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第38話 口論

 本当に遅くて申し訳ございません。

 話の内容がおかしい所があるかもしれません。

 どうぞお読み下さい。

 ……この人、悪魔だよね。

 何で土下座なんてしているのかな? いや、大体分かるような気がするんだけど。


「リントヴルム、これどうしたの?」

「うむ。我との勝負にこいつが負けたのでな、反省の証に誤らせたのだ。こいつには無暗に人を襲わないことを約束させた」

「そうなんだ、でもそれって口約束なの?」


 悪魔の方を見ている、怯え切った表情をしてる。

 恐怖を与えて約束させてもいずれは怒りや憎しみに変わると思う、口約束なんて相手が観ていないときに幾らでも破れるものだと思うし。


「うむ、確かに口約束ではあるが、フラーゼが心配している事にはならぬよ。悪魔という種族は約束というものは破らんからな、約束とは即ち契約、それを破れば存在意義が無くなるも同然だからな」


 そういうものかな。

 私にはそこら辺は分からないからリントヴルムがいうならばそうなのだろう。


「……ちょっと待ってください!」


 さっきまで事態が分からず、呆然と突っ立っていたギルドマスターが復活した。


「貴方が侯爵位の悪魔を倒したのは驚きです、ですが何故止めを刺さないのですか!! こいつは悪魔です!! 人類の為にも即刻止めを刺すべきでしょう!!」

「よく分からんが、無用な殺傷など我は望まん。何かしらの理由があるのならば別だが」

「無用、な、殺傷だと!? 理由ならある! 悪魔とは遊びで命を奪う愚か者だ! そんな奴らなど殺してしまったほうが世のためだ!!」

「……だから言っている意味が分からんと言っているだろう。無暗に命を奪ないよう、こうして約束さしたではないか」

「そんな事を言っているんじゃない!! これまでの事を言っているんだ!! これまでのこの悪魔は自分の愉悦のために人を殺して来たんだ、その償いをするべきだろう!!」

「尚更分からん。そもそもこの世は弱肉強食、その者が弱かっただけであろう……まぁ今はそれは置いておこう。貴様が言っているのは只の妄言というものだ、人間と何が違うと言うのだ? 悪魔が人間を襲うのは過程はどうあれ自信が強くなる、糧とするためだ。それは人間も同じであろう、人間も自信のため魔物を襲って強くなる、人間が魔物を倒す事に喜びを感じでいるだろう? お金が入る、自信が強くなれる、追い詰める事を楽しむ者もいる。人間が人間を襲うときもあるではいか、それと同じ事だろう」


 確かにリントヴルムのいう通りかもしれない。

 人間も強くなるため、生きるために、命を奪っているのだ。

 私達のが生活するときに食べている肉はなんだろう、元をたどれば動物、魔物の肉だ、生きると言うことは、命を奪うことなののだ。

 それが、悪魔か人間の違いなのだろう。


 でも、私だって前まで人間だったのだからギルドマスターが言っている事も分かる、人間が殺される、それも一方的な虐殺や愉悦、快楽の為に殺されるのは正直に言えば腹が立つ。


 だけど……それは仕方がないのかもしれない。


 これが、この世の節理なのだから。


 私が居た世界いでも復讐や感情のままに行動している人がいる。

 人が人を陥れ、喜んだりする、それは私自身が経験したことなのだ、私を苛めて愉悦、快楽に溺れてそれが癖になったりする、それで人が、私が死んだのだから。


 命を奪うという行為は人間が許されて、悪魔が許されないという事にはならない。


「ッ! だ、だが悪魔がこれまでしたことは変えられない。人間と悪魔は相いれない存在、生かしておく道理などない!! 悪魔は人間の敵だ!!」


 それは少し苦しいかな。


「相容れないからと言って無暗に殺すのか? 人間と人間との間にも相容れない奴らなどご満といるだろう、それに我は悪魔全員が相容れないとは思っていないしな。 貴様が先程から言っているのは嫌いだから殺す、まるで子供のようではないか。人間という種族を棚に上げている。それは傲慢というものだ」


 ここまで言われてやっとギルドマスターは黙りこくった。


 まぁ、この世界では人間と悪魔は敵という常識なのだろう、だから悪魔は見つけ次第討伐対象ということかな。

 だけど、リントヴルムはそうではないから仕方が無い。


 ここら辺でやめた方がいいだろう。


「まぁまぁギルドマスター。ここまでにしませんか? この悪魔ももう無暗に人は襲わない訳ですし」

「……確かにそうだな。私としたことが熱くなってしまった。もうこの悪魔は害が無いのだな?」

「こいつからは人間を襲ったり挑発的な行動はもうしないが、人間から襲ってきた場合は別だ、そこは襲った奴の責任だ」

「……そうですか。一先ず安心といううことですね」


 少し空気がギクシャクしているが、まぁ問題はないだろう。


「それで、この悪魔はこれからどうするの?」

「そうだな、我もそのことは考えてはいないが、野放しで良いのではないか?」

「それは止めてください。 悪魔は見つけたそれで討伐にされるようになります。犠牲者が増えてしまいます!」


 ギルドマスターは必死だ、今解放して、もし息子が見つけて挑みかかっては命は無いだろうから必死なのだろう。


「うーむ」


 これは、結構後処理が大変かもしれない。


 








 

 誤字脱字、感想をくれたら嬉しいです。

 ……もっと速く投稿しろって話ですよね。

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