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年下!?

新キャラ登場です!


――バシン!!

 かなりの音がした。

それと同時に私の横を走っていく女の子。一瞬ではあったが涙を流していたようだ。

私は振り向く。ああ、なるほど。事の事情は察しがついた。

どうやら男女の喧嘩らしい。男の子は頬を叩かれたようだ。

隣の学校、明応学園の制服を着た男の子が、赤い頬をしてこちらを見ていた。

バイトに送れる、行こう。

私は気にも留めず、歩きだす。

「待てよ。」

ん、何か聞こえたか?

「待てって。」

私は見回す。

……私のほか誰もいない。

「そ、そこの聖女の制服着たあんただよ!」

私は、ゆっくり振り向いた。

「……何?」

「あんたのせいで叩かれたから責任とれよ。」

「はあ!?」

「あんたの後ろ姿見て「声かけてー」って言ったら、いきなり叩かれた。」

「何よそれ。私、関係ないじゃない。」

よく見ると、結構な男前だ。背が高く、浅黒い肌、ストレートのツンツン髪。濃い眉、すっきりした口元。女にもてるだろう。

「通りすがりの私に声かける位なんだから、彼女に愛想つかされたんじゃないの?」

「俺がこういうやつだって初めから知っててつきあってるはずだけど。」

「……。」

軽い!

もう相手にするのよそう。

「じゃ。」

「待てって。名前教えて。ついでにアドレスも。」

私の前に立ち塞がれた。

「通して!」

私は強い口調で言った。つきあってられるか!

「気強いね。じゃ苗字だけでいい、教えて。俺は 小関(こせき) 太陽(たいよう) 高1、16歳。」

「私は、……た!」

「?」

私は不意打ちを狙って、相手の足を踏みつけ駆け出した。


そういえば、前にもこんなことあったな……。

明応の生徒とは関わりあいたくないと思う美波であった。





――――To be continued



読んでいただきありがとうございます。

新キャラ太陽は、少し軽薄なイメージのように思われますが…。

続きもよろしくお願いします!

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