深•追憶④ 不穏
「おい大友、いいのかよこんなことして。お前は信頼されてるんじゃないのか?」「無論だ。俺だって調子乗ってるあいつは嫌いだ。消えて欲しいくらいにな。これからあいつに起こることは全て俺が関与することになるがあいつは俺を信用して俺に相談してくるだろう。なんて面白い。それに俺は一度いいのかって聞いたからな。今こそあいつを突き落とすときだ。やるぞお前ら。」
なんかよくわからないけど俺に対して良くない嘘を流している奴がいるらしい。正志から聞いた。なんだ嫉妬か〜?って思ったくらいで別に気にしてない。俺が違うって言えばみんなは信じてくれる。俺への信頼は揺るぎない、はずだ。信じてくれるけどーー
ここ最近その数が増えてきた。そのせいかだんだんみんなが半信半疑状態になってきた。それでも強く否定したらみんなは納得して俺に謝ってくる。
「ねえなーーお、最近私以外の女と遊んでるってほんとー?」「そんなわけないだろー。お前を超える女なんてこの世界にいねぇーよ。そうでもしなきゃ俺らはここまでしないだろ。」「なーーお大好き!じゃあーしよ?」
まだ大丈夫だ。こいつが、いやこいつさえ俺を信じてくれれば。
さらに嘘は出回る数が増え俺への疑いの念が増えてきた。みんなは簡単には俺を信じなくなった。情報と言うものは怖い。人の気持ちを大きく変化させるものだから。もし俺への嫉妬だったらこれで十分じゃないのか。そう思ったが、俺が見たのはーーー
ありもしないはずの画像だった。




