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7話 妙多羅天 岩井戸 1

「おっかな橋の……弥三郎……婆?」

 シンハの言葉に千代ちんが首をかしげた。

「えっとね、鳩峰山で羽衣をなくした天女が、狩りに来てたお侍さんのお嫁さんになるのよ。そんで子どもが生まれて武者修行に行くのよね。で、武者修行に出た息子の帰りを待ってるうちに、病気でお嫁さんと孫が死んじゃって、悲しみのあまり鬼婆になって人を襲ってた。っていうのがおっかな橋って……ほらあの高畠高校から東のほうにずーっと行ったとこ。そんで武者修行から帰ってきた息子とは知らないで襲い掛かってやられちゃうっていうお話……だったよね、シンハ?」

 昔話のあらすじを千代ちんへと伝えた。が、うろ覚えで自信はない。

 シンハに助けを求めるように視線をやると、いつになくまじめな顔をして、

「一般的に伝えられている分にはそんなところだッハ……」

 と、答えた。

「最初のラクシュミー……って、言ったわよね……何があったの?」

「今から約900年前に話はさかのぼるッハ……」

 シンハは神妙な顔をして語りだした。

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