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2. 孤独な街灯

(前書きというより前回の概要)家出して田圃歩いて血迷って山に泊まる。

 太陽が私を起こした。その太陽は、昨日見た太陽よりずっと凛としていた。しかし、美しさがないと思った。だが、美しさがないのも品がある。これこそ芸術だろう。(芸術はよくわからないが)

 とりあえず、起きてしまったので食べ物を作ろうと思った。まず、お湯を沸かそうと思った。その為、山の渓流で鍋に水を入れようとした。しかし、あまりにも鍋が重くなってしまうことに気がつき万杯まで入れることを、諦めることにした。だが、少し水を入れることに成功した。その為、次はここで火を起こすことに専念した。こんな湿っているところで火を起こせるはずがない。といまの私だったら気づくことができるだろう。だが、その時の私は気づくことができなかったので、試行錯誤し四苦八苦しついには諦めた。それが原因で、朝ごはんは水だけになってしまった。手元にパンがあったのに....

 きっと、一から二時間ぐらいした頃だろう。私は、ちゃんとした食べ物が食べたいと思った。そうだ! と思いつき下山し町に出ることにした。

 一から二時間してやっと町にでることに成功した。町に出たら見たことがある人(長兄ではない)に見つかった。どうやら、私と兄弟らしい雰囲気だった。そして、急に兄弟らしき人に殴られ怒られた末に家へ戻されることになった。その時、長兄らしき人以外の兄弟?と初めて話した。(相手が勝手に話していただけだが)その為、驚いたが徐々に慣れていった。(依然として相手が勝手に話していただけ)またそれと同時に、私は人違いだったらどうなっていたんだと思った。

 家に戻されてから、親に長時間怒らた末に、或る蔵(私の家には蔵が十戸前ある)に監禁された。蔵に入ったことがある人ならわかると思うのだが、奥に行けばとても暗くて少しひんやりしているのだ。数時間して腹が減った。何か食べなければ本能的に死ぬと思った。その為、必然的に抜け出さねばならないと思い、それを固く決意した。蔵の中は暗いが幸いまだ外が明るかったので、戸口から近いところはそれから漏れた光があって明るかった。その為、ノコギリとトンカチ(農耕用機具のようなものを保管する為の蔵だった為)を探し当てた。幸い、戸口が腐りかけていた為、まず、トンカチで戸口にノコギリが通るくらいの穴を開け、そこから、右にノコギリで一直線に切ることによって戸口を壊しやすくすることに成功した。そこからの行動が早く、戸口を破壊することに成功し、町に出ることにした。(駅に行き、この町を出る為)

 町まで出ると、辺りは完全に真っ暗になっていた。そんな中、一際少し錆びた街灯が一基明るかった為目立っていた。その時、雨が降ってきたようだ。しかし、依然として私は目を街灯の光から離さず、その場にとどまった。というのも、その街灯は私と違って弱々しくしていなかった。また、少しも暗さが怖くないようだった。

 その光は私を強く打ちつけた。

次回、きっとあります。

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