第7章7-10ギルド長からの依頼
〈それから数週間後〉
「すみません。」
「はい、どの様なご用件ですか?」
「はい、ギルド長からの依頼で来たケイジと言います。ギルド長は居ますか?」
「少々お待ち下さい。」
「はい。」
「すみません。今ギルド長は席を外しておりますので又明日にでも来て下さい。一応ギルド長には伝えて置きますので明日は大丈夫だと思います。」
「わかりました。ありがとうございます。」
「はい、どうもすみませんでした。」
「じゃあベル!ルビー!明日又来ようか!」
「はい、そうですね!」
「はーい!」
「あれ?ケイジ君じゃないか!」
「ギルド長!」
「返事は貰えたの?」
「はい!」
「そうか!ちょっと待っててね!直ぐに戻るから!」
「はい!」
「良かったですねケイジさん!」
「ああちょうど良かったよ!」
「ケイジ君お待たせ!こっちの部屋に行こうか!」
「はい!」
〈ガチャン〉
「どうぞ座って!」
「はい、失礼します。」
「それで長老様は何と言われたの?」
「はい、一応建設は大丈夫です。それと街からあの洞窟までの道も作っても大丈夫との事ですが長老様から1つだけお願いを言われました。」
「そのお願いとは?」
「はい、それは俺の言う事を聞くと言う事です。」
「簡単に言えば多分俺達の指示とか約束を守る事だと思います。これは両方のギルドも同じだと思っています。何故長老様がこの様な提案をしたのかは多分里の人達を守る事に繋がるからだと思っています。何故と言われたら俺は暴力沙汰になるのが嫌なのもありますが、今までは族長様しか外へ出て居ません。そして妖精族の人達は意外と人見知りが激しいのと余所者を恐れる傾向があります。俺も初めは怖がられて居ましたが、今は普通に世間話をする事が出来る様になって来ました。特に俺達冒険者は荒くれ者が多いと思いますので余計に怖がられてしまう恐れがありますね。」
「そうだね!うちは結構問題児が多いから、もしかすると逆にケイジ君達が舐められてしまって言う事を聞かない冒険者が出て来るかも知れないね!」
「はい。」
「わかったよ!一応建設に関しては商業ギルドの方へ伝えて置くよ!それとうちのギルドからは、ケイジ君達のサポートをしてもらう冒険者を探しておくからそこは心配しなくて良いようにしとくよ!」
「ありがとうございます。ギルド長!」
「良いよ!今回は命に関わって来る依頼内容たからね!私もここは手を抜くつもりは無いよ!」
「ありがとうございます。」
「ケイジ君達はここに何日居る予定なの?」
「そうですね?一応3日か4日は居る様にしたいと思いますけど、もう少し居た方が良いですか?」
「多分十分だと思うよ!でもサポートをしてもらう冒険者は至急招集を掛けた方が良いかも知れないね!もしかすると一緒には行けない事になるかも知れないけどその時は先行して進めて置いて良いよ!」
「わかりました。」
「じゃあ先は里の建設から、あとは街からあの洞窟までで良いかな?」
「はい、いいですよ。」
「一応街からあの洞窟の間にももう1つ道を作り妖精族の里へ行く道も作る予定にして居ますからそこが完成してからあの洞窟へ道を作る予定にしています。時間が掛かるかも知れませんがその方が俺達冒険者が安全に行動出来ると思うので!」
「うん!そうだね!休憩所も作らないといけないからあの洞窟の道は最後にすると良いよ!」
「はい、ありがとうございます。」
「もしかするとこちらからケイジ君達に出発を延期してもらうかも知れないからその時はよろしくね!」
「はい、わかりました。ありがとうございます。」
「ああ!忘れる所だった!ケイジ君伐採した樹木は一旦冒険者ギルドが預かり冒険者ギルドから商業ギルドへ納品させて貰うよ!商業ギルドが樹木を値切る可能性があるからね!そうなったらケイジ君達が損をするからね!」
「そこは大丈夫かも知れませんが一応鑑定スキルも持っているので一定量しか納品しませんし納品する樹木も鑑定して合計金額を書いて渡しますから損はしないと思います。」
「なるほど!それならばケイジ君達が損をする心配は無いな!一応相手にはケイジ君達が鑑定スキル持ちと伝えた方が良いかも知れないね!」
「はい、それは大丈夫です。」
「わかった!では急ぐからこれで失礼するよ。」
「はい、ありがとうございました。」
〈ガチャン〉
「それじゃ俺達も宿に帰るか!」
「はい!ケイジさん!」
「はーい!」




