VOL.27 六つの異世界
真央界の外側、精霊界の内側に存在している、六方位にある異世界です。
説明し忘れたわけじゃないんですが、ややこしくなると思ったので後に回しました。
北に天界、北東にストレンジャー、南東にトリックスター、南に冥界、南西にアンビション、北西にアニミズムがあります。
天界は天使の世界、冥界は闇に蠢くものたちの世界です。
ストレンジャーは知恵者の世界。
トリックスターは道化の世界。
アンビションは戦の世界。
アニミズムは幻獣・霊獣の世界となっています。
この設定を決めた当初はユング心理学にハマっていて、用語が使われていますが、市民権を得ている語句もあるので微妙なネーミングになってますね。
この六つの異世界へは、存在が不安定になったレンナ一人が飛ばされるという設定がありましたが、結果ボツになりました。あまり一人を特異的にしてしまうと他が動けなくなるからです。
この設定もね……聖闘士星矢の黄金聖闘士、シャカの必殺技、六道輪廻が元になっていると言われたら釈明できない。
だから、世界の大変革の時だけクローズアップされてるんですが、アンビションが呪界法信奉者が生まれ直した後往く世界になって――まんまですね、すみません(『パイオニアオブエイジ~NWSかく語りき~』)。
おかげで説明がつきました。
他の五つの異世界に関しては、真央界の善なる人々と同様、虹球界に往くことになっているので、たぶん住み分けるんじゃないかな。
五つの異世界がもぬけの殻になれば、六つの異世界は因果界に属することになるので、いずれは呪界法信奉者たちが到達することになるかもしれません。
生命の樹が監視していますから、略奪というわけにはいきませんが、六つの異世界は光と影のように真央界に影響を与えてきました。
真央界……人界での事件や騒動などが起こる前触れを降霊界では六つの異世界の動向で把握していました。
それが反映されなかったのは、機密事項だったから。
例えば前触れをキャッチしても万世の秘法やPOAに反映するには、いくつもの手続きを踏まなくてはならないからです。
切り離された異世界は、これからも因果界に影を落とすことになります。




