古文単語315
古文単語315の単語で、赤シート使って隠して、意味を答えられなかったものを使って書いてみました。
都に聞こゆる声、いとさうざうしきこと言ひがたし。八重桜なむにわかににほひたる。それさらば、朝もさらんや。ここわびしきこといふかいなし。桜こそ我につきづきしくて、なまめかし。やむごとなき帝とならしめん。なつかしき人、いとこころにくし。あやしきことに帝さうざうし。つれなきせうと、いとなめし。かのときめきたるほど、おどろおどろしきことなり。げにあやめなし。すさまじきものなり。このびんなきことさすがいとほしくて、かれつらし。うしろめたきこと、かたはらいたし。かれがわりなきあや、いとほいなし。おとと、あさまし。われめざまし。むべ、いとゆゆしきかぎりなり。
あからめもせず、かいまみるつま、やさしきさまもしるく、まみゆらんとすることおぼつかなきひねもすをつれづれと経ること、こころもとなし。いとあはれなり。
すずろなり。すずろなり。すずろなり。かのシャープペンシルあくがるるひまもなくして、いとまめなることなり。われのあだなることあてなるゆえ、あからさまにおろかなるのもそれつつしめ。
をこなるそなたはむげで文おくるもなかなかなり。上におくるべからず。おおやけにつかへるなどおほけなし。内へも参るべからず。御前より去れぞかし。われのみゆきして、それをたよりに消ゆれ。いそぎのことにて、用意はなし。けしき悪きそれ、こころざしもうけとらず、わざはいふかいなし。これ、ことわりなり。ひがごとを並べたそなた、いとわろし。
しるし得るがため、禄を得るがため、いかでか絶え入らんか。世の中をかこつべからず。いとどあさまし。やがて世を背かんと欲さざらんや。やうやう白くなりゆく御髪、なかなかにわびし。さすがに、かたみにつまとながむるたよりなし。うたてここらある山際、きえぞかし。わざとなべておおかた語らず、よもつまいたずらにならじ。
局にみいだせば、いもをみいだしたり。かきくらすさま、雪のかきくらしふるがごとし。ねびたいも、われをまねばんとおきつるゆえ、われうれふ。やつしてしまえ。さはる神にかこつ。われながら、うるせきこと、はかばかし。
おのれまさなし。つまに見するもの、あいなし。あへなくて、われおほけなし。さがなきさま、はしたなきさま、よしなし。しどけなくきなしたまひてひとわろし。いぶせきつま、死にゆかんとすること口おし。われこちたくなりて、けし。まだしきほどなれど、わびし。
さかしきつま、おほとのごもるさま、げにいたくあくがりてまばゆし。なのめにきよらなるさま、まほなりとは言いがたし。あながちにみむこと、うちつけなり。ねんごろなることも、あやにくなり。こころばへはなきゆえ、こころづくしの秋なり。上田秋成。かれはわがかたへなり。かれはわがほだしなり。あるじなどなし。さていま。




