第4章4-9冒険者ギルドへ
「ここが解体場だ!」
『『うぁー?!』』
「広い解体場ですね!」
「本当に広いですね!」
「おぉダンナ!こんな所へどうしたんだ?」
「すみません?ギルド長さん?あの人は誰ですか?」
「あぁすまん!こいつは、ここの解体責任者でセイシュウと言う者だ!」
「初めまして!ここの解体責任者をしているセイシュウと言う者だ!魔物の事なら俺に任せて置けば良い!」
「はい!ケイジと言います!宜しくお願いします!」
「おぉ!ダンナより礼儀正しいじゃあないか!」
「そんな事はないですよ!」
「それよりケイジ君、その洞窟に居た魔物を見せてくれるかな?」
「はい!良いですよ!どこに出したら良いですか?」
「あぁすまん!ここの上に魔物を置いてくれ!」
「はい!わかりました!では、魔物を出しますね!」
「あぁ良いぞ!」
「では、マジックボックスオープン❗」
〈ドン!〉
『『えっ?!』』
「何だ?!魔物は?!」
「何だ?!この魔物は?!こんな魔物見た事も無いぜダンナ!」
「この魔物はブラックベアー(特大)ですね!」
「何ー?!魔物が、ブラックベアーだとー?!こんなに大きいブラックベアーなど見た事も無いぜ?ダンナはどうだ?」
「あぁ私もここのギルド長になってからは、見た事も無いな。私が冒険者だった頃は、1度ダンジョンで見た事はある!でも、ここまで大きいブラックベアーなど私は見た事が無い!」
「それでその洞窟はどうだったのだ?」
「はい、基本的にブラックベアー(小型)がメインですね。たまにブラックベアー(中型)かブラックベアー(大型)が出現しますよ!多分この洞窟は、基本ブラックベアーの巣みたいになっていますね!」
「あぁわかった!ケイジ君!ケイジ君の言っている事は間違い無いだろう?だが!それが本当かどうかは私達には判断する事が出来ない?もしもケイジ君が他所からその魔物を倒して、連れて来たとも考えられる?だから私達には判断が出来ないのだよ?わかるかな?別に私達はケイジ君が悪いとは言っていないからね。」
「違います!このブラックベアーを倒したのは私です!」
「えっ?!ケイジ君じゃあないのかい?」
「はい!私が魔法で倒しました!」
「本当かい?ケイジ君?」
「はい!本当ですよ!隣にいるベルが魔法で倒しました!」
「ダンナ!魔物には、刃物で切られたキズはあるがこいつは致命傷になって無いぜ!それに魔物の毛は全体的に焦げている!そのお嬢ちゃんの言っている事は正しいぜ!」
「ケイジ君に1つ質問をする!」
「はい?何でしょう?」
「ケイジ君は魔法を使えるかい?」
「いいえ、多分魔法の適性はあると思いますが、俺は1度も魔法を使った事がありません!」
「それは本当か?」
「はい!本当ですよ!私と一緒にこの洞窟はケイジさんと一緒に行きましたが、ケイジさんは1度も魔法を使った事はありませんよ!」
「あぁ!それは本当だ!俺もこちらへ来る時に魔物に囲まれていたが魔法を使った事は無い!その時は俺とケイジ殿だけだったが、あとでベルが魔物を魔法で倒したぞ!」
「では?本当にあの大森林の中にダンジョンがあると言うのですか?」
「はい、あると思います!」
「ダンナ!それが本当ならこれは一大事だぜ!冒険者のパーティーを何組みかに依頼を出して調査をした方が良い!特に相手がブラックベアーなら上位ランクの冒険者に依頼を出した方が安心で安全だ!」
「あぁ!私もその意見に賛成だ!ケイジ君に1つお願いがある!」
「はい?何でしょうか?」
「ケイジ君にこの洞窟のある場所へ案内してほしい!」
「はい!それは良いですが俺は冒険者では無いですよ!」
「何?!ケイジ君は冒険者では無いのか?」
「はい!俺は冒険者ではありませんよ!あの大森林で生活をしていたので、この大森林から外に出るのも初めてですし、こんな近くに街がある事など知りませんでしたよ!」
「それは本当なのか?」
「はい!それは本当ですよ!私が魔物に襲われている所にケイジさんが助けてくれましたし、そのあとでケイジさんが住んでる洞窟へ行きました!今は私達の里へ引っ越す準備をしている最中ですね!」
「あっ?!ギルド長さん俺は冒険者じゃありませんが魔物の買い取りとかは出来ますか?」
「えっ?!あぁ一応出来るけどもケイジ君には悪いが冒険者登録をしてくれないだろうか?」
「えっ?!俺が冒険者にですか?」
「あぁ!今回はケイジ君に案内人になってもらうが、私としても一応ケイジ君に依頼をする事になる!他の冒険者がケイジ君の事を疑う事の無い様にしたいと思うのだよ!それにケイジ君が冒険者登録をしてくれたら、ギルドからの依頼と言う事でケイジ君にも依頼料が発生しギルドから報酬が支払われる事となる!どうだろうか?ケイジ君?ケイジ君さえ良ければ、今からこちらで手続きをして貰えないだろうか?」
「はい!俺は別に良いですよ!」
「ケイジ君ありがとう!では早速手続きに入ろうか!」




