訓練初日
1週間の先送り期間を終え、俺は無事に騎士団入団の許しを父から得られて俺は騎士団の訓練所へと向かっていった。訓練所ももう使えるようになったと聞いたし、直接向かうよう言われているからだ。
そう考えながら訓練所に到着するとメイルやダンテ、騎士のみんなが出迎えてくれて、まずはメイルが声をかけてきた。
「ジュン様、お待ちしておりました!ようこそ我らが騎士団へ」
「はは、まあ一度来たんだけどな」
「先日は思わぬ事がありましたからね、ですがダンテ副団長もジュン様の実力を理解してくれたようですし」
「団長、それは……、いや俺がジュン様の騎士団入りを遅れる原因を作っちまっいましたからね……」
少し冗談めかしながらダンテの模擬戦の事に触れてはいるが、ダンテもしっかりと反省しているのが伝わって来たし、俺もそれを咎めるつもりはないからな。っていうか咎めるつもりなら俺が自分の責任にしたりしないからな。
「経緯はともかく、こうやって俺も騎士団の一員として迎えられたんだ、みんなと一緒に強くなるぞ!」
「ジュン様、それでは早速ですが剣の素振りから始めましょう!みんなもするわよ!」
「分かった!」
「はっ!」
いよいよ俺にとっての騎士団での訓練初日が始まった。よし!やるぞ!
メイルの素振りに合わせ全員が剣による素振りを開始する。もちろん真剣だ。だから他の人に当たらないようにしっかりと距離を取り、素振りを行っていく。
「はっ!はっ!」
「はっ!はっ!」
さすがはメイル鋭い素振りを見せるな。うっかり近づいてしまえば身体が斬られてしまいそうだ。そしてみんなの素振りもすごいな。ダンテはやっぱ力強いな、さすがはあんな長い槍を扱うだけあるな。
「それじゃあ2人組になって剣による組み手を行いましょう!」
「しかし団長、ジュン様が加わったことで現在我らは奇数ですが、いかがなさいますか」
「そうね、それじゃあ最初は私が見ているから順番に相手を変えましょう」
「分かりました!それではジュン様、ジュン様のお相手は私が」
俺が加わったことで剣の組み手が1人あふれる事になり、メイルが見届ける中、俺は1人の騎士と組み手をする事になる。
「それで剣の組み手って?」
「お互いに剣の攻防を繰り返すのです、ご安心を真剣ではありますが身体に触れる訓練ではございません、お先にジュン様が攻めを私が防御を致しますので」
「なるほど動きの確認だな、分かったそれじゃあいくぞ」
いよいよ始まった俺の騎士団としての訓練、これから強くなっていくぞ!




