎められるなど、それ相応の痛い目にも遭ってますね。
仕事でもミルラに突然失踪されて慌てふためいたり、生産修法がおざなりになっていたりと、リーダーとしてイマイチ人望もないし責任感もありません。
そうかと思えば、降霊界に採用されるような教育文の草案を出したり、神懸かりになって本を創り上げるなど、アイディア面ではなくてはならない才能も持ち合わせてる。
なかなか侮れない(笑)
ご意見番のタイラーもその点においては一目置いていますが、いかんせん適当なポールのキャラクターが危なっかしいみたいです。
なぜトゥーラに好かれたのかは、NWSの永遠の謎。
逆告白されてからのポールは、目に余ることが少なくなり、発奮したり豊かな人間性も垣間見えるようになりました。
相変わらずだ、という意見もあるにはあるんですけどね。
トゥーラが思いの外奥手だったりするので、のんびりと彼の流儀に染めています。
なんちゃって光源氏してるわけです。
まぁ、ポールも不特定多数を相手にできるという点では、トゥーラの頼もしいナイトです。
二人の子ども一人目は女の子だって、ノリヒトに宣言されていましたが、その通りでしたね!
プチ・シェ・ヌゥでは本のセレクトを担当したいと言っていましたが、それで収まるポールじゃないことはトゥーラも承知していると思います。
本も読み込んでるみたいですから、小説家かシナリオライターになって、サブカルチャーに貢献しそうです。
口先三寸でマスコミを手玉に取って大立ち回りなんて――ありそうだな。




