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論説 日本国憲法 戦争なんか放棄していない日本国憲法第9条  作者: 田中 康之
零章 世界最終戦争を遂行するための条文が憲法第9条の正体である。
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ミカド(天皇)は、温存し利用すべきである。Forget Pearl Harbor、真珠湾は忘れろ。

ミカド(天皇)を処刑したら全てが解決するのか?


彼の問い掛けに、その通りだと謂わんばかりの表情を見せる海軍関係者達。


一方の陸軍は、太平洋上各諸島に於いて激甚な犠牲を払い、日本軍と直接身を交えて作戦を遂行してきている。


アッツ諸島、硫黄島、沖縄本島などの上陸戦での犠牲者の多さには、もううんざりであった。


そして、このままの状況で日本国本土上陸戦を敢行したら犠牲者はこれまでの比ではない事も理解していた。


焦土と化した日本国上陸であれば犠牲者は確実に少なくて済む。という思いが陸軍にはあった。


その揺れる考えが日本国焦土作戦への緩やかな賛成へと傾かせていたのであった。


ただ、「海軍は勇ましくて結構だ。艦砲射撃と航空機による空爆だけで戦争が終わるのであればこれに越したことは無い。」と皮肉交じりに日本国の焦土化を願っていたのであった。


彼は、しばらく黙って聞いていた。


そして徐(おもむろ)に立ち上がってコミッティ(委員会)の出席者にハッキリと謂った。


Forget Pearl Harbor、真珠湾は忘れろ。


ミカド(天皇)には、利用価値がある。


私にミカド(天皇)の命を預けて欲しい。と、



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