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異世界にクラス転移で召喚された男子高校生、目の前で親友を殺されたため召喚者国家に反逆す  作者: XX
第3章:魔法の取得とリスリーの従姉

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第34話 どの精霊を選ぶか? それが問題だ

 こういう場合、自分が何を求めているのかを洗い出すのかが大事だろ。

 例えば俺が拳法をはじめたのは……


 単純に、ヒーローに憧れて強さが欲しかったからだ。

 だからちょうど近所にあった道場に入った。


 目的は強い男になることで、近場に拳法道場があったから通ったんじゃない。


 じゃあ、今の自分の場合はどうか?



 ……今の場合は、さらに強い男になること。

 そうしないと、あのハゲ野郎に勝てない。


 そのためには……


 俺のスキル「鉄人」を戦いに活かす使い方をもっとモノにする必要がある。


 それは使い慣れることもあるけど……


 もっと高威力にする。

 使いやすくする。


 これも大事だろ。


 鉄人を戦いに活かすための使い方……拳がインパクトした瞬間に使用する方法。

 拳が食い込む一瞬は、生身である必要がある関係で


 拳がおそらく、高確率で砕けるという問題があるよな。

 ここをなんとかしよう。


 そうしないと、左右2回使ったらその後はリスリーに回復して貰えるまで使用できないということになってしまう。


 これはまずい。


 だから俺は


「拳だけを固くする魔法……あと、動きの素早さや筋力を上げる魔法はありますか?」


 それを訊ねる。


 セレーネさんは俺の言葉に


「拳を固くするのであれば、アーシズの大地の精霊魔法が一番適当だと思いますわ。……鉱物の硬さを肉体に付与する魔法がありますから」


「動きを早くするのであれば、エアリーの天空の精霊魔法。飛行魔法があるから、それを応用すれば可能だと思います」


 そう、回答を返してくれる。


 アーシズとエアリーか……


 確か


 アーシズはフレイア、エアリーと。

 エアリーはアーシズ、ライブラと相性が悪い。


 つまり、両方取るのは無理。

 どうしても取りたいなら、普通に魔法使いの修行を積む以外道が無い。


 だから片方諦めるのは必須。


 となると……


 アーシズしかないだろ。


 拳を守るのが一番大事になるんだし。


 だから俺は


「アーシズをまず取りたいです」


 そう返す。

 俺のその返答にセレーネさんは


「目的がハッキリしてて、すぐ決断できるのは良いことですわ。素敵ですわね」


 そう、気分良さげに俺を褒めてくれた。

 続けて


「2番目は何ですの?」


「ライブラですね」


 生命の精霊。


 これもすぐ決まった。


 水の魔法については


「主に水を生み出す、水を操る魔法」


 そういう魔法だとさっき流れで教えてもらったので。

 サバイバルには向くかもしれないけど、それは俺がどうしても欲しい能力じゃない。


 そしてもしかしたら役に立つかも、という理由で選択する意義もない。

 負傷を治せるライブラの魔法を使えれば、確実に俺の役には立つわけだし。


 負傷が治せればリスリーの負担を減らせる。

 リスリーが危ないときにも役に立つ。


 それにヒーラーは複数居たほうがいいだろ。


 俺のそういう「決断に至るまでの理由」を語るとセレーネさんは


「私としても異論は無いですわね。じゃあ、それで行けばよろしいんじゃないでしょうか?」


 そう、俺の決断に注意や警告を出してきたりはしなかった。

 だったらもう、決まりだよな。


「じゃあ、方針が決まりましたし」


 対応する魔物を狩りに、明日ダンジョンに向かいましょうか。


 方向性の決定が成された後。

 セレーネさんからのそんな提案。


 今日は確かにここに辿り着いたばかりだから明日からというのは分かるけど……


「セレーネさん、何で出掛ける準備してるんですか?」


 俺はセレーネさんにそう訊ねる。


 何か、急に弓矢だとか荷物だとかをまとめ出したので。

 そう見えたから、そう訊ねたんだ。


 すると彼女はこう言った。


「えっ、狩りですわよ? そろそろ夕飯の材料を調達しませんと」

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