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3話 チェリーの気持ち 6
(青木君がんばれー…)
(青木君がんばれー……)
(青木君がんばれー…………)
「んふっ、んふふふふふふ…………ぉおぉおぅ……」
自宅のトイレに座りながら、ぼたんがかけてくれた声援を反すうしている青木は再び襲ってきた痛みに腹を押さえた。
「くっそう、思いっきり殴りやがってダデーナーめ、んっむぅんんん……」
くぐもった破裂音が数度ひびく。
「絶対に当てるなよと念を押したのに……なんだか反応が悪い感じだったな、っあっあああ……」
再び青木は腹を抱えこむ。
「ハァ、ハァ、くそっ、しっかしアイツのおかげでいろいろと知ることができたのは収穫だったな……あぁ、ペットのごはんのためにアルバイトするなんて、なんてやさしい娘なんだろう……うっうぅぅう……」
うっとりした顔を、再び苦悶の表情に変え青木は下腹に力を入れた。
「もう一体作るか……しかしな、またコントロールを離れて勝手にどこかに行かれても困る……」
青木はトイレを出た。
台所まで行くと文珠の入っている袋を開く。
しばしそれをながめた後、そのまま袋の口を閉じた。
「やはり、むだには使えんな……まぁいいだろう、今日の一件できっと冬咲君も……」
またもや腹痛が青木を襲う。
「ああぁ……」
たまらず尻に力を入れ青木は再びトイレに駆け込んだ。
食べ過ぎ注意!




