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Heart of 6 〜赤と譲渡〜  作者: 十ノ口八幸
二章~交渉決裂と戦争準備~
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二章~三つの道筋(経過)二~幕間と見解3

ふふ。ふふひ

なんじゃいそんなに悲しかったのか目に涙を溜めて

あっ、そうじゃねえよ。まさか戦地をああも簡単に蹂躙するとはいやはやどうして俺は勝てたのかね

油断したのじゃろ

どっちかというと俺を神聖視していたよな。ジジイが中に存在してたから

ほう。たしかにの。が。それを抜きにしても主はあの総主を殴り倒したではないか

まあそうなんだが、必要だったしな。はてさて。話はここまでにしてどう見る

逃げたな

逃げてねえ

不毛だな

不毛だろ

そうか。では先の質問だがの。あれほどの影響を薬効一つで与えるなぞ聞いたことはないぞ

ふうん

なんじゃいその目は

いんや。含みの。と思っただけだ。他意はあるがな

あるのかい

はは。話が反れるな

そうじゃな

でだ、俺って忘れてたのか

ほほ。それを聞かれてもな。我には解らぬよ

そうか

しかしのあの島は別段何が有ったわけでない。そうであろう

だな。が面白い縁はあったろ

ん。あったか

ほれあの二人だよ

んん。二人とな

そう。あの。あ。名前知らねえ。てか聞いてないし

そうか。で反れそうなのだが、二人と言うなればあの娘子かの

おう。まさかあんな場所でしかも何かの理由かで地位が落ちてたよな

くく。それに同情したのか

ああ。あれはまあ。聞くに耐えない。みたいな

かか。そうかい。してあのメガネ。幾つの調合法を所有しておるのか

それに関してのなんて見たことないぞ

ほほ。あるじゃろうが此処にの

ああ。そういうことか

それにしても引き渡す者を実験台とするなどある意味凄いの

ん。そうだな。普通はしないだろうが、まあ思考が狂ってるからな

はほ。確かに

確かに。じゃねえよ。真実を受け入れても尚だ。根元にはあれが根付いている。そう簡単には変えられるものじゃない

真実か。たしかにの。だが、お主を今でも崇めているであろう。それも通して我を見ておる。くく。なまじ深く潜り邂逅したのだ。否定はできんよ

はあ。正直面倒なことだよな。元、とか言ってるが止めてもらいたい

そうだの。が、アヤツはそれに関しての言及はしておらんよな。どうしてじゃ

それはまあ無意識下での記憶共有というのかね。それでああ云われても納得して流してんだろ。たぶん

そうか

で結局四つ目てなんだろうな

ふむ。察しはつくが如何せん材料がの

答えには辿り着いても証明する材料がない。そういうことか

ふむ。しかしメガネの奴は何を目的に動いておるのやら。考えている物を手にしたところで不変不能なのだが

て事は。だ。現状は使用できなくても使用できる方法はある。て事だよな。良いのか放置して

そうだの。何れの時にでも聞いてみようか。くく。どの様な反応を示すのやら

はは。その時はまた面倒な事態に成っていないことを願うばかりだ

くふかっ。それは何かの兆しかの

いんやただの嫌味

ほうか。で回収した品を持って多数の戦場と化した島々での行動だが。其ほどに嬉々とするものか

本能というか完全なる趣味と今後のための実益だろう

今後のため、か。だが欠片は一つも手中に収めてはいなかろう。いや既に一つは手にしておったか。まだまだ時は満ちておらんが

そうだな。でだあの実験での薬効はねじ曲げる事か。一人は失敗してるよな。しかもあれは

云えるならば盗人かの

そして一点特化による安易な脱出。本来なら手詰まり袋小路彼の空間への単一同化。それを回避させるというのも

して説明には無かったが本来の戦場では同じく

おう、変異にして変容せしめる怪物が初点として周囲の戦場を力ずくで終わらせた。もちろん生きとしモノ無事なモノは皆無

そう可能ならばあの報告書も手元に寄せられたなら我の元へ

出来たなら

だが、お主はメガネを野放しにせぬように。あれは自身の為ならば全てを

敵に回してもか。まあ潰す気は今はない。終局に位置したときメガネの兄さんの深淵が何を見るかは不明。尚のこと全てを見通すなぞ気分の良いものじゃねえよ

そうか。では。此れくらいにして

そうだな


さて次に進めようか


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