34/121
「6番線に春は来る。そして今日、君はいなくなる」
著◆大澤めぐみ先生
春の出会いと別れの群像劇です。青春です。
個人的にはセリカの章が面白かったです。
主人公の郷津香衣の視点では小悪魔的に語られていたセリカの意外な真実が明らかになる……
そうだよねえ、制服もローファーも高いから大切にするよね
カマボコ板は予想外だったなあ
また、諏訪隆生のサッカーの話も熱が入っていて楽しめました。部活のところは単純に私の知識不足で調べながらじゃなきゃ読めないところも多々あり、勉強になりました。
サッカーの季刊誌なんてあるんですね。
全然わからないし、なんなら運動部が好むスポーツ系のブランド名すらわからない……知識の偏りを痛烈に実感しました。
青春ものとして受験からの合格、合格してからの高校生活を扱っており、作者の本意とは違うと思うのですが学生の頃の勉強に励んでいた記憶が蘇り、いまからまた勉強してみようかなと思わせられました。勉強だけしてももうあの頃を取り戻せはしないんですけどね……
青春ラノベに求めるのは理想の青春という論に目を逸らしつつ、しかし心の中では賛同します。




