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第9話

休みが取れたので書きました。短いです。不定期更新です。

駄犬が、運の悪さと共に知り合った二人。厄介ごとに間違いない彼等がぽつぽつ話し始めました。


「私達、駆け落ちして来ました!」


姫と騎士が手に手を取って駆け落ち!姫としての義務は忘れてですか!凄くやばいですね。追ってが沢山来るのではないですか?


「私、嫌なのです。いくら王族と言えど、お爺様みたいな侯爵家に降嫁するなど我慢出来なかった」


涙を流して、ブルブル震えるお姫様がいます。私には理由を聞いても関係ないですが、聞けばブルンドル王家の姫様の様ですね。そう言えば、あそこの侯爵は好色の爺様だと巫女仲間が言っていたのを覚えています。若い子が好きで、沢山の妾がいる。悪い事もしていますがばれてないだけ。その爺様の嫁とは運が悪いと言ってしまえばそれまでですが。



「貴方達は、どうしたいのかしら?逃げる?それとも戦う?」


選択次第では助かるわ。ただ、彼らの意思が強くなければ意味がないわ。


「行く当ても無くて、無理を言って私が彼に怪我をさせてしまった。これ以上迷惑は掛けられない!戦います」


戦うのなら、協力出来るわ。逃げるのはダメなのよね。選択したのがもうひとつの方なら、彼は死に彼女は酷い目にあった後、やっぱり死ぬのだった。戦うと選択して死相が消えたわ。



「面倒だけど協力してあげるわ。ただし、私達の事は誰にも言わない事。誓約できる?」


私達の事を話されては困るわ、せっかく自由になったのにケチが付くわ。


「はい!できます。何でもします。助けて下さい」


嘘を私につかない限り助けてあげる事にするわ。駄犬の所為で面倒臭いけど、拾ったからしょうがない!だけど、お仕置きはさせて頂きます!

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