VOL.50 空想の里
クイリナリスの上層(下層)、因果界にある万世の秘法の拠点です。
首都ファットリアから見ると、北西の村ガロにある国営農園に結界が張られています。
空想の里は暁の地平線の北半分を守護している都合上、東端にも出張所が設けられているんです。
ちなみに南半分はエスクリヌスの笑話の里が担当しています。
クイリナリスの因果界には、復習の荒野という戦争跡地と野心の塔という呪界法信奉者の拠点があり、ここからは暁の地平線に向けてミサイルが発射されています。
空想の里の精鋭は暁の地平線、つまりチュールブ大平原に陣取り、防御壁を張ったり特殊な技術でもってミサイルを完封している。
レンナのようにホール・コンジャクションによって異次元へ送るなどの対処法が確立しています(『パイオニアオブエイジ~偉業の少女~』より)。
翻って本拠地の空想の里は、太陽の峰、つまりアルペンディー大山脈の麓にあるため、入峰する修法者のための拠点として利用されるんです。
入峰する修法者はここで白装束に改めたり杖や最低限の調理道具などを整えて、大半の荷物を預けて山に入ります。
山で暮らすにあたって、食用の草や木の実を調べるためのガイドブックだけは携帯するのを許されていますから、その編纂作業も空想の里の仕事です。
それから、万が一のための山岳救助隊も空想の里で組織されます。だから入峰した修法者は常に透視で監視されているんですね。
地の利がある空想の里の位階者は、登山のエキスパートでもあります。
他にも空想の里は、おどろしい空想+負エネルギーという厄介な現象を封じなくてはなりません。
国土全体を暴れ回る化け物は、ほんの小物の雑霊でさえ取り入れて、巨大化・凶悪化します。
シンプルハートディグニティが、スターリー川流域に荒ぶる悪龍退治の大一番を任されていましたが(『パイオニアオブエイジ~NWSかく語りき~』より)。
余所者に大一番を譲っても、化け物を退治する機会は幾度となくあるんですね。
広範な問題に対処しなくてはならないので、体力を温存しているんでしょう。




