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国王の娘  作者: 白河翠
11/13

どなた様?



教室に戻り席につくと周りから鋭い視線を感じた。なんか怖い…

早速装飾ゴッテゴテのお嬢様?×3名が私に近づいてきた。すごい…ニッコニコの笑顔だ。これぞ社交界スマイルってか?



「貴方、お名前は?」

はぁー、出来ればお貴族と仲良くしたくないけど…まぁしょうがないか、変なことして目立つ方がやだし。

「ローザです。あなた方は?」

無難に名前を聞いてみた。覚える気ないけどね!



「まあ!貴方、イリーナ様のことご存知ないですの?とても首席とは思えませんわ!」

いやいや、人の名前知らないだけでそんなこと言われる筋合いない気が…

「ひどいわ…私のこと知らない人がいるなんて…ぐすっ」

そんなことだけで泣かれても…

ってか私は?私貴方達に知られてないんだけど?泣いてもいいんですか?



無言でお嬢様方を見つめていると

「もう、仕方がありませんわね!今回は特別に教えて差し上げるわ!イリーナ様はこの国で1番影響力のあるセリーヌ公爵家の長女ですの!!」



何故か本人ではなく後ろにいるお二人さんが威張っている。

「へー、そうなんですか…」

と、空返事をすると

「な、貴方!イリーナ様は身分がお高いのですよ?」



あーあ、面倒くさ!

「それがどうしたんですか?この学校は身分ではなく実力主義です。あまりそのような事を仰っていたら後で大変なことになりますよ?」

私がそう言うときっ!と睨んできた。おぉ怖い怖い…



「そういえば貴方ローザって言ったわね?王女様と同じ名前なのね、羨ましいわ!」

イリーナがトンデモ発言してきた!

危ない危ない、私が王女ってことバレてないよね?入学そうそう気づかれたら私のウキウキ学園ライフが台無し!



「そういえば、ローザ様とは同い年よね?やっぱりローザ様は王宮でお勉強されるのかしら?王宮…1度でいいから行ってみたいわ!きっとお部屋も廊下もゴージャスでお庭も広くて綺麗に整えられてて……」

頭の中お花畑だなこの人

そんなにいいとこじゃないって…

「そ、そうですね…」



「貴方、家名はなんて言うんですの?」

げっ、どうしよう。本名言ったら完全にアウトだよね…こうなったら、よし!

「家名は…ありません」



「まあ!平民ですの?汚らわしい!イリーナ様に近づかないでくださる?」

いやいや、近づいて来たのはそっちですよね?まあ、ごまかせたから良かったことにしよう。



「はい、ですがここは私の席なので退くことは出来ません。」

「では、私達に退けと?」

「はい。」

「なんてこと!平民のくせにイリーナ様に退けなどと…」



そんなことをしている間に先生が戻ってきた。

「そこ!席に着きなさい!」

先生がそう言うとイリーナ一行は自席に戻っていった。マーク先生ありがとう!



うぅ…教室に戻ってきた時よりも人の視線が痛い気がする。

読んでくださってる人ありがとうございます!!

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