表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

20/84

3話 チェリーの気持ち 6

(青木君がんばれー…)

(青木君がんばれー……)

(青木君がんばれー…………)

「んふっ、んふふふふふふ…………ぉおぉおぅ……」

 自宅のトイレに座りながら、ぼたんがかけてくれた声援を反すうしている青木は再び襲ってきた痛みに腹を押さえた。

「くっそう、思いっきり殴りやがってダデーナーめ、んっむぅんんん……」

 くぐもった破裂音が数度ひびく。

「絶対に当てるなよと念を押したのに……なんだか反応が悪い感じだったな、っあっあああ……」

 再び青木は腹を抱えこむ。

「ハァ、ハァ、くそっ、しっかしアイツのおかげでいろいろと知ることができたのは収穫だったな……あぁ、ペットのごはんのためにアルバイトするなんて、なんてやさしい娘なんだろう……うっうぅぅう……」

 うっとりした顔を、再び苦悶の表情に変え青木は下腹に力を入れた。

「もう一体作るか……しかしな、またコントロールを離れて勝手にどこかに行かれても困る……」

 青木はトイレを出た。

 台所まで行くと文珠の入っている袋を開く。

 しばしそれをながめた後、そのまま袋の口を閉じた。

「やはり、むだには使えんな……まぁいいだろう、今日の一件できっと冬咲君も……」

 またもや腹痛が青木を襲う。

「ああぁ……」

 たまらず尻に力を入れ青木は再びトイレに駆け込んだ。


食べ過ぎ注意!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ