表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

48/123

勉学終了

 少々姉モニカから兄アダムの愚痴を聞かされながらも勉学が進み、特に騎士団の成り立ちと領内を安定させることは密接に関係している事を学び、その後も俺は政務の基本的な事、特に姉は意識してか、軍事面に関する事と領内の政務の関係性を強く訴えてきた。


 これはやっぱり俺が騎士団として戦うからか。


「もう時間ねお疲れ様、ジュン」

「ありがとうございました姉上、マリーもありがとう」

「多くはマリーに任せちゃったからね、マリーもお疲れ様」

「いえ、モニカ様やジュン様の為ならばこれくらいどうという事はございません」


 マリーも本当にしっかりと教えてくれてありがたかったよ。そう思っているとマリーがさらに言葉を発した。


「私はいろいろ勉学の知識ならばお教えできますが、今日のように軍事と政務の結びつきをお話しするのはとてもできません。そこはやはりモニカ様のお力かと」

「これもラオール家やジュンの為よ」

「本当にありがとうございます、姉上から教えていただいたことを意識して騎士団としても精進いたします」

「そうね、ジュン、騎士団は戦場にたびたび駆り出されることになるけど頑張ってね」


 姉上の激励を受け、俺は少し兄の事にも言及しつつ励まし返そうとした。


「あの姉上、兄上がいろいろ押し付けてくるので大変かとは思いますが……」

「あ、ごめんねジュンにまで気を遣わせてしまって、大丈夫よ、お兄様のやり方は少し問題があるけど、私も頑張って抗議はするし、心配はいらないわ」

「そうですか、それじゃあ姉上もご無理をなさらないように」

「それじゃあね、ジュン、お休みできることがあったらまた私かマリーが勉学を教えるわ」


 そう言ってモニカとマリーは俺の部屋から出て行った。先に父に終わったことを報告しに行くようだし、俺も時間を置いて父に報告しに行こう。騎士団入団の許しも改めて得ないといけないし。


 少し時間を置くと俺は父の執務室に向かい、扉をノックし声をかける。


「失礼します、ジュンにございます。ただいまよろしいでしょうか?」

「入るがよい」

「失礼します」


 俺は入室すると早速父へ勉学が終了した報告と明日からの騎士団入団の許可を求めた。


「本日をもって姉上に勉学を教えていただく事を終了いたしました、明日よりの騎士団入団をお許しいただく参上しました」

「良かろう、最初からそのつもりであったからな」

「はっ!ありがとうございます!」

「ジュンよ、騎士団でも励むのだぞ」

「はっ!失礼いたします!」


 いよいよ明日から今度こそ騎士団への入団だ。さあ、何が待っているかな?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ